ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

県外パージ

2020-07-28 01:23:58 | 日記
昨日岡山に着いて、今日母の施設に面会に行ったら、施設長から「コロナ陽性者増大につき、東京・大阪など県外の方は面会禁止にさせてもらってるんです」とのご宣託。県外パージがここまで来た模様。ボクは突然言われた言葉に同調しつつも、名指しで差別されたことに得も言われぬ不快感を覚える。けれど何をいっても始まらない。形式上は部屋を借りてる<サ高住>とはいえ、老健施設共通の悩みの種が、わからないではない。仕方なくうなずいてその場を去ったが、どうにもそのあとモヤモヤ感が嵩じてきた。

せっかく続いていた断酒4日目なのに、「黒霧25」を買ってきて飲みだす。 調整必要なことや、合点がいかないことが多すぎるのだ。

・・・週ごとの補聴器の電池交換は誰がするのか? 部屋に飾った枯れかかった花の処理はどうするか、蒸発した水は誰が差す? 歯医者に連れて行こうとしていたのだけど、どうすりゃいいか? かかりつけ医が出す薬処方箋の依頼はどうする?・・・家族の往来がなくなれば、最近とみに認知症が目立ってきた母親にとっては、せっかくの個室環境が、みじめな独房になってしまうかもしれない。 さてさて困った。

いっそのこと、岡山市に住所変更して、「私、岡山市民ですが、何か?」 と言おうかしら。


NET環境にどぶづかり

2020-07-28 01:13:04 | 日記
隔週での岡山生活は、母親に関する介護関係の作業ノルマの合間に、スマホのデザリング機能を使ってnotePCで将棋中継に見入ってる。今月は王位戦と棋聖戦でほとんどの契約ギガを食ってしまった。だからかもしれないけど、大阪に戻れば、結構NET環境にどぶづかり。

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たとえば国会で有名になった<デモクラシータイムス>の「児玉龍彦」や、あるいは友人からの情報<学びのラウンジ>の「大島眞」、加えて<コロナチャンネル>の「長尾和弘」も・・・いや、そんなに薦められるものではないけれど、退屈はしない。

今日、コロナ舞台には医療関係者だけでなく、数学者や物理学者、経営学者や哲学者まで登場してきて賑やかではある。最近では「BCG」と「交差免疫」が流行り言葉で、その評価の仕方で死者数なんかがとんでもなく変わってくるみたい。マア、そんなことは本当はどうでもいいんだけどけど、何か大事なことを忘れてる気がする。はて、なんだろう?

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身近な男の話だが、月曜日に37.7度、火曜日37.0度、水曜日37.2度の発熱あり。体のだるさも加わって保健所に電話をしたら、「もう少し様子を見てください、ただ勝手に医院にはいかないで下さい」とのご御達示あり。まだまだPCR検査の壁は高そうですな。

結局彼は金曜日に近くの病院に行き、レントゲンや血液検査でおそらくコロナではないだろうとの診断を受けたのだけれど。


このところ

2020-07-12 19:02:59 | 日記
異常気象の梅雨とは言え、各地で氾濫災害が続く。線状降水帯という言葉も、いつしか帯状降水帯に変えたほうがいいんじゃない、というくらいの帯幅を持った長い雨。その雨の中、一週間ぶりに大阪に戻ればトマトやナスやキュウリの枝が結構やられてる。かなりの強風だったみたい。

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自宅で棋聖戦3局をNETで見ていた時、急に後頭部がしびれだし、ひどく頭痛がしてきた。こりゃいかんなぁ、医者に行くほどでもないし、行きたくもない。けど鎮痛剤でも飲んでみるか。。。しばらくして「救急車です!」の声に目が覚めた。よく見ると解説のモリウチが「9九飛車です!」と叫んでいた。

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コロナ用の薬やワクチン開発が、治験者不足で滞っているという。それじゃ検査数を増やせば、という誰かさんの深慮遠謀が功を奏してか、ここにきての感染者の供給安定増加。

<コロナに罹って10万円! アビガン呑んでン万円!>
ジイちゃんバアちゃんのために、ガンバッテネ、夜の街ホストの諸君たち、、、ってか?

年の差は9の倍数

2020-07-03 16:03:07 | 日記
今年、母の年齢は96歳、ボクは69歳。9と6、なんか入れ替わってて面白いじゃん。こんな関係今年だけかな?・・・さかのぼってみると・・・11年前、母が85歳の時、ボクは58歳、さらに11年前、母が74歳の時ボクは47歳!さらに11年前63歳と36歳、52歳と25歳、41歳と14歳、30歳と03歳・・・ン? なんでや!?

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両者に数の入れ替え関係が成立するとき、親の年齢を10a+b(a,bは正の整数)とすると子の年齢は10b+aとあらわされる。その差は正の整数nであらわされるため、次の式が成り立つ。
(10a+b)―(10b+a)=n
展開して次式を得る。
9(a-b)=n
ここにa、bが正の整数であることから、nは9の倍数ということになる。
つまり年齢差が9の倍数の時、上記のような数の入れ替え関係が成立することになる。

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現実的には、親子の年齢差は9の倍数で18、27、36、45あたりか。戦前なら18歳あたりも多かったが、最近では男親なら45や54歳も珍しくなくなってきた。これは長命、晩婚時代の反映なり。

結婚しない世の中がどうこうというわけでもないが、それにしても我が家の36離れたプータローはまだまだ独身貴族から出ようとしよらん。まあ勝手にすればいいんだけど。 某作家によると、親子の年齢差が45を超えれば悲劇から喜劇になるんだとか・・・。

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話がそれた。親子でも夫婦で恋人でもいい、自分との年齢差が9の倍数の方がいれば、果たして何年後に数値入れ替えが成立するか一度チェックされてみては如何でしょうか。両者の数の因縁に気づき、何かの記念の年になるかもしれませんよ。

天上の葦

2020-07-02 10:30:37 | 読書

「天上の葦(上)(下)」  太田愛著 角川書店 2017年2月発行

太田愛は「犯罪者」で<薬害>を、「幻夏」で<冤罪>を、そしてこの「天上の葦」で<戦争>を取り上げた。それぞれ実に真剣に取り組んで問題点を鮮明に描いて見せた。3つの大作を、その他数冊の本を挟んで、ひと月足らずで読んでしまうのだから、ステイホームとはいえ相当ヒマといわれそうだが、いやいやめちゃめちゃ面白いのだ。

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戦争体験者が急速に減っていく中、戦争を知らない大人たちが、権力にあこがれてか、ろくでもない法律を作ってろくでもない政治を行おうとしている昨今、悪事は小さな火のうちに消さなければ手の付けられない大火になる。いつの時代もいつの世も同じことだが。

特に権力の一極集中が甚だしい当世、行政小役人の忖度に始まって政財界を牛耳り、司法たる検察まで支配せんとの叫喚図は見るに堪えぬもの也。

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それにつけても憂うべきは香港の国家安全法、吠えよ米英とここばかりはエールを送ってしまうが、なにやら裏口での取引も透けて見えてきて、哀しみは増すばかり。いずこも戦争を知らない大人たちのしでかすあわれなり。