ロックオーン……。・゜・(ノД`)・゜・。
刹那の叫びだけじゃなく、視聴者の叫びも聞こえてきそうな第23話「世界を止めて」。
激しい戦いの中、自分の信念とともに散っていったロックオン・ストラトスに合掌。
ガンダム各機がフル装備で出撃、まさに第1期のラストが近づくに相応しいほどの激戦、圧倒的な数的不利をトランザムという切り札で切り抜けていくマイスターズ、しかしトランザムシステムを利用した代償は機体性能の一定期間低下、その結果、誰もロックオンの支援に行けないという演出的にも効果的な制約+仇敵アリー・アル・サーシェスの登場により……、という30分間息をつかせない展開、そして最期の最期まで狙い撃ったロックオン、やはりアニキ的ポジションはいつの時代も先に逝ってしまうのか……。・゜・(ノД`)・゜・。
ソレスタルビーイングは第1期ラスとで一端解散、という形が面白いとずっと思ってはきたのですが、そして数ある死亡フラグを踏みまくってきたロックオンアニキ、さすがに蒼い地球をバックにしたラストシーンはぐっと来てしまいました。・゜・(ノД`)・゜・。。
■ロックオン・ストラトス
26機対3機の圧倒的不利な戦いは、たまたまフルハイビジョン&大画面で見たということもあって、大迫力&しびれました。
各機フル装備で文字通り死力を尽くしての戦いは、残り話数を考えても、ここから最後まで殲滅戦の様相を呈するんじゃないかと思いますし、第1期のラストはソレスタルビーイングの一端解散とか、あるいは軌道エレベーターの崩壊とか、そういうとこまでいくんじゃないかな、とか思っちゃいますね。
それにしても今回、ロックオンの最期の最期まで、一息もつけない、そんな感じでした。
いつの時代も、どんな作品もそうなんだけれども、アニキポジションにいるメンバーの最期、というのはいつもぐっと来てしまいます。
それは同じチームに所属する仲間に大きな喪失感を生むだけじゃなく、観ている視聴者の僕らにも大きな喪失感をもたらすからですかね。
最期の最期まで、この地球の現状を変えたかった、(地球に住んでいる人々へ、そして恐らく視聴者も含めて現代を生きる人々へ)お前らそれで満足か?と。
刹那はまだ答えは出ていないと。
ロックオンの死が残したものは、残りのマイスターズ、そしてフェルトを含めトレミーのクルーにもたらしたものは?
大きすぎる喪失感。
そしてその先は、というと、明けない夜が無いように、グレンラガンでアニキを失ったシモンが見事復活したように、ソレスタルビーイングも何かを見つけて、そして復活して欲しいところです。
ということでアニキのラストに再度合掌。
。・゜・(ノД`)・゜・。
それにしても、ロックオンとアリー・アル・サーシェスのバトルは色んな意味で見応えがありました。
ガンダム同士の戦い、というのもあるし、またそれ以上にお互いの理念がぶつかり合った、そこがまた迫力というか気迫を生んでいました。
またこのバトル、非常に興味深かったのが、アリー・アル・サーシェスの言った「同じ穴のムジナだろうが!」という言葉。
一緒にすんな!!というのがロックオンの言葉ですが、作中でもソレスタルビーイングは稀代のテロリストという位置づけであり、ソレスタルビーイングがやっていることは、本人たちがどう思っていようとも結果的には同じテロ行為であるということ。
いくら世界を変えたかったから、と言っても、9・11のような行為が許されるわけもなく、作中の沙慈くんから言わせれば、絶対に許せない存在なんですよ。
特に今回ロックオンが突出してしまったのは相手が因縁のあるアリー・アル・サーシェスだったから、というのもありました。
心情的にはロックオンを猛烈応援中ではあったんですが、この激しいバトルを観ながらも、ロックオンがソレスタルビーイングに参加する大きなモチベーションの一つが家族を失ったことにあって、それが世界変革への彼の原動力でもあったわけですが、仇敵を目の前にしたときに、その思いと、家族を失ったことに対する復讐の思いが先に立ってしまっていたんですよね。
こうなっちゃうともう憎しみの連鎖は断ち切れず、という形に。
制作サイドの意図とは全く違うかもしれないけれども、今回ロックオンがトランザムシステムを利用しなかった(タイミング的には利用してもおかしくなかった)のは、(本人の意思というよりは)こういう憎しみ連鎖的な復讐劇にはトランザムは使わせない、ということだったのか……、とかいらんことを思ってしまいました。
逆に言うと、ロックオンが持っていた太陽炉は、まだその真の力を発揮していないわけで、彼の思いを継いで、そして彼とは違う形でその思いを実現しようとする後継者が現われれば、そのとき真の力、トランザムが発動するのかもしれません。
そういう意味では、作中一度だけ登場した、ロックオンの双子と思われるキャラ、彼が搭乗するというのが一番しっくりくるのか?
#つか、そもそもその双子と思しき人物が出たのが一番の死亡フラグだったわけですが(笑えない)。
今回のロックオンの走馬灯のシーンでも、食卓にはもう一人分の用意があったので、あそこに映っていたのは自分ではなく、双子の方だったのかもしれないですね。
■答えは出たのかよ?
ロックオンの最期のシーン、そこで眼に映るのは蒼い地球と、ガンダムエクシア。
そこで刹那への問い掛け。
答えは出たのかよ?
そしてその質問に対する答えはまだ刹那自身出せていない。
この答えは第2期含めてずっと模索していくべき類のもので、こうだ!!と決め付けて突っ走るのが一番危険な考え方。
だから刹那には求道者レベルでずっと模索して欲しいものです。
その答えらしきものが出たとき、ロックオンも浮かばれるのかもしれない。
恐らくこの答えはアレハンドロと対極に位置するものになると僕は思うんだけれども、やはりイオリア・シュヘンベルグの遺志を託された者として悩んで、そして(たぶん第2期の)ラストではアレハンドロと(もしくはリボンズと)そのイデオロギー対決とかになってほしいと願っちゃいますね。
#脅威としてそこにあることが大事で、実効的な支配を目論むものではない、とか、この辺は色々考えられるけれども、監督含めてこの結末に期待します。
#一度崩壊した世界からアレハンドロが新秩序を作る、という展開であっても面白いと思うし、そうであれば、それを凌駕する人間の意地、なんてのが描かれても面白い。
またその対決をするのは刹那経由でマリナさんであっても面白い、と思うんですよね。
この世界は本当にこのままでいいのかい?
そのトリガーを引いた男、ロックオン・ストラトス。
さらば、です。
第1期ラストまであと2回。
どんな結末を迎えるのか、期待して待っています。
個人的には第1期はソレスタルビーイング含めて、既存世界の崩壊くらいまで持っていってくれると面白いと思っています。
#この辺はコードギアスと同じ期待なんだよな。既存世界の崩壊、そのトリガーを引くところまで、というので引き、が美しい。
それにしても今までアナログ放送で観ていたのですが、これってガンダムダブルオーについては大損していたかも。
50インチのフルハイビジョンで観たら、感動的なまでに美麗、美しい過ぎるよ、画像。
こ、これは、新しいTV買っちゃう……よ?
ブ、ブルーレイも買っちゃう……よ?
やばい。
何かに火が付いてしまった(笑)。
■ガンダムOO DVD第3巻
刹那の叫びだけじゃなく、視聴者の叫びも聞こえてきそうな第23話「世界を止めて」。
激しい戦いの中、自分の信念とともに散っていったロックオン・ストラトスに合掌。
ガンダム各機がフル装備で出撃、まさに第1期のラストが近づくに相応しいほどの激戦、圧倒的な数的不利をトランザムという切り札で切り抜けていくマイスターズ、しかしトランザムシステムを利用した代償は機体性能の一定期間低下、その結果、誰もロックオンの支援に行けないという演出的にも効果的な制約+仇敵アリー・アル・サーシェスの登場により……、という30分間息をつかせない展開、そして最期の最期まで狙い撃ったロックオン、やはりアニキ的ポジションはいつの時代も先に逝ってしまうのか……。・゜・(ノД`)・゜・。
ソレスタルビーイングは第1期ラスとで一端解散、という形が面白いとずっと思ってはきたのですが、そして数ある死亡フラグを踏みまくってきたロックオンアニキ、さすがに蒼い地球をバックにしたラストシーンはぐっと来てしまいました。・゜・(ノД`)・゜・。。
■ロックオン・ストラトス
26機対3機の圧倒的不利な戦いは、たまたまフルハイビジョン&大画面で見たということもあって、大迫力&しびれました。
各機フル装備で文字通り死力を尽くしての戦いは、残り話数を考えても、ここから最後まで殲滅戦の様相を呈するんじゃないかと思いますし、第1期のラストはソレスタルビーイングの一端解散とか、あるいは軌道エレベーターの崩壊とか、そういうとこまでいくんじゃないかな、とか思っちゃいますね。
それにしても今回、ロックオンの最期の最期まで、一息もつけない、そんな感じでした。
いつの時代も、どんな作品もそうなんだけれども、アニキポジションにいるメンバーの最期、というのはいつもぐっと来てしまいます。
それは同じチームに所属する仲間に大きな喪失感を生むだけじゃなく、観ている視聴者の僕らにも大きな喪失感をもたらすからですかね。
最期の最期まで、この地球の現状を変えたかった、(地球に住んでいる人々へ、そして恐らく視聴者も含めて現代を生きる人々へ)お前らそれで満足か?と。
刹那はまだ答えは出ていないと。
ロックオンの死が残したものは、残りのマイスターズ、そしてフェルトを含めトレミーのクルーにもたらしたものは?
大きすぎる喪失感。
そしてその先は、というと、明けない夜が無いように、グレンラガンでアニキを失ったシモンが見事復活したように、ソレスタルビーイングも何かを見つけて、そして復活して欲しいところです。
ということでアニキのラストに再度合掌。
。・゜・(ノД`)・゜・。
それにしても、ロックオンとアリー・アル・サーシェスのバトルは色んな意味で見応えがありました。
ガンダム同士の戦い、というのもあるし、またそれ以上にお互いの理念がぶつかり合った、そこがまた迫力というか気迫を生んでいました。
またこのバトル、非常に興味深かったのが、アリー・アル・サーシェスの言った「同じ穴のムジナだろうが!」という言葉。
一緒にすんな!!というのがロックオンの言葉ですが、作中でもソレスタルビーイングは稀代のテロリストという位置づけであり、ソレスタルビーイングがやっていることは、本人たちがどう思っていようとも結果的には同じテロ行為であるということ。
いくら世界を変えたかったから、と言っても、9・11のような行為が許されるわけもなく、作中の沙慈くんから言わせれば、絶対に許せない存在なんですよ。
特に今回ロックオンが突出してしまったのは相手が因縁のあるアリー・アル・サーシェスだったから、というのもありました。
心情的にはロックオンを猛烈応援中ではあったんですが、この激しいバトルを観ながらも、ロックオンがソレスタルビーイングに参加する大きなモチベーションの一つが家族を失ったことにあって、それが世界変革への彼の原動力でもあったわけですが、仇敵を目の前にしたときに、その思いと、家族を失ったことに対する復讐の思いが先に立ってしまっていたんですよね。
こうなっちゃうともう憎しみの連鎖は断ち切れず、という形に。
制作サイドの意図とは全く違うかもしれないけれども、今回ロックオンがトランザムシステムを利用しなかった(タイミング的には利用してもおかしくなかった)のは、(本人の意思というよりは)こういう憎しみ連鎖的な復讐劇にはトランザムは使わせない、ということだったのか……、とかいらんことを思ってしまいました。
逆に言うと、ロックオンが持っていた太陽炉は、まだその真の力を発揮していないわけで、彼の思いを継いで、そして彼とは違う形でその思いを実現しようとする後継者が現われれば、そのとき真の力、トランザムが発動するのかもしれません。
そういう意味では、作中一度だけ登場した、ロックオンの双子と思われるキャラ、彼が搭乗するというのが一番しっくりくるのか?
#つか、そもそもその双子と思しき人物が出たのが一番の死亡フラグだったわけですが(笑えない)。
今回のロックオンの走馬灯のシーンでも、食卓にはもう一人分の用意があったので、あそこに映っていたのは自分ではなく、双子の方だったのかもしれないですね。
■答えは出たのかよ?
ロックオンの最期のシーン、そこで眼に映るのは蒼い地球と、ガンダムエクシア。
そこで刹那への問い掛け。
答えは出たのかよ?
そしてその質問に対する答えはまだ刹那自身出せていない。
この答えは第2期含めてずっと模索していくべき類のもので、こうだ!!と決め付けて突っ走るのが一番危険な考え方。
だから刹那には求道者レベルでずっと模索して欲しいものです。
その答えらしきものが出たとき、ロックオンも浮かばれるのかもしれない。
恐らくこの答えはアレハンドロと対極に位置するものになると僕は思うんだけれども、やはりイオリア・シュヘンベルグの遺志を託された者として悩んで、そして(たぶん第2期の)ラストではアレハンドロと(もしくはリボンズと)そのイデオロギー対決とかになってほしいと願っちゃいますね。
#脅威としてそこにあることが大事で、実効的な支配を目論むものではない、とか、この辺は色々考えられるけれども、監督含めてこの結末に期待します。
#一度崩壊した世界からアレハンドロが新秩序を作る、という展開であっても面白いと思うし、そうであれば、それを凌駕する人間の意地、なんてのが描かれても面白い。
またその対決をするのは刹那経由でマリナさんであっても面白い、と思うんですよね。
この世界は本当にこのままでいいのかい?
そのトリガーを引いた男、ロックオン・ストラトス。
さらば、です。
第1期ラストまであと2回。
どんな結末を迎えるのか、期待して待っています。
個人的には第1期はソレスタルビーイング含めて、既存世界の崩壊くらいまで持っていってくれると面白いと思っています。
#この辺はコードギアスと同じ期待なんだよな。既存世界の崩壊、そのトリガーを引くところまで、というので引き、が美しい。
それにしても今までアナログ放送で観ていたのですが、これってガンダムダブルオーについては大損していたかも。
50インチのフルハイビジョンで観たら、感動的なまでに美麗、美しい過ぎるよ、画像。
こ、これは、新しいTV買っちゃう……よ?
ブ、ブルーレイも買っちゃう……よ?
やばい。
何かに火が付いてしまった(笑)。
■ガンダムOO DVD第3巻