8月21日(日)午前11時より、初代橘橋を架けた福島邦成の住んだ福島邸へ行った。
今日から解体工事が始まるのに合わせ、家のシンボルとも言うべき、「鬼瓦」の取り外しを福島邸のお別れイベントとして催したものだ。
平屋建てではあるが、屋根に登ってみると高い・・。マンションの2階よりも高かった。
近くで見る鬼瓦は、美しく重厚に感じた。ちなみに鬼瓦を調べてみると「鬼瓦は建物のシンボルで、また古くから棟端を神聖な霊所として守護してもらう事を目的に据え、厄災よけのデザインや、家紋を入れるもの、鬼の面を形どったものなどがある。また鬼の面でないものも鬼瓦と呼ぶ。」と書かれていた。
(現、当主福島氏と関係者による取り外しの様子)
福島邦成について、知ったのは21年前。これまで福島邸にあった「福沢諭吉」の額をなんでも鑑定団に出品させていただいたこともあった・・。幾度かこの家でお酒を酌み交わしたこともあった。お別れ見学会では、「橘橋と福島邦成」の紙芝居を上映した。
思えばあっという間だ。
(このように組み合わせれているんですね)
いくつ「橋渡し」しただろう、そしてどれくらい「橋渡し」されただろう・・。
さまざまな方々との出会いの中で、志をもって生きていくこと、故郷を大切に思うこと。そして仕事やさまざまな活動を通して、地域や人にできること・・。よく考えていくことが大切なことを改めて考えさせられた。
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