Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

千保川・さくら・クルーズ(その1)

2012-04-21 | 高岡

 3月初めだったか、町内の回覧板で「千保川・さくら・クルーズ」を知った。それはまず、さくらカフェの食券申し込みから始った。初めてのイベントで、4/14,15(土日)に、一文橋~横田橋を舟下りすると言う以外は、乗船券などについては何もわからない。そこで、知り合いなどにいろいろ聞いた。「市民と市政」4月号にも載った。ようやくHPから手に入れた情報が、上のチラシと実施要項だ。

 高岡市内を流れる千保川(1級河川)は、「つなぎ川」と言われるそうだ。元々は庄川の本流で、庄川より大きかった。今は小矢部川に合流している。 
 遠く島根、鳥取、岐阜、福井から仕入れた鋳物の原料は、伏木浦に集積され千保川をさかのぼって金屋町へ直送された。これらの荷物を陸揚げし、塩釜などを船積みするために内免橋から横田橋にかけいくつも波止場があったそうだ。「中島」や「鴨島」は、川幅の広い千保川の島であり、わが「清水町」は川床だった、など、昔の千保川を想像すると楽しい。

 我が家の子どもたちが南星中学校に通学していた頃、千保川は生活用水が流れ込む汚い川だった。当時、学校の理科の先生達を中心に「千保川をきれいにする運動」が始ったと記憶している。その後、地元の人たちの清掃活動、小学生による鮭の放流、と地道な努力が続けられ、きれいな川に生まれ変わった。同時に沿岸の桜の手入れも進み、桜並木が復活したのが平成15年だそうだ。(↓の3年前の私のブログに、千保川桜並木が桜名所に、の記事が載っています) 

http://blog.goo.ne.jp/67kiyoh/e/6045c2d8d0ef8cf0a108bd676d6e724a

 さて、クルーズだが、初日14日9時出発の1番船しか空いていないと聞き、即座に4名申しこんだ。お茶教室の友人たちとである。当日は、残念ながら小雨、合羽ややアノラックを着て集合した。初めての試みとて、お世話をされる方たちはご苦労が多かったことだろう。
 8:20 木津彩都公園(アクトス裏):実施されるのかどうかと言う面持ちで集まった係りの人達。まだ準備中だ。桜は5分咲き。
      

 雨も徐々に止んできた。受け付けが始まる。1番乗りだ。客の中にも、スタッフの中にも知り合いの顔が…。
      

 受付がすむと、マイクロバスに乗り込み乗舟場の「一文橋」へ行く。昔、渡るのに一文取ったと言う橋だ。橋の下流右岸が乗り場になっており、川面まで仮設の階段が作られていた。一人1本ずつのオール(バドルと言うそうだ)が並んでいる。え~ッ クルーズって、自分で漕ぐの?
      

 インストラクターの指示に従い、救命具をつける。乗る舟は、”eボート”と言うゴムの舟らしい。
      

 川面に、赤いスマートなゴムボートと、赤い法被の船頭さんが見えた。
      

 さあ、いよいよ乗り込むぞ!
      

 皆、ワクワクしてテンションが上がっています。続きは、明日また。