蒼穹のぺうげおっと

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『神様のパズル』映画化

2006-08-10 00:00:54 | 小説 感想
オフ会の直前に見ていた映画『時をかける少女』の出来が非常に良かったので、また観に行きたい&DVDが出たら是非購入しようと思っている燕。です。こんにちは。


それと『時をかける少女』は出来るなら夏の季節、それもとびきり暑い日に映画館でみて頂きたい、そんな感じもするのですよ。
それはきっと本編をご覧頂くと何となく納得していただけるんじゃないかとも思うんですよね。

参考:時をかける少女感想


何ていうか、ああいう静かな感じなんだけれども爽やかで温かみのある作品というのがどうも僕は大好きらしく、映画を見終わった後の感覚としては『博士の愛した数式』とか『神様のパズル』を読んだ直後のような、そういう感じだったんですよね。
どちらも僕の大好きな作品なんですけどね。

そんな『神様のパズル』も、僕個人としては夏から秋にかけての季節、特に暑い日が続いたり、台風なんかが来る季節に読んで欲しいな、なんて思ったり。


さて、その『神様のパズル』という小説は、あれは絶対プロモーションに失敗してると僕なんかは思うのですが(笑)、なにせ当時はハードカバーのみ、広告らしき広告もなし、みたいなそんな状態でした。

だからこそ、ああこれって誰かが押さないと世に出ていかない、そういうタイプの本なのかもしれないなぁなんて思ったものです。
#ゆえに僕は少ないながらもお勧めをしているのですが(笑)。


お話しの導入部分としては、オチこぼれ大学生と飛び級している天才女子高生が宇宙を創ることができるか?という究極の命題に挑戦する、というすっごいテーマなんですけど、これがまた、そのテーマを放っておいて、そこに至るまでの過程が、この二人が走って悩んで葛藤する人間模様というか、成長過程が非常に面白くて、切なくて、爽やかなんですよ。

ということで、僕からはこの夏の1冊として非常にお勧めでございます。

参考:『神様のパズル』感想

その『神様のパズル』なんですが、このたびめでたく文庫版が発売されまして、非常にお求め安い価格となりました(笑)。

神様のパズル

#文庫版だと表紙が若干変わってる!!


あとですね、ここからが重要なんですけど、こないだ文庫版を購入したときにおおー、噂は本当だったんだ!!というのにようやく気が付きました。

そう、これ映画化されるみたいなんですよね。

なんつーか、大分時間が経ってから日の目をみているような感じですが(笑)、僕としてはとっても嬉しいですね。

実写かなぁ、アニメかなぁ。
どちらでもいける気がしますが、今回の『時をかける少女』の出来をみるに、このレベルで仕上がるならアニメでも良いよなぁなんて。

あまり期待すると外れたときの衝撃が大きいのでほどほどに期待しておきますが(小説版はお勧めです)、是非とも頑張って頂きたいなぁと思っております。