XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・ZENT CERUMO SC430(NINCO)

2008-07-27 13:41:41 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの27号車は、ZENT CERUMO SC430(NINCO)です。全日本GT選手権(SUPER GT)は、スロットカーの世界では長らく2004年で時が止まっていました。そんな中、ニンコが2007年12月にリブリーである宝山DUNLOP Zをリリースしたことから、トヨタの現行車種であるレクサスSC430発売の期待も高まりました。そして、2008年2月の「ニュルンベルク・トイフェア2008」で、ニンコがついにレクサスSC430を発表、長らく続いたSUPER GTの新型車不在に終止符が打たれることになったのです。そして、2008年5月8日、予定よりも少し遅れながらも、イギリスのMREにレクサスSC430が入荷、MRRCスケールオートのトヨタGT-ONE TS020とともに、注文しました。価格はスケーレクストリック・クラブの割引価格である£25.31、送料は2台セットで£12.50、1台あたり約6500円でした。
5月13日に着いたのは、ZENT CERUMO SC430です。ECLIPSE ADVAN SC430もあったのですが、レクサスSC430ならZENT CERUMO SC430かDENSO DUNLOP SARD SC430と考えていただけに、こちらにすることにしました。最近のニンコ車らしく、ボディデザイン、ペイント、タンポも良かったのですが、ZENTの特徴でもあるボディの半分を占める鏡面が、それではなくシルバーに塗られていたのが少し残念なところでした。それでも、走りはニンコ車らしい精度の高さで素軽く、アングルワインダーのNC-5モーターと12:32のギアの組合せは軽快で、リアアクスルもクルクルと回ります。磁石は、例によって車体中央寄りのボタンマグネットだけと弱いため、モーターの後方にバーマグネットを配すると、コーナーでも安定した走りを見せてくれます。そのため、マイカー中でもトップクラスにあるニンコのモスラーMT900RやフェアレディZ並みの走りが期待できました。
ところが、スロットカーズ・ヨコハマの富士スピードウェイで走らせてみると、コーナーで2車ほどの安定感がありません。新コンパウンドと思われるタイヤのグリップがわずかに低かったため、フェアレディZよりもしっかりとタイヤを削ってみたところ、タイヤは安定したグリップを得られるようになりました。しかし、まだ心もとない感じがします。どうやら、フロントのガイドが少し外れやすいことが原因と思われたため、フロントアクスルをほんのわずか上に上げるようにするとともに、ガイドの上がり具合を調整し、コーナーでの接地性を高めるようにしてみました。それにより、ニンコ車らしい安定したコーナリングが可能となり、9.1106秒までタイムを伸ばせるようになっています。後は、当たりがついて、8秒台をマークしているニンコの上位2台にどこまで迫れるかでしょう。
ちなみに、ニンコから、9月にDENSO DUNLOP SARD SC430をリリースすることが発表されました。ZENT CERUMO SC430と同時リリースなら良かったのですが、買うならtriple a ガイヤルドRG-3の方ですね。今年からtriple aのカラーリングが変更されてはいますが・・・。