コロナメモ

一党独裁国家発のウイルス狂騒が世界中を席巻した感のする昨今、震源地の中国は人命よりも体制を重視し、鶴の一声が功を奏したと喧伝する。小さな飛び火から大火事になったイタリアはカンツオーネで吹き飛ばそうとし、スペインはベランダでの防塵エクササイズ。紳士の国イギリスはみんなで罹れば大丈夫と言い、自国主義のアメリカは札束でコロナをやっつけるとか。またお隣の半島では、キタは患者を抹殺して罹患者ゼロと言い続け、新興宗教から火花が上がったミナミはドライブスルーで点数を稼ぐ。

一方、対岸の火事とばかりに外野から観戦していたこの国は、突如やってきた巨大クルーズ船を現代の黒船と見紛い、なすすべ知らず。グリーンゾーンもレッドゾーンもぐっちゃぐちゃのグレイゾーン。マスク騒動から一夜明ければジジババからガキまでトイレットペーパーに群がるあり様。おかみの検査体制は進まず、特効薬らしきものもアドバルーンのみで何ともあやふや。官民ともども混乱する挙句、閣僚の同意も得ずに政権トップが全国同時学校閉鎖を口走ったり。いやはや彼の脳裏から離れないのは呪われた五輪か4選シナリオか。

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季節インフルの死者数と比べてまだまだ少ないと専門家は言うけれど、敵は未知のエイリアン、我ら高齢者の致死率は甚だ高く、アラコキ年代としては鷹揚に構える気にならない。
ただ一人、野に出でて自然と遊べば、草むらからタヌキがしゃしゃり出てくる。・・・特効薬は一人ひとりするべきことをするのみ。「ペスト」を読め、と。・・・

ちょっときつい耳鳴り

耳鳴りは茶飯事なんだが、昨今起こってる耳鳴り現象は全く異常。
ゴーゴーという唸りが寄せる波のごとくに繰り返し、もうマイッタ。

数年前にも同じ症状が出て病院をはしごしたけどラチが明かず、
メニエールの薬をわんさかもらったが改善せず。
とうとう医者にはサジを投げられたものの、
いつの間にか症状が消えていった。

今回も何とか姿を消してくれと祈っているが、
今のところ脳内パンデミックの状態。
アルコールに頼っても結果は散々、
ついには呼吸をするのもくるしくなってきた。

おつかれさま

介護施設でコロナとコレラとコロリの違いはと聞かれ、
兄弟みたいなもんや、とええ加減に答えてる昨今、
諸兄に置かれましては如何お過ごしでしょうか。

マスクしなけりゃ人、うつしてやろか我がコロナ。
町全体がすさまじく、凍てつくような気配、
けれど大空見上げりゃ春の精が舞っていますよ、あちこちに。

こんな様子を何度も経てきた古希年代、
各々がすべきことをすれば、それでいいのだ。