シュナイゼルはルルーシュの鏡のような存在、というのが僕が思ってきたことだったんだけど、ルルーシュが嘘をつくための装置としてゼロという物理的にも記号的にも仮面を使ったのに対して、シュナイゼル自身もやはり仮面をかぶっていて、ただしそれは物理的な装置など必要なく、シュナイゼルはシュナイゼルのままで嘘をつくことができる、仮面使いとしてはルルーシュよりも上にいる、という存在でした。
ルルーシュに代表されるように、コードギアスに登場するキャラクターたちは基本的に気持ちの一方通行化、つまり他人の気持ちよりも自分の気持ちを優先する(そういう風に極端に振ることで事象を分かりやすくする=記号化している)ようにできていて、その傾向がもっとも強く描かれているのが、ルルーシュとシュナイゼル、という形になっているんじゃないかな。
ルルーシュの仮面も分かりやすかったけれども、シュナイゼルの仮面もある意味分かりやすくて、二人とも他人はチェスの駒と同じように、こう動かせば、こう動く、だからこういう情報を与えてあげよう、というように、他人の気持ちがどうあれ、こうやればこう動くであろうという、自分の世界の想定のもとで駒を動かしている、気持ち的には一歩通行の人たちです。
それが今回シュナイゼルが言った、人はどうしようもなく理解しあえない、だから感情なんかいらない、システムで支配してあげることが一番平和的解決なんだ、という持論に行き着くわけです。
それはあくまでシュナイゼルの中だけの世界なんじゃないですか?
実はその世界は独りだけの世界であって、凄く小さい世界なんじゃないですか?
それってナナリーの言う、みんなが(他人に)優しい世界、とは対極にあって、相容れないものですよね?
という展開を期待したいところですが、対するルルーシュも基本的には同じところがあるので、ゼロレクイエムが何か?というのも気になるのですが、シュナイゼル的世界と同じ方向性でルルーシュが動くのか、それとも、何かが起こって違う方向性へ進むのか?というのがラストの見所なのかもしれないです。
その予兆としては、C.C.との会話で、もうナナリーのためだけに戦うわけにはいかなくなってしまった、とか、(おそらくフレイアに対する切り札になるであろう)ニーナに対する接し方なんかがヒントになるんじゃないかな、とも思うわけです(その辺はシュナイゼルとの違いとして描かれるかもしれない・・・)。
作風的にはたとえ万人から嫌われようとも、抑圧された世界から打ち破って外へ出ようとするブレイクスルー的なパワーみたいなのは凄く大事にしているような気がしているので、万人に嫌われる覚悟を持ってゼロレクイエムを敢行しようとするルルーシュとスザク、この二人をどういう風にラストまで描いていくのか、というのが僕的な見所ですかね。
ルルーシュに関してもそうですが、スザクに関してももう一段何か深堀的イベントが欲しいところなので、もう何回かピンチがあって、本当のブレイクスルーを迎える、という展開を期待したいなぁ。
#多分、ルルーシュとスザクという二人の関係性の物語として最後を描いてくれても僕的には嬉しいので。
それにしてもコーネリアさま。・゜・(ノД`)・゜・。
#コーネリアファンの僕としては泣ける。
#もう一花、咲かせてください。
■コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01 (Blu-ray Disc)
■コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume02 (Blu-ray Disc)
■1/35 メカニックコレクション 紅蓮弐式
ルルーシュに代表されるように、コードギアスに登場するキャラクターたちは基本的に気持ちの一方通行化、つまり他人の気持ちよりも自分の気持ちを優先する(そういう風に極端に振ることで事象を分かりやすくする=記号化している)ようにできていて、その傾向がもっとも強く描かれているのが、ルルーシュとシュナイゼル、という形になっているんじゃないかな。
ルルーシュの仮面も分かりやすかったけれども、シュナイゼルの仮面もある意味分かりやすくて、二人とも他人はチェスの駒と同じように、こう動かせば、こう動く、だからこういう情報を与えてあげよう、というように、他人の気持ちがどうあれ、こうやればこう動くであろうという、自分の世界の想定のもとで駒を動かしている、気持ち的には一歩通行の人たちです。
それが今回シュナイゼルが言った、人はどうしようもなく理解しあえない、だから感情なんかいらない、システムで支配してあげることが一番平和的解決なんだ、という持論に行き着くわけです。
それはあくまでシュナイゼルの中だけの世界なんじゃないですか?
実はその世界は独りだけの世界であって、凄く小さい世界なんじゃないですか?
それってナナリーの言う、みんなが(他人に)優しい世界、とは対極にあって、相容れないものですよね?
という展開を期待したいところですが、対するルルーシュも基本的には同じところがあるので、ゼロレクイエムが何か?というのも気になるのですが、シュナイゼル的世界と同じ方向性でルルーシュが動くのか、それとも、何かが起こって違う方向性へ進むのか?というのがラストの見所なのかもしれないです。
その予兆としては、C.C.との会話で、もうナナリーのためだけに戦うわけにはいかなくなってしまった、とか、(おそらくフレイアに対する切り札になるであろう)ニーナに対する接し方なんかがヒントになるんじゃないかな、とも思うわけです(その辺はシュナイゼルとの違いとして描かれるかもしれない・・・)。
作風的にはたとえ万人から嫌われようとも、抑圧された世界から打ち破って外へ出ようとするブレイクスルー的なパワーみたいなのは凄く大事にしているような気がしているので、万人に嫌われる覚悟を持ってゼロレクイエムを敢行しようとするルルーシュとスザク、この二人をどういう風にラストまで描いていくのか、というのが僕的な見所ですかね。
ルルーシュに関してもそうですが、スザクに関してももう一段何か深堀的イベントが欲しいところなので、もう何回かピンチがあって、本当のブレイクスルーを迎える、という展開を期待したいなぁ。
#多分、ルルーシュとスザクという二人の関係性の物語として最後を描いてくれても僕的には嬉しいので。
それにしてもコーネリアさま。・゜・(ノД`)・゜・。
#コーネリアファンの僕としては泣ける。
#もう一花、咲かせてください。
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