月曜ドラマで、時任三郎が認知症の父親役で味のある演技を見せている(フジ「朝顔」)。優しさと哀しさの入りみじった姿が痛々しく映る。衰えゆく記憶力になすがままの悲哀はよくある光景かもしれないが、当事者と同年代の域に入った当方としては到底他人事とは思えない。明日は我が身として、ジィ~とドラマに見入っている、あるある感満載で。
団塊世代が後期高齢者の仲間に入ろうとするこの数年、こんなふうに身に包まされるドラマが増えていくんだろうな。あるいは我が身の周りに起こりつつある光景が、ドラマからのデジャブなのかもしれないけど。
団塊世代が後期高齢者の仲間に入ろうとするこの数年、こんなふうに身に包まされるドラマが増えていくんだろうな。あるいは我が身の周りに起こりつつある光景が、ドラマからのデジャブなのかもしれないけど。