ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

どうする日本人

2021-10-23 20:57:35 | 日記
2007年に永六輔は「もっとしっかり、日本人」を、さらに2014年に橋本治は「バカになったか、日本人」を出版した。中高年の叫びとして、いや今から思えば、彼らの遺言ともいえる警鐘本である。読み直してみれば、権謀術数の政治世界への対応やら、平民的な社会的モラルから、人間としての庶民の生き方までを、現代のまたこれからの日本人に問い正し、行末を案じてくれている。だが現実は、彼らの求めた理想からは程遠く、忖度・不愛想・見て見ぬふりの無責任が大手を振っていて、タイトル変えれば「なんでこうなったのか、日本人」。


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コロナ禍においてはじめて、グローバルという観念の本質がこの島国の住人には判っていなかったのかが、ようやくわかってきたはず。訳が分からぬなら、斎藤幸平「人新生の資本論」を読んでみろ、政治家諸君。

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ところで結婚される眞子さんへ森まゆみが先達の言葉を紹介していた。心を込めて再掲する。

【失敗のない人生は、それこそ失敗でございます】
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首筋ねん挫

2021-10-10 19:47:18 | 日記
新しい内閣が発足した。
別にいつもとおんなじようで興味も薄かったが、今回に限らずだけど、最近の閣僚、なぜか東大卒が減ってきましたね。東大権威がまた落ちたのかしら。早稲田・慶応が頑張ってる感じ。まあ初入閣の喜寿の大臣はあまりに陳腐だけどね。妙なことにならなければいいですがね・・・どうでもいいけど。

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昨日、頸椎をねん挫した。
ストレッチみたいなことをしていたら、あれっ~? という感じで首筋を痛めたみたい。しかたなく横になろうとしたら、頭の重さをまともに感じる痛みが首筋にズッキーン!。あわてて我が頭部に右手を添えて、ようよう枕に我が頭を据える始末。一晩明けてみても痛み変わりなく、ツバを呑み込むのも妙な違和感を喉元に感じたりして、困ったなと思ったけど、今、アルコールはすんなり喉を通ったので、まあいいか。

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聡太竜王戦好スタート。
聡太の将棋は変化する、進化しているのだ。戦う将棋から魅せる将棋へ。魅せる将棋から勝つ将棋へ。勝つ将棋から負けない将棋へ。負けない将棋から・・・はて、どこまで見せてくれることやら。

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今月号の文芸春秋はいろんなところで引き合いに出されている。現財務官僚の警鐘か反乱もどき記事や、新内閣の不祥事アレコレや、芸能ニュース的皇室情報も相変わらずだけど、日大トップの不祥事なんかは50年前やったらえらいこっちゃでと突っ込みを入れたくなる。けれどボク的には、中森明菜の一代記がおもしろい。

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出石そば

2021-10-07 20:18:45 | 日記
作曲家のすぎやまこういち(90)氏が亡くなられたという。ボク達の世代においては、青き頃のGSサウンドから始まって、多くの音楽でお世話になった。とりわけ、「ドラクエ」は、英国におけるエドガー「威風堂々」の如く、我らが邦の第二の国歌になるべき旋律だと、今でも真剣に思っている。その存在に感謝の念しか思い浮かばない。

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ところでコロナ感染者の曲線は、どの波においても見事な正規分布を描いていますね。例えば中学生の身長分布は165cmを平均値として左右対称の2次曲線になるというふうに。なだらかに上昇すれば、なだらかに下降する。急激に上がれば、急激に下がる。時間軸を横軸にしてこの種の社会現象が正規分布で示されるって、スゴクないですか?!

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先日、出石にそばを喰いに行ってきました。2軒をはしごしてみたのですが、十割そばだったり、カツオだしだったりと、単に(皿そば+トロロ+卵)という共通言葉では言い表せない、個性ある変化球を堪能しました。



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さて明日から聡太の竜王戦。果たして四冠なんて通り道、となりますことやら。いやそんなことより、一局一局の一手一手の応戦手が楽しみ。どんな奇手、妙手、カウンターが飛び出すやら。将棋は格闘技です、楽しみです。

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