ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

うるう年

2016-02-29 18:39:02 | 日記
【うるう月】
昨日朝、スマホに「本日の使用量は1GBをこえました」という警告メッセージが表示される。今朝もバケットチェッカーを確認すると、すでに460MBも使用してると出てくる。不信に思いコールセンターに問い合わせれば、「すいません、弊社のシステムエラーなんです。どうも原因は<うるう月>のせいみたいなんです」。・・・正確に言えば、<うるう月>と<うるう年>はかなり違うんだけどなぁ。

【歯医者】
<8020>を目指して歯医者に定期健診に通ってる。ところが3回目で早々に新しい虫歯を見つけられてしまった。付け根のところで、結構厄介な場所らしい。。。実は年末からの咳が長引いて、のど飴が手放せなくなっていた。車や机や枕もとなどなどに「龍角散のどすっきり飴」を袋ごとおき、何かといえば口に入れていた。甘みの少ない生薬味で気にいっていたのだけど、ちょっと食いすぎたか。

【蓋】
最近、大や小に関わらず、トイレの蓋は占めて出るようになった。なんでも運気が上がるという。見た目もいいから、せめてもの習慣にしたい。

【歩く】
頻脈発作が起こったり、血圧が急に上がったり、さらに最近では頭皮がしびれてきたりして、これは何かの前兆かしら。。。「病気の9割は歩くだけで治る」という言葉を信じて何とか今日も、万歩クリアー。




夜会

2016-02-27 21:00:01 | 美術・芸術・博物館
中島みゆきの映画「夜会vol18」を観に行く。オーバー60でも老夫婦でも関係なく一人2500円の映画。小生たぶんすいてるとタカをくくり、つい館内のど真ん中の席に指定をとってしまう。めちゃくちゃオシッコが近いアル中のオッサンなのに。上映間近、ああ通路側にミユキイノチっていう感じの体躯豊かなおばさんが陣取りだした。しまった、焦る。映画が始まっても歌がまともに聞こえない、ストーリィよりも尿意ばかりが脳裡を占める。用意してきた黒霧島の水割りボトルなんて、飲んでたら最悪の状況になりそう。やむなく上映30分すぎた頃、荷物を取っておばさんの前を腰かがめて席を立ち、最後尾ながらも通路側空席にたどりつく。

そこからがよかった。前後左右はガラガラで、貧乏ゆすりしようが、スイングしようが、涙を流そうが、誰にも迷惑かけない。気分は一人宴会。エンディングのカーテンコールにはついつい手をたたいてしまう。
なんだろう、やっぱり彼女の「ど根性」がいい。「歌姫」であり「女王」であり、はやりの若者言葉を借りれば「神姫」なんだろう。「シャッター街の恋」なんてそうそうに語れない。含蓄あふれた刺激的で優しいメッセージをふんだんに抱えて、来年はようこそ我らが<R65>に。

R65推薦図書

2016-02-26 20:49:40 | 読書
図書館をうろついていて見つけた本2冊。
「14歳の君へ どう考えどう生きるか」 池田晶子著 2006.12
「17歳からの死生観」 山折哲雄著 2010.2
いずれも毎日出版社発行。

   ***

著者がたどり着いた結論だけを書くのではなく、その考えに至った試行錯誤を重視して、平易な語り口調でテツガクしている本。生木が発するストレート臭がいい。

いい病院の見つけ方とか、戒名のつけ方とか言った後ろ向きな情報でもなく、また死ぬまでSEXなどといった前向き過ぎる話題でもなく、ひょっとして今、<R65世代>に有益なものは、「易しいテツガク」ではないかと思ってみたりもする。

やがてはキラキラとした瑠璃か玻璃になるはずの石ころに向けて発せられた言葉を、半世紀前に戻ってパラパラとめくって拾い上げ、もう一度軌道修正のエナジードリンクかビタミン剤にでもなれば、という意味で「R65推薦図書」に挙げてみた。

ぶつぶつ

2016-02-24 22:41:01 | 日記
【情報】
ネット社会が不幸なのは情報が消えないということ。情報は消えてこそ情報となりうる。本来、情報とは敵情報告の略だということを初めて知った。

【無心】
地元のお地蔵さんや小さな神社をコースに選んで散歩をしている。お賽銭は銀行で両替してもらった5円玉。「神仏は頼むにあらず、敬うもの也」という武蔵の言葉に倣って、ただ無心に手を合わせようとする。これが案外むつかしい。

【人工知能】
車はいずれAIの技術のかたまりになる。そこにサイバーが入り込み、車そのものが乗っ取られる、そんな予感はする。

【花札】
アメリカがトランプなら日本は花札か。4種の王族を表すカードより、花鳥風月を愛でる花札の方がよっぽど風情あり。

【市外局番】
10年も前のこと、番長が0724と書かれたTシャツを着ていた。なぜか素直にいいな、と思った。今は072-4になってるけど。

【ガッシャーン】
スーパーのレジで誤って天狗舞4合瓶を転がし、床にガッシャーンしてしまった。白内障か低体温症、それとも薬物過剰摂取からくるアドレナリンのレセプター減少ゆえか、マア一言でいえば老化現象だが。

【偽善産業】
あんなブラック企業が介護施設を運営するなんて、まるでドラキュラの献血みたい、と思っていたのだが。

免許更新

2016-02-20 17:08:39 | 日記
ムリに口角をあげてインスタント写真を撮り、地元警察の免許更新に行く。信号無視の前科のため、2時間講習を1か月後に受講する要ありとのこと。受講料ともで3850円を支払って更新手続きをしたわけだけど、ところで、わが人生、あと何回免許更新を受けるんだろう。
最近、老人性痴呆症かと思うようなことがこの身に続き、よもや認知テストを受けたらやばいかもという気分がある。マサカの「逆走老人」が明日は我が身かも、という予感が全くないといえばウソになりそう。
   
「昨日晩のおかずをなんで覚えてなあかんねん。昨日スーパーのどこに駐車したかなんてどうでもええねん。問題はさっきどこに駐車したかや、それだけ覚えといたらええねん」と本人の強弁。けれど実態は酔った挙句の会話を忘れ、今日の約束を反故にしてしまうという失態の連続。肝心な話を聞くときはノートを広げメモを取るようにしてるけど、メモする情報が我が海馬を素通りしてるようで、気分は目がテン・冷や汗タラタラの思いがある。メモを後から読み直しても、その意味がイマイチわからず、腑に落ちぬことが多くって。。。
ご同輩、老人性認知・記憶障害につける妙薬はないものか。

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バブル以降「資本主義」が「新自由主義」に移り変わっていく。しかし小さな政府とともにのさばってきた「新自由主義」がもたらした結果が、<62人=36億人>。「トップ62人の資産が、下位36億人の資産と同じ」という格差は、今後ますます広がっていくという。如何にグローバルな出来事であろうと、これを悪と思わぬ日本の経済人が多すぎる。理念を持った政治家なら恥を知るべし。一億総中流と呼ばれた時代が、ついこの間あったことが嘘のよう。

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バズーカか豆鉄砲か知らんけど、政権与党の援護射撃を繰り返すイジゲン狂いのニチギンのジジイ。こっちもホンマに大丈夫やろか。そんなに期待してたわけとちゃうけど、アベノミクスなんていうても結局は国の借金が増えていってるだけやんかと思うてたら、ここにきて<マイナス金利>宣言。経済原則で言うたら、どないみても信号無視の非常手段もええとこや。逆走する運転手だけの被害で終わるんならまだええけど、ハイパーインフレとやらで諭吉さんが重さで計られ、飢えた子らの泣き声が溢れる世間なんて、見とうもないで。

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みんなみんな免許更新の時期、過ぎてるんとちゃうか?

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豪放の松鶴、色気の小文枝、知性の米朝、そして練りの春団治と、四天王が見事に逝く。納得すべきは彼らの舞台を見てきたこと。不満は、落語界の人数は増えれど、新四天王の気配がないこと。



高血圧

2016-02-18 22:32:14 | 健康・医療
高血圧、糖尿、高コレステロールのうちで、どれが一番ヤバイかを問うと、殆どの医者は高血圧というらしい。心筋梗塞や脳溢血などの致命傷に直結するからだろう。だけど我々R65世代にとっては、「年齢プラス90が血圧の相場」といわれてた時代を知っているだけに、ボーダーの「140/90」を守るのはちょっとしんどい。

そんなわけで5年ほど前から、主治医の指示で降圧剤の世話になりだした。毎朝食後の一服として飲んでるけど、実感として効果はあんまり感じない。そんなことより酒を10日もやめれば10は下がるのに。圧迫骨折で50日も入院したときなんか、上が100を切ってたもんね。何十年ぶりかの健康優良児だった。
マア、退院する直前は車いすで近所のコンビニにこっそり出かけ、新聞とワンカップを買うほどのアル中だから、知識だけでは何にもならんけど。


菜の花

2016-02-14 18:20:44 | 日記
今日は5月の気温とか。暖かく菜の花が咲く。梅はもう春一番で散ってしまった。明日からはまた寒さが戻るらしい。酒を飲んでは深酒になり、素面に戻ってしんどいだの息苦しいだのと勝手なコトを言うのもほどほどにして、さて動き出そうか、ぼちぼちと。司馬さんの菜の花忌(2/12)も過ぎたことだし。

孫に「ひいばあはお星さまになったよ」と言ったら、昨夜一番星を指さして「ひいばあ!元気ぃ?」と言ったとか。彼岸の記憶が定かなのは、この数年に誕生した彼らの方かもしれない。


葬儀のあと

2016-02-11 21:24:05 | 日記
【家族葬】
世間では「家族葬」が流行っている。当方も以前からそう決めていた。しかし連絡の電話口で、「葬儀は家族葬とし、香典・供花も辞退します」と言えば、親戚連中から非難の声散々に。掘り起こせばまだまだ慣習が強い当地のこと、冠婚葬祭に生きがいを感じてる爺ちゃん婆ちゃんが多いのも事実。結局、ご近所様へは後日連絡とし、親戚筋からは供花だけお断りして、お香典は頂戴することになる。密葬にでもしようものなら、間違いなく村八分である。

【葬式と告別式】
結婚式にたとえれば、挙式が葬儀に、披露宴が告別式に相当すると思っていた。しかし業者の話では、浄土宗では「告別式」、浄土真宗では「葬式」と明確に区別しているとのこと。法然の浄土宗は「極楽往生」を祈る宗教であり、親鸞の浄土真宗は(死=仏)として「往生即身仏」を説く宗教だと思っていた。だから浄土真宗の方が、葬儀より参列者との別れを重視する「告別式」という表現がふさわしいように思う。しかし実態は逆らしい。これは焼香の回数なんかよりよっぽど本質的な問題である。宿題がまた増えた。

【喪に服す】
喪中の間は服喪期間と言って、派手な行動や酒・肉などを食さず、というお達しがある。ただ原典をよく読めば、父母や子など血縁関係のものに対してであって、娘の配偶者には相当しない。だから俺だけが飲んでいいのだと通夜のあと痛飲し、結果告別式で撮られた喪主代理の挨拶は、赤ら顔のオッサンがなにやら喋ってる構図になってしまった。

【葬儀のあと】
故人の一人娘である今回の喪主役の女房は、一人で実家の整理に追われている。使い終わった預金通帳や「重要書類」と手書きで書かれた赤茶けた紙袋のタバに首をひねりながら、一向に片付かぬままポツネンとし、たまの来客対応で一日を過ごしている。家族を失った本当の悲しみは徐々に来るんでしょうね。
小生は赤ら顔を元に戻すべく、昨日今日は免許更新通知のハガキと確定申告の書類を前にして、ショパンを流しつつ、風邪薬とコーヒーを飲みながら、とりあえず節酒生活を送っている。


保育園発表会

2016-02-05 18:42:59 | MAGO
3歳と1歳のマゴがお世話になっている民間の保育園の発表会があった。
会場はなんと当地では一流の1500名収容の大ホール。
(時代は変わったもんだ)
ミラーボールが光り、80余名の3歳~5歳児たちが、ダンスに劇に演奏にと大活躍。

ジジ、ババも無料招待にあずかり、一日中笑顔。
主役を囲んでの晩飯代は、トーゼンこちら持ちだったけど。