ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

7年後・・・

2013-09-08 09:56:10 | スポーツに思うこと
昨夜、日本団のプレゼンを見てたら、ひょっとしてという期待感が高まってきて、
ついつい夜明け前からTVを見だした。
午前5時20分、五輪狂奏曲のファンファーレが鳴った。

7年後、2020年東京五輪の年。
7年後、自分はいくつになっているか、と数える人がいる。
7年後、自分は何をしているだろうか、と想う人もいる。
7年後、国の借金はどのくらい増えているか、と嘆く人がいる。
7年後、景気はピークに達し、株を買うのは今でしょ! とはしゃぐ人もいる。
7年後、ますます拡がる格差社会を危惧する人がいる。
7年後、東京一極集中を憂う人がいる。
7年後、光が当たればあたる程、濃さを増す影の部分で苦しむ人もいる。
7年後、さらにその後の日本が問題だ、という人もいる。
7年後、3.11に加えて、201x.x.xの震災復興に右往左往しているのではないか、と心配する人もいる。

明日もわからないのに、7年後なんて・・・と唇をかむ仮設の人がいれば、
五輪のカネを弱者に回せ、と叫ぶ人もいる。
「The situation is under control.(状況はコントロール下にある)」と首相は言い切ったが、
そのウソがマコトになることを期待しながらも、原発事故処理能力を疑ってる人がいる。

いろんな人がいるが、7年間という猶予が、世界の国から与えられたとみてもいい。
経済大国復活ではなく、軍靴の足音が聞こえる国でもなく、
安心・安全・健康・文化・平和・快楽・愉快・友情・人情・自然・・・が誇れる国。
五輪観光に訪れる人が、福島の復活を視察してくれるようになっていたい。
臭いものに蓋ではなく、技術力を総動員して真摯に向かっていく・・・
そんな姿勢が貫ければ、
【TOKYO 2020】は、この国の起死回生に、有効な一手になりうる。