ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

佐川美術館

2012-10-26 11:08:36 | 美術・芸術・博物館
茶室を見学させてもらうには、1か月前から予約がいる。
今月は、5周年記念とかで特別に予約なしで見学させてくれていた。

名神をぶっ飛ばして、栗東の新装のトンカツ屋で食事し、昼過ぎに到着す。
琵琶湖大橋のたもとの質素で雄大な建築美を堪能。
ゼネコン設計部の面目躍如の作品です。

”吉左エ門X”もいいが左藤忠良の“山高帽の女”が強く残った。


帰りわずかの時間で、三十三間堂の仏を拝観。
心が洗われた。

高野街道を行く

2012-10-21 21:51:04 | 旅行
高野山への参詣道として賑わった高野街道の祭りがあり、河内長野に行く。
早めに家を出たおかげで、ギリギリ駅前スーパーの自走式立駐に止められる。

9か所のスタンプを集めて辿れば、一駅間の街道を制覇できる仕組み。
要所要所で、フードコートやフリーマーケットなどの様々な催し物で飽きさせない。
道中の幼稚園では園児たちの無料お接待もあり、
出し物は何とミントティにサツマイモの茎のキンピラ(!)。

都合8900歩の適度な運動で秋の一日を満喫する。
ただ一点、出口の混雑のため駐車場内で40分も立ち往生させられたことを除いて。

山里の親父バンド

2012-10-20 18:41:40 | 日本の四季
対向車が来たらにっちもさっちもいかないような山道を、
20分ほど走ったところに、
地玉子と焼きたてのパンを主商いとした何棟かの小屋があった。

その食堂の片隅にステージを作り、親父バンドが頑張っていた。
出し物は ’70年代のフォーク、ロックの数々。
ついぞのメロディについ相好を崩してしまった。

山里は、いよいよ深秋に向かって衣替えを始めようとしている。

レースの白菜

2012-10-19 21:03:42 | 農業・菜園
宮部みゆきなら4、5冊の文庫本に仕上げそうな今回の尼崎事件。
単なる市井の一騒動にしておくにはしのびない教訓を残していそう。

   ***

近未来、
iPS細胞がガンや心臓病を克服する牽引役になって、長寿国ニッポンが再生したとする。
死因のトップは老衰で平均寿命が3ケタに達そうとした時、
医療費や年金・福祉などで国の借金はどうなっているのだろう。
労働力人口比が60%を切った今、手をつけておかねばならないことが多い。

   ***

2週間禁酒したら、2kg体重が減っていた。
昨夜久しぶりに飲んだら、1kg戻っていた。

無農薬の白菜がレース状になってきたが、霜月に入れば虫も減る筈、
もう少しの辛抱。

B級グルメと堺

2012-10-18 10:52:33 | 文化
連日の雨で農作業からも解放され、公然と読書三昧を楽しんでいる。
文庫本でシリーズ40冊目が新刊されたばかりの人気長編時代小説を、
図書館から10冊単位で借りてきて、3日で4冊目に突入。

   ***

“イシ”が猛威をふるったのは、10月3日と8日、そして昨日17日。
7時間もの間、存在感を示し続けて、ス~と元のねぐらに戻りやがる。
今度の”イシ”は、なかなか外に出てくれない。

   ***

日曜日に堺でB級グルメ大会があるというので、妻と行ってみた。
定番の焼きそばに海鮮丼、ステーキ丼、クリームパスタetcが300円。
焼き鳥、串カツ、コロッケにミニケーキが100円と、かなり学園祭的ノリ。
縁日のテキヤ風のオニイサンではなく、街おこしの地元青年団や商店主が頑張ってる風。
結構楽しめた。

膨れたお腹をこなす為に付近を散歩していると、街中の橋にこんな銅像があった。
身長190cmのポルトガル人が、思いをこめて街を眺めている様。
独立心の強い堺という街は、十分な時代的背景を持っているだけに、
ここからの発信力には期待してみたい。

これでいいのだ。

2012-10-11 22:44:23 | 読書
10月に入って、
ノーベル賞の山中教授や阪神の金本のような個人スポットも強く印象に残っているが、
金子哲雄や大滝秀治の終章もインパクトがあった。

小説乱読の合間に、赤塚不二夫の『これでいいのだ(2000年)』と
『酒とバカの日々(2011年)』を図書館から借りてきて読む。
読書家の大滝の枕元に残されていた理由が、わかる気がした。

田舎町のだんじり

2012-10-07 20:09:22 | 文化
図書館から借りてきた大量の推理小説に浸っていたら、
オラが田舎街を練り歩くだんじりの音がしてきた。
殆どパジャマ同様の姿で外に出てみる。
ガキとオッサンとオジンとネエチャンが一体となってだんじりを曳いていた。
30人ほどの小集団だけど、オラが町のハッピ姿がかっこいい。


奈良に行く

2012-10-04 20:39:42 | 旅行
10月1日(月) 数週間続く下痢便にギブアップ。
医者に行くと、即血液検査と便潜血検査・・・ヤバイかなと思った。
来し方を眺め、人生を問うてもみた。
我何のために生くるのかと・・・漸くに捻出した言葉は「感動」。

10月3日(水) 朝からどうも左腰が重い。
ひょっとして大腸の異常が腰にまで伝染したのか。
午後、一切やる気が失せ、布団にこたつを入れひたすら痛部を温める。
腰痛が内臓痛にまで行ったかんじ。あまりにもキツい。
七転八倒の挙句、結局夜になって医者の戸をたたく。
老医師曰く、「こりゃイシだわ」。
注射に点滴を受けると、1時間ほどで魔法が解けたように楽になった。

10月4日(木) すこぶる気分よく目覚める。
寝酒を抜いた朝の爽やかさに感謝。
勢い女房を誘って興福寺の阿修羅サマに会いに行く。
半時間もいただろうか。
身長153.4cmのその像は一見すれば憤怒の表情も、近づけば苦悶の様子に、
そしてその息が聞こえるほどに近づけば口元に微笑すら浮かべている。
慈愛すら思わせるこの魅力は何だろう。
6本の腕はそれぞれ意思を持って時の変化を表し、
左右の顔は、虚仮、虚無、時空、空色、、、様々なことを想起させる。
「感動」を久しぶりに味わった、感謝なり。

西名阪を快調にドライブした後、
血液が脈動する一日の幸福感に浸りながら、
晩酌で一献傾けたあと、パソコンに向かっていたのだけど・・・
いったん引っこんでいたはずのイシがまたでてきたのだろうか・・・