蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

くれぐれも

2006-06-27 01:52:57 | コミックス 感想
最近では『桜蘭高校ホスト部』を既刊8冊購入したり、『BLACKLAGOON』を既刊5冊購入したりと、本を売ってもすぐにその数を越えてしまうという有様。
さすがにそろそろ本棚がピンチなので、こんなとき「ゲートオブバビロン」があれば、などと真剣に思います(ヲイ)。

さて、そんな本棚の状況などおかまいなしに、そして、自分のおかれた仕事の状況の忙しさなどおかまいなしに、しれっとコミックスは増えてゆくのでした。

ということで、最近購入したコミックス=かばんの中に入っているコミックスはこんな感じです。
#いや、社会人のかばんの中じゃないだろう、明らかに。

のだめカンタービレ 第15巻


はい、待ちに待っていた「のだめ」の最新刊。
僕はこの「のだめ」が大好きで、今回は個人的お勧めマンガの特集を忙しくてやるタイミングを逃しちゃったわけですが、もしやっていたら、間違いなくこの『のだめカンタービレ』が第1位になっていたと思います。それくらい大好き。
#そして第2位は『おおきく振りかぶって』であったでろうことは自分の中ではほぼ間違いなし、なのです。

「こんなに笑えるクラシックマンガは無い」というのが宣伝文句ですが、ただ笑えるだけではない、というのがポイントですね。
つか、むしろ感動して泣けるよ!!というところもたくさんあるし、基本的に音楽に対する温かい情熱がしっかりと感じられるところが最高に素敵なところだと思うんですよね。
その音楽に対する情熱で笑って泣いて、そして楽しんで欲しい、そういう1冊でございます。

本編ではのだめの成長がばっちりと描かれていて、千秋→のだめ→千秋→のだめ、みたいな交互の成長物語がやっぱり留学編に入ってからより顕著になった感じです。
しかも、サブキャラの成長もしっかりと描かれるのがこのマンガのポイントなんで、その辺もばっちりぐっときますよ。

ああ、いきなり1本目から飛ばしてしまった(笑)。


絶対可憐チルドレン 第5巻


「絶チル」も5巻まで来たんですね~。つか、まだ5巻だっけ?という印象すらあります。
本編は安定して面白いんですが、特に薫がやきもちやく回は面白かったですね。
つか、個人的には巻末のおまけ設定が一番面白かった(笑)。
皆本が完全主人公ってパターンがあっても面白かったかもしれないっすね。
#いや、むしろあのツインテールの娘を出すべし(そっちかよ!!)
源氏物語から名前を取っているだけに、個人的にはもっと(さらに)皆本がハーレム状態でも良いような気がするんですけどね。
#と思ってたら本編では下は小学生から上は○○才までと、めっちゃ幅広いやんけ!!


エア・ギア 第14巻


大暮先生中毒の僕がエア・ギアのコミックスを買わないわけがなく(でも限定版は買ってない(ファン失格))、既に何度読んだか分かりません。
#つか、あれだ、読むっていうより、あの絵を堪能するって感じに近いな、うん。
それにしても枢(くるる)登場から一気に周りが動き出した感じがして、大暮先生流の展開ワープ的なところもありますが(つか、それでも良いのです)、やっぱりあのスピード感は凄いよね。
今回は特にドクロバッタの人とアイオーンが月をバックにしてバトルするシーンは必見って感じですね(たぶんマガジン掲載時も同じこと言ってた気がする)。

で、ドクロバッタの人がエミリの頭をくしゃっとするシーンは覚えていなくて、あれ、この人も実は……なんて思わせる感じでしたよね。
とにかくマガジン掲載時だと、シムカがあんなことになったこともあって、ドクロバッタの人やオームさんなんかも、残虐非道極まりない感じだったんですが(いや、実際そうなんだけども)、なんつーか、それだけじゃない、ある地点でパタリと悪役ポジションからひっくり返りそうな大暮節が炸裂しそうな感じですね。

やっぱりエア・ギアも単行本でまとめて読むとスピード感というか密度が増しますね。


天上天下 第15巻


大暮先生の密度!!と言ったらやっぱりこっちかもしんない(笑)。
もうすっごい。

つか、どこにいくんだ、否、どこまで行くんだ!!

でも、それでも着いてきます!!みたいな。
#やっぱり大暮中毒ですから、自分。

コミックス派なんで、今回15巻を読み終わった印象がほんとに「どこまで行くんだ!?」だったんですが、何度読んでもそう思いますね(笑)。
いやー、でも何かもう、大暮先生、好きにやっちゃってください、着いてきますからって感じですよ、ほんとに。

つか、江戸時代かよ!!
#ほんとぶっ飛んだ(僕が)。


ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典


コミックスではありませんが、これも何度も読んじゃったです。

つか、「戯言シリーズ」を読んだ人なら、この辞書は買うべし!!うん、買っとこう。

それに尽きる(それだけかよ!!)。

だって、それ以外にいえないんだもん……。

あ、そういえば、西尾維新先生が「戯言シリーズは順番どおりに読まなくても何とか大丈夫なように配慮したつもりだから、誰か逆から読んでくれないかな」みたいなことを書いてたんですが、もう一歩踏み込んで、この辞書から読み始めたらどうなるだろうか?とそんなことをふと思ってしまいました。

……でも、やっぱり最初から読むことをお勧めしますね。

あと「戯言一番」はあの屋台のやつも入れて欲しかったっす。

西尾先生の『デスノート』ノベライズも楽しみですね。

* * *

とまあ、おおよそ社会人のかばんの中とは思えませんが、これから社会人になられる方はこんな人にはならないようにくれぐれもご注意くださいませ。