蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

エンドレスサマー

2008-08-11 17:49:53 | Weblog
ただいま奥さんの実家に帰省中の燕。です、みなさんこんにちは。

のんびり過ごそうかな、と思っていたら、朝からお客さんの電話で怒られました。

営業は大変です(笑)。

金曜日には戻るので、それまでマクロスとかコードギアスの感想はおやすみです。

お墓参り行ったり、プール行ったり、オリンピック観たり、のんびり過ごす予定です。

お客さんからの呼び出しがなければ、ですが(笑)。
#そしてこの文章は冒頭に戻ってエンドレスループ。#終わらない夏休み。
#それはそれで有り、だなぁ。

コードギアス 反逆のルルーシュR2 第17話『土 の 味』

2008-08-08 12:05:49 | コードギアスR2
ここでまさかのふりだしへ戻る的展開。

コードギアスの第1期ではもう少しでユフィと手をつなぐ、というシーンまで行って、その直前でギアスの暴走によってすべてを失ったけれども、R2になってからは、いくつかの修正要因をきちんと押さえつつ、ユフィの後を継いだナナリーの言う、優しい世界へと少しずつルルーシュのマインドも変化していったはずだったのに・・・。

シャーリーの退場、スザクとの決別、この2つのイベントの大きさは計り知れず、いったんは作中の答えに肉薄しておきながら、またしてもここでふりだしへ。

皇帝もいろんな意味で復活したっぽいし、シュナイゼルはギアスの正体に気がついて、彼曰く「カードが揃った」状態に、そしてルルーシュは優しい世界ではなく、自分が裏切られたことにより、誰も信じない方向性へと進んでいく。

スザクはフレイア=核を持って日本を戦場に。

ルルーシュも振り出しに戻ったけれども、そういう意味ではスザクも振り出しへ。

本人はそんな意図は無かったのに、という点ではルルーシュと同じ。

同じ座標に戻した、という意味なのか・・・。

振り出しに戻すことによって、明確に答えが近づいてきているところもあって、ルルーシュはゼロの仮面やいろんな側面を捨てるというクライマックス的な意味や、スザクについては、これまでどちらともとれない煮え切らない態度でズルズル来ていた(ユフィが希望だったがそれも失われた)状態から、結局君たちはいったい何なんだ?というもろストレートで深い問いかけになるのかな。


■振り出しへ

もう一番書きたいことは書いちゃったのですが、振り出しに戻ったことで、逆に問いかけになっていて、ゼロとかいろんな側面がチャラになるというのと、スザク的には煮え切らない八方美人タイプがいったい、あなたは誰なんですか?といわれちゃうところがポイント。

ゼロという仮面は嘘をつくギミックなんだ、というのを言葉で現したのは面白かったですね。
これって、これまで明示化されないんだけど、見てる方もああ、そういうことだよね、と何となく理解しながら見ていた部分。
これが明らかになるってことは、嘘をつく必要がない、嘘をつけない状況になる、ということ。

なんとなく最終的には、多面性があったっていいんじゃない?それで救われるものもあるんじゃない、というかそもそもそこに良い悪いの判断は受け取る側の判断でしょう?君はその中でその意味をどう捉える?という感じになるんじゃないかとも思ったりします。

ルルーシュとスザクの共闘、というのは今回ぎりぎり実現しなかったので、演出的には次に手をつなぐシーンがあれば、そこはある意味クライマックスなんでしょうね。
持ち越しです。


でも振り出し、という点で色々妄想したこともあって、究極の振り出しってなんだろう?という点で考えると、コメント欄でもこういう予想はどうか?みたいなので、アーニャが本当のルルーシュの妹で、ナナリーは実の妹ではなかった、が実現するとなるとこれまた究極の振り出し策だな、と。

振り出しに戻すってことは、ある意味作中テーマをもう一回考えるところだから、よりシンプルになって、実際の状況としては答えに近づいている場合もあるかなと思うわけです。

そういう意味で、ルルーシュが反逆をする一番の原点、それはナナリーの存在なんだけれども、そのナナリーが実の妹ではなかった、例えばそれがギアスによるもので、ルルーシュもナナリーもそういう風に思わされていた、とするとまた面白いよね。
#アーニャがナイトメアフレームのラウンズという点だけ取れば、マリアンヌの血を引いている、とも取れなくもない。
#髪の色がピンクだから微妙だけど、ユフィとかコーネリアさまとか、そっち側の人の髪の色はそんな感じだしなぁ・・・。

シャルルはマリアンヌのことが好きだったっぽいから、その辺の過去も気になるなぁ。
#シャルルがマリアンヌとC.C.を見ながら、人の嘘がどう、とか言っていたのも気になるし。

そんな妄想振り出しになったら、そのときルルーシュがどう考えるのか?というのがまた見てみたい気がしますね。

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1/35 メカニックコレクション 紅蓮弐式




マクロスF 第17話 「グッバイ・シスター」 感想

2008-08-03 16:35:29 | マクロスF
ランカ・リーのファーストライブ・リベンジよりも、オズマ・リーによるオズマ・リーのためのステージだったんじゃないかとさえ思える第17話「グッバイ・シスター」。

それにしても、序盤からもう「グッバイ・オズマ」みたいな雰囲気醸し過ぎてて、ついにこの時が来ちゃうの?という感じで、最後なんかウルウルしながら見ていたんだけれども、いやー、これはこれで良かった、良かった。
#ズッコケオチができるかと思ったよ、最後。


■リー兄妹

何か、あれだ。
オズマにとってのランカ、というのは単なる妹という存在だけじゃなくて、守ろうとして守れなかった人たちへの贖罪や、心を失うほどショックを受けてしまったランカと同じく、オズマもショックを受けていて、せめてこの子だけは、という思いと、ランカを立ち直らせることや幸せを与えることで、オズマ自身も深い傷を癒していた、そういう存在だったのかもしれないですね。

パインケーキを一口食べて、おいしくないといいつつも、そこでランカの目の色に生気が戻ってお兄ちゃん、と叫ぶシーンはやっぱり良かったですよ(涙)。

だから、ランカが独り立ちする、ということ=ランカが(まだまだ心の傷はあるけれども)つらいことがあっても、兄が手を出さなくても進んでいけるようになった、兄としての役目も終わった、ということなんでしょうね。

キャシーと分かれたのもその辺の時期なのかもしれないけれども、逆にその分キャシーとのよりが戻る、ということがあってもいいかも。
#レオンは明らかに怪しい&小物っぽい。そして何よりオズマも幸せになって欲しいしね。
#ものすごい主観的感想ですが(笑)。

というのも、兄としての(というより親?としての)最初の役目を終えたからこそ、吹っ切れて、惚れた女も全部守る、と啖呵を切った、と考えても面白いかも。


それにしても、オズマ・リーには色々と最初から死亡フラグが立ちまくってたじゃないですか。

・スカル小隊の隊長(ロイ・フォッカーの機体ともカラーリングまで一緒)
#この一言で相当死亡フラグなんだけれども、管制官が(元)恋人、主人公の兄貴分、エースパイロット、と初代を見ている人には最初からロイ・フォッカーを想起させる要素がたっぷり。

・兄貴役で声優が小西さん
#兄貴といえばグレンラガンのカミナが代表的。
#忘れがちだけれどもガンダム00ではヨハン・トリニティでお兄ちゃんだった。

まあ、ストーリー関係なく、この2点があれば、十分危険なわけですよ。

で、最後にランカのコンサートで「星間飛行」を聴きながら、いい歌だ、とか言いながら眠るようにって、うわーん、これロイ・フォッカーっぽいよ!とほぼ涙目になってました。
ああ、この時がきちゃったのかって。

そしたら、死んでないし(笑)。

いやー、良かった、良かった。
マジで。

まだ早いよ、オズマさん。

ということで、今回、本当にオズマ・リー劇場でした。

ちなみに僕はマクロス7は見たことないけれども、劇中でかかっていたのはマクロス7の曲ですよね。
#オーディオのディスプレイに表示されてたし、小説版でもオズマが熱気バサラがどうこうってちらっと言ってたし。

ちなみに「星間飛行」は聴けば聴くほど良い曲ですねー。
作詞がなんと、松本隆さんですね。びっくり。
つか、納得。
80年代アイドルを意識して作られた曲だし、あの作詞は松本隆さんにしかできないだろうな、と思わせます。
歌詞解説のインタビューがあったんだけど、それを読んで凄い納得。
作詞家さんはむっちゃ言葉を選んで考えて作ってる。
#個人的には曲名は「星間飛行、キラ」でも良かったと思います。

星間飛行

キラ☆

■バジュラ

うそーん、脱皮とかしちゃうの!?

すげーな、学習機能と適応機能が備わってるんだ。

これは考えすぎかもしれないんだけれども、作中テーマの裏テーマみたいので、資本主義についてネガティブに表現されているところがあって、その行き過ぎの例としてはマクロス・ギャラクシーが描かれている&たぶんモラルハザードも含めて、と思うところがあって、今回のバジュラの脱皮が意味するところは、生存競争の果て、つまるところ、(資本主義的な)競争に次ぐ競争の果てに辿り着くところはいったい何?何も残らないのでは?という危惧の提示、という風にも見れなくもない。
#個人的には偏った描き方は好きじゃないから、どうせやるならバランスを意識して欲しいと思うけど。

逆に言うと、これで開発競争の末に見える未来には限界があって、死ぬほど競争した挙句、片方の消滅or両者殲滅の未来しか残されていない、という暗喩と、そうじゃなくて、(初代マクロスが最終的に歌(心に訴えかけるもの)によって)共存を目指したように、バジュラとも何らかの共存関係を示していかないといけない、という暗喩になっているのかもしれない。

個人的にはもちろん後者の暗喩であって欲しいけれど。

現時点では、アルトが投げた紙飛行機を(ランカのペットの)愛くんが叩き落して、しかも食い破られる、という人類の現時点での未来を予測するような比喩がなされていたわけなんですが。

そもそも愛くんって何者?というのもあって、バジュラの幼生とか、そういう感じが無きにしも非ず。
#ランカの声優さんは愛と書いてめぐみさんなんだけど、愛というキャラを出すことによって、ランカとの相似性、もうひとつのランカ(バジュラ側)、という意味を持たせている、と深読み・・・し過ぎか。

愛くんが巻き起こすアクシデント・ハプニングからランカがバジュラとかと板ばさみになる、という展開があって、現時点では、アルトたちが助かるなら歌う、というモチベーションに変化が起きる、というのはいずれありそうな気がするなぁ。

フォールド・クォーツはバジュラの体内で生成される、フォールド波を発生させる物質なのかな?
ランカには遺伝子レベルでそれが組み込まれてそうな感じもあるし、まだまだ謎だらけ。

ビルラー氏のスタンス、ギャラクシーサイドのスタンス、いまだはっきりとは分からず。

この辺のごちゃごちゃや、諍い、打算、なんかを全部吹っ飛ばして、人々を感動させる歌、それこそランカとシェリルのダブル歌姫が歌い上げることによって、争いによる殲滅じゃなくて、宇宙での共存の道へ活路を開いてくれると最高なんだけどなぁ。

というわけで、ミシェルは早くあのカプセルの謎を解明するように。

つか、クランって大学生だったのね。
専攻は生物学とみた。
#趣味が虫取りらしいので(笑)。
#それとも虫取りはバジュラ退治とかけてるのか?

いやー、クラン、可愛いね。

マクロスF(フロンティア) 1 (Blu-ray Disc)

ブルーレイ版、ゲットしました。でも、まだブルーレイレコーダーをゲットしてません(笑)。

マクロスF(フロンティア) 2(blu-ray Disc)


DX超合金 マクロスF(フロンティア) VF-25Fメサイア(アルト機)

やばい、これは買ってしまいそう。2008年11月発売だそうです。