先日からミニ編集会議を開いて、最下段のスペースにどんな記事を掲載するか相談していた「禅deさろん」6月月号。 上段は、なはさんが「花だらけ」と題して、茶花のこと、水指のこと、紫陽花のお菓子のことを6月らしい爽やかな記事にまとめてくださった。
👇 上段。
👇 中段。
👇 最下段。
下段には、7月恒例の「ルビーの会・誕生会」のお知らせと、KI新聞コラム欄「天地人」より作家内田百閒の逸話を載せることにした。
” 自宅の庭に茶室を建て「禁客寺(きんかくじ)」と名付けた。 江戸時代の狂歌を替え歌にし〈世の中に人の来るこそうれしけれ とは云ふもののお前ではなし〉と玄関に張り出した。… ” と書き出される。
” いつも多くの人に囲まれている人ほど、独りの時間を大切にしたくなるのかもしれない。持ち前のユーモアで伝えたつもりだろう。 それにしても「お前ではなし」という言い方はきつ過ぎたか。 腹を立てて帰る人もいたらしい。 晩年の随筆集『日没閉門』につづっている。 「お・も・て・な・し」を合言葉に海外アスリートの来訪を心待ちにしてきた人々の心境はいかばかりか。 東京五輪・パラリンピックの事前合宿地やホストタウンになっている自治体が「決行」か「中止」かの岐路に立たされている。” (中略) ” 百閒の替え歌を〈とは云ふものの「今ではなし」ともうひとひねりしてみる。 現実を冷静に見極める時かもしれぬ。 ”
👇 全体。
ようやく6月中に発行できそうだ。
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