Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

娘の出発

2012-04-06 | 日記・つぶやき

 9月末から3月まで、娘がNPO法人NAT(ネットワーク・アシスト・たかおか)に勤務していた。4月には帰国するとは思っていたが、マークの都合で急に4/5出発と決まった。まさかそんな早いとは思っておらず、私は、4/2.3の旅行を予定に入れていた。4/1のミニ同窓会(草の家)も急に決まったので、ゆっくり娘と過ごすのは前日の4日だけ。しかもやり残した用事がいっぱい。荷物作りもあるだろうし、優先順位を決める。

 1日、同窓会に行く前に、NATの事務所に寄った。書類手続きのことで用事があるとのこと。心配そうに出かけたが、なんと花束をもらって嬉しそうに帰って来た。代表のNoさんから直接もらったらしい。今は、キッチンの窓辺に飾ってある。
       

 4日、「万葉歴史館」へ行く。学芸員のSeさんに用事があるとのこと。折しも、春の特別企画展「万葉花ものがたり~桜」を開催中(4/15まで)。私は何度も来ているが、Seさんの解説が面白く、話に惹き込まれてしまう。娘は、屋上庭園に上がり、花木の写真を撮っていた。桜も開花しているようだ。来週あたりが満開だろうか?
           

 斎藤外科は諦めて、ツルヤさんの雛人形を見に行く。私は、木目込み人形を一式、娘は、内裏雛二対と、小ぶりの三人官女、五人ばやしを買った。手荷物に入れて持って行くと言っていたが、結局一対しか入らず残りは置いて行った。娘は自分のは段飾りを持っているので、お土産にするつもりだ。↓は、私用の木目込みの内裏雛、三人官女、五人ばやし。(トップは、大臣、仕丁も) これは、玄関にでも飾れるので私用に。
                

 4/5(水)朝どしゃ降りの中、大きな荷物を持って、5:05発のサンダーバードで発って行った。関空での乗り換え時間も少なく、搭乗するとの電話が来るまで心配だった。月末に、もう一度用事で戻る予定だが、新しい住所も決まり落ち着くことになる。
 昨年6月、突然戻って来て以来いろいろな出来事が重なり、久しぶりに娘と同居する楽しみと、拘束される生活の変化が半々で、苦労も多かった。寂しさと元の生活に戻る安堵感とが、やはり半々である。

 3月末だったか、「お母さん、冷蔵庫開けた?」と何度も聞いた。「うん、開けたけど?」と答えると黙っている。「なんか変わった食べ物が入っていたかな?」と不審に思いつつ、何も気づかず無頓着な私。
 2,3日目に、「ああ、コレ? いつから貼ってあった?」と、ようやく私が気付いたのが、↓の絵である。冷蔵庫の外扉にマグネットでド~ンと貼ってあったのだが、他にも生協のプリントなど貼りつけてあり、何度も開け閉めしているのに気付かなかったのだ。
     

 サンコーのぬりえのようだ。名前は書いてあるが、年齢はない。二人で大笑いをした。私が気付くまで黙って貼っておく娘。何度言われても気づかない母親。変な親子だと可笑しくなる。