エンディング曲「trust you」が非情に切なく胸に響いた第20話「アニュー・リターン」。
アニューは最期の瞬間、イノベイターとか上位種とかそういうのを関係なく、ただ愛するライルのもとへ戻った、そういう意味でのアニュー・リターンだったと思いたい。・゜・(ノД`)・゜・。
非情に切ない。・゜・(ノД`)・゜・。
ライルとアニューは可能であれば最後まで生き残って欲しいカップリングだっただけに、今回非情に切ないです。
分かり合えていたけれども、それでもこの戦いの中では結ばれなかった二人。
だからこそ、アニューの最期の瞬間に響く「I love you, I trsut you」のエンディング曲にぐっと来てしまう。
いやー、これほんと切ないわ。・゜・(ノД`)・゜・。
最期のライルとアニューの「対話」はダブルオーが見せたささやかな贈り物。
自由意志を奪うというリボンズの支配から、刹那とダブルオーが一瞬だけアニューを解き放って本当の「対話」を届けたというのが憎い演出です。
今回非情に切ない結果に終わってしまったのだけれども、アニューの最期から、残り話数も少ないながら何となく直感的に分かってきたようなところもありました。
リボンズの「対話」がどこにあるのかはまだ分からないけれども、可能性の話だけであれば、今回のアニューの自由意志を奪う(そういう意味ではルイスの自由意志も実は奪われたまま)という行動は、以前ティエリアが使用したトライアルシステムと同じで、ヴェーダにリンクするシステムを利用するものの自由を剥奪することができる行為に似ている、とも思えます。
自由意志の剥奪、というのはこの物語におけるテーマの対極。
本来ならば、苦労に苦労を重ねて相手を理解していく、そうして得ていくもの、相互理解を成し遂げていくところに価値を見出していく、というのがひとつのテーマであるのに対し、この自由意志の剥奪、というのはコミュニケーションすらいらない、くらいの対極にあるわけです。
リボンズは他のイノベイターですら真のイノベイターではなく、自分こそが真のイノベイターであり「神」であると言う訳です。
それは他のイノベイターの自由意志を剥奪することができるほどに「神」だ、と。
#リジェネがおびえているのは自由意志を剥奪されることなのかも。
#そういう意味でリボンズは他のイノベイターよりも上から目線なんだよね。
#個人的には今回の表現から、(アニューの分身たる)リヴァイブあたりもリボンズに異を唱えてくれると面白いけど。
アニューだけじゃなく、ルイスも(第1話からそういう描写があったけれども)自由意志を剥奪されていて、彼女は人間でありながら、イノベイターになる第1号であるとリボンズは言うわけじゃないですか。
ひょっとしたら、赤いGN粒子を浴びて、その段階から薬なり外科手術なり何なりをすると、(刹那もそうなんだけど)脳量子波が使えるようになる、とかそういうことがあるのかもしれないけれども、イノベイターとして生まれなくても、後天的に脳量子波を使えるようにはなる、ということなんだよね。
ここから妄想がかなり飛躍するんだけれども、赤いGN粒子を全人類規模で被爆させて選別して、選ばれた人間をイノベイターとして、一度イノベイターになったなら、今回のアニューやルイスのようにトライアルシステムみたいに、自由意志を剥奪することができる。
そうなれば文字通りリボンズは「神」にも等しい存在になりうるわけで、全人類がリボンズの支配下にあるならば、紛争も起きない。
イノベイターは脳量子波を使って「対話」をするけれども、リボンズのいのままに動くとしたらもう「対話」ですらなくなるよね。
#かなり飛躍した妄想だけど、全人類にトライアル「審判」を下す、というのも「神」ならありうるかなぁ・・・、なんて。
そんな「神」にも等しい存在であるイノベイターが、人間と同等になるのが我慢できない。
それがリボンズの本音なんだろうね。
だからアニューがライルを選んだことが許せなくて、彼女の意識を剥奪してしまった・・・。
#逆にアニューは最期の瞬間はイノベイターでもなく、女性としてライルを選んだというのがかっこいいところなんだよな。
自分より下だと思っているものが、自分の理解を超えることをすることを許さない。
何故なら怖いから。
理解できないから。
だからトランザムやツインドライヴが許せない。
何故なら理解できないから。
自分より下だと思っている人間がそれを託されたから。
それが理解できなくて、認めたくなくて、怖いから。
これがリボンズの本質のような気がするなぁ。
でも、そんな自由意志すら剥奪するリボンズの支配を打ち消したのは、他でもないそのトランザムであり、ツインドライヴが描く無限大=∞の輪の光だったわけで、そこが実は一番かっこよく、ダブルオーこそが最後の切り札たるゆえんなんだ、というのは今回はっきりと認識できたような気がするなぁ。
刹那はアニューの場所を特定できたように、徐々にイノベイター化?が進んできて、新たな段階に入っているのかもしれない。
そんな刹那とダブルオーが、そしてその刹那が想いを向けるマリナ姫あたりがやはりこの物語的にも最後の切り札になるんじゃないのか、と思うんだけどね。
あと、アニューとライルは分かり合えていたけれども、それでも自由意志を剥奪されて結果的に結ばれなかった。
#逆に結果的には結ばれたのかもしれないけれども、good endを迎えることは出来なかった。
じゃあ、ルイスと沙慈はいったいどうなるのよ?
というのが視聴者的にも、物語的にも気になるところで、そこがクライマックスを迎えるに相応しいシーンになってくるんじゃないか、と思うわけです。
セルゲイとアンドレイは、「対話」を避けてしまったところに物語の分岐点があって、結果その溝を埋めることができずbad endとなってしまった。
アニューとライルは、「対話」も成立して分かり合えていたけれども、good endを迎えることができなかった。
#アニューが生来のイノベイターで、ヴェーダとのリンクも関係したかもしれないけれども、そこを断ち切ることができなかったということはあるかもしれない。
#でもヒントはあって、ダブルオーの光がリボンズの支配を打ち消した、というのはクライマックスへ向けて、もっと大きな展開でリボンズの支配を打ち消すシーンがあるかもしれず、そこがあるとするなら相当しびれる展開になりそう。
こうしたIFというか、分岐点を考えるに、まだいくつかのIFがあるかもしれないけれども、そうしてルイスと沙慈の小さいな物語のクライマックスへ突入していくんじゃないかと思うんですよね。
もう、この二人が幸せになってくれないと、やってられないよ。・゜・(ノД`)・゜・。
残り話数も少ないけれども、一つずつ個人にスポットが当たっていくというのはかなり盛り上がりそう。
僕は最後までルイスと沙慈、そしてマリナ姫と刹那というダブル主役を軸に、このダブルオーを観て行きたいと思います。
それにしても今回、ほんとに切なかった。・゜・(ノД`)・゜・。
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アニューは最期の瞬間、イノベイターとか上位種とかそういうのを関係なく、ただ愛するライルのもとへ戻った、そういう意味でのアニュー・リターンだったと思いたい。・゜・(ノД`)・゜・。
非情に切ない。・゜・(ノД`)・゜・。
ライルとアニューは可能であれば最後まで生き残って欲しいカップリングだっただけに、今回非情に切ないです。
分かり合えていたけれども、それでもこの戦いの中では結ばれなかった二人。
だからこそ、アニューの最期の瞬間に響く「I love you, I trsut you」のエンディング曲にぐっと来てしまう。
いやー、これほんと切ないわ。・゜・(ノД`)・゜・。
最期のライルとアニューの「対話」はダブルオーが見せたささやかな贈り物。
自由意志を奪うというリボンズの支配から、刹那とダブルオーが一瞬だけアニューを解き放って本当の「対話」を届けたというのが憎い演出です。
今回非情に切ない結果に終わってしまったのだけれども、アニューの最期から、残り話数も少ないながら何となく直感的に分かってきたようなところもありました。
リボンズの「対話」がどこにあるのかはまだ分からないけれども、可能性の話だけであれば、今回のアニューの自由意志を奪う(そういう意味ではルイスの自由意志も実は奪われたまま)という行動は、以前ティエリアが使用したトライアルシステムと同じで、ヴェーダにリンクするシステムを利用するものの自由を剥奪することができる行為に似ている、とも思えます。
自由意志の剥奪、というのはこの物語におけるテーマの対極。
本来ならば、苦労に苦労を重ねて相手を理解していく、そうして得ていくもの、相互理解を成し遂げていくところに価値を見出していく、というのがひとつのテーマであるのに対し、この自由意志の剥奪、というのはコミュニケーションすらいらない、くらいの対極にあるわけです。
リボンズは他のイノベイターですら真のイノベイターではなく、自分こそが真のイノベイターであり「神」であると言う訳です。
それは他のイノベイターの自由意志を剥奪することができるほどに「神」だ、と。
#リジェネがおびえているのは自由意志を剥奪されることなのかも。
#そういう意味でリボンズは他のイノベイターよりも上から目線なんだよね。
#個人的には今回の表現から、(アニューの分身たる)リヴァイブあたりもリボンズに異を唱えてくれると面白いけど。
アニューだけじゃなく、ルイスも(第1話からそういう描写があったけれども)自由意志を剥奪されていて、彼女は人間でありながら、イノベイターになる第1号であるとリボンズは言うわけじゃないですか。
ひょっとしたら、赤いGN粒子を浴びて、その段階から薬なり外科手術なり何なりをすると、(刹那もそうなんだけど)脳量子波が使えるようになる、とかそういうことがあるのかもしれないけれども、イノベイターとして生まれなくても、後天的に脳量子波を使えるようにはなる、ということなんだよね。
ここから妄想がかなり飛躍するんだけれども、赤いGN粒子を全人類規模で被爆させて選別して、選ばれた人間をイノベイターとして、一度イノベイターになったなら、今回のアニューやルイスのようにトライアルシステムみたいに、自由意志を剥奪することができる。
そうなれば文字通りリボンズは「神」にも等しい存在になりうるわけで、全人類がリボンズの支配下にあるならば、紛争も起きない。
イノベイターは脳量子波を使って「対話」をするけれども、リボンズのいのままに動くとしたらもう「対話」ですらなくなるよね。
#かなり飛躍した妄想だけど、全人類にトライアル「審判」を下す、というのも「神」ならありうるかなぁ・・・、なんて。
そんな「神」にも等しい存在であるイノベイターが、人間と同等になるのが我慢できない。
それがリボンズの本音なんだろうね。
だからアニューがライルを選んだことが許せなくて、彼女の意識を剥奪してしまった・・・。
#逆にアニューは最期の瞬間はイノベイターでもなく、女性としてライルを選んだというのがかっこいいところなんだよな。
自分より下だと思っているものが、自分の理解を超えることをすることを許さない。
何故なら怖いから。
理解できないから。
だからトランザムやツインドライヴが許せない。
何故なら理解できないから。
自分より下だと思っている人間がそれを託されたから。
それが理解できなくて、認めたくなくて、怖いから。
これがリボンズの本質のような気がするなぁ。
でも、そんな自由意志すら剥奪するリボンズの支配を打ち消したのは、他でもないそのトランザムであり、ツインドライヴが描く無限大=∞の輪の光だったわけで、そこが実は一番かっこよく、ダブルオーこそが最後の切り札たるゆえんなんだ、というのは今回はっきりと認識できたような気がするなぁ。
刹那はアニューの場所を特定できたように、徐々にイノベイター化?が進んできて、新たな段階に入っているのかもしれない。
そんな刹那とダブルオーが、そしてその刹那が想いを向けるマリナ姫あたりがやはりこの物語的にも最後の切り札になるんじゃないのか、と思うんだけどね。
あと、アニューとライルは分かり合えていたけれども、それでも自由意志を剥奪されて結果的に結ばれなかった。
#逆に結果的には結ばれたのかもしれないけれども、good endを迎えることは出来なかった。
じゃあ、ルイスと沙慈はいったいどうなるのよ?
というのが視聴者的にも、物語的にも気になるところで、そこがクライマックスを迎えるに相応しいシーンになってくるんじゃないか、と思うわけです。
セルゲイとアンドレイは、「対話」を避けてしまったところに物語の分岐点があって、結果その溝を埋めることができずbad endとなってしまった。
アニューとライルは、「対話」も成立して分かり合えていたけれども、good endを迎えることができなかった。
#アニューが生来のイノベイターで、ヴェーダとのリンクも関係したかもしれないけれども、そこを断ち切ることができなかったということはあるかもしれない。
#でもヒントはあって、ダブルオーの光がリボンズの支配を打ち消した、というのはクライマックスへ向けて、もっと大きな展開でリボンズの支配を打ち消すシーンがあるかもしれず、そこがあるとするなら相当しびれる展開になりそう。
こうしたIFというか、分岐点を考えるに、まだいくつかのIFがあるかもしれないけれども、そうしてルイスと沙慈の小さいな物語のクライマックスへ突入していくんじゃないかと思うんですよね。
もう、この二人が幸せになってくれないと、やってられないよ。・゜・(ノД`)・゜・。
残り話数も少ないけれども、一つずつ個人にスポットが当たっていくというのはかなり盛り上がりそう。
僕は最後までルイスと沙慈、そしてマリナ姫と刹那というダブル主役を軸に、このダブルオーを観て行きたいと思います。
それにしても今回、ほんとに切なかった。・゜・(ノД`)・゜・。
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