九州街道の道筋にあって参勤交代の列が通った西田橋は、城下の玄関口として藩の威光を誇示した橋で、岩永三五郎の代表作。石橋への架け替えの際にも、由緒ある橋として木橋時代の青銅製擬宝珠をそのまま使い、丸柱の精巧な高欄とするなど、他の4橋に比べて約3倍もの建設費がかけられたと言われています。
1846年(弘化3年)架設。橋長:49.5m・橋幅: 6.2m。4連アーチ橋。県指定有形文化財。
1993年(平成5年)8月6日の鹿児島大水害(8・6水害)によって新上橋と武之橋が流出。その後、結局残りの3橋を2,000年(平成12年)に開園した石橋記念公園に、玉江橋、西田橋、高麗橋が移設保存されています。
何度見ても、その美しさに打たれます。この写真は2010年10月に訪問時に撮影したものです。
桜島のある風景に、みごとにマッチしています。
この石橋公園には、たくさんの資料が展示してあり、半日ゆっくり過ごすことができます。
ぜひぜひ訪れてくださいね!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます