XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・ファストレーン「スピードチェーサー」

2009-03-15 19:15:58 | スロットカー
今回は、ファストレーン「スピードチェーサー」のお話です。

トイザらスで発売されていたファストレーンのスロットカーをお持ちの方も少なくないのではないかと思います。このアーティンがOEM供給するファストレーンのスロットカーは、私も最も廉価な「パワーチェイス ポルシェ930」を持っています。このセットは、1/43スケールで、全長240cmの8の字レイアウトとコンパクトながら、クルマ2台にガードレール、橋脚、スタートゲートまで付いて1299円という驚くほどの安さでした。単1乾電池4本による走りも、決して悪くはなく、それなりに楽しめるものです。ラインナップは、これ以外にも2999円と3999円のタイプもありましたが、既に生産完了なのか、3タイプすべてを在庫している店舗は珍しくなっています。
そんな折、新たなセットである「スピードチェーサー ロードレーシングセット」が発売されました。このセットは、8の字を大きくストレッチした全長417cmあるもので、ファストレーンのスロットカーとしては最もオーソドックスで本格的な走りが楽しめるものです。クルマも、メルセデス・ベンツCLK-GTRとロックタイト・ゼクセルGT-R(R34)という嬉しいラインナップで、ラベルは自分で貼り付けるのですが、前者は20点、後者は36点、という懲りようです。このセットには、ガードレール、橋脚、スタートゲート、機械式ラップカウンターまで付いているのにもかかわらず、わずか1999円という以前のラインナップをも凌駕するような安さになっています。
ただ、残念なことに、「パワーチェイス」と「スピードチェーサー」のトラックに互換性はありません。「パワーチェイス」は、現在でも購入することができるアーティンの1/43のトラックとジョイント部分の形状が同じなのですが、「スピードチェーサー」の方は、もっとシンプルになっており、ジョイントしてから必要に応じてコースクリップで固定するようになっています。完全に同じ形状なのは橋脚で、ガードレールとコントローラーの形状や差込口は共用することができます。また、動力が単1乾電池4本から単2乾電池3本に減らされていますが、スピード的には問題ありません。これはこれで十分に楽しめそうですし、今後、ラインナップが拡充すれば1周の距離の延長もしやすそうです。