ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

狛犬ポジション

2017-03-31 21:57:00 | 社会問題
電車の入り口、扉の両側あたりを「狛犬ポジション」というらしい。なるほどのネーミングに感心する。確かに満員電車でもこの場所を確保できれば、人ごみに流されることもなく、単行本が読めた。妊婦さんやベビーカー持ちママさん達が、譲ってほしい人気ナンバーワンのポジションだというのもうなづける。

「狛犬ポジション」 職業で言えば官庁勤めかサラリーマン、食べ物で言えばカレーライスかざるそばか。人間関係にも「狛犬ポジション」はありそう。企業やさまざまな組織、集まりにおいても。

若者が狛犬を目指してるという話を耳にしたけど・・・けどねえ、あんまりそんなポジションを狙ってばかりいるのもどうだか。堂々と柏手打って鳥居をくぐることも、人生には必要なんだけどねえ。

だいこんの花

2017-03-29 21:57:00 | 農業・菜園
岡山から戻って庭にまわり、雪柳の白さを背景に、坪畑をチェック。エンドウや玉ねぎが順調なのにニンマリ。だけど、大根が花をつけだしていた。この間まで葉っぱも青々として旨く、大根は小ぶりながら柔らかく食えてたのに。嗚呼、葉も大根も固くなりそう。しかも10数本一気につぼみをつけだした。

半世紀も前のこと、「だいこんの花」というTVドラマがあった。森繁や竹脇のやり取りを向田が人間味あふれたタッチで描いた名作、ホームドラマのはしり。高度成長期、「だいこんの花」を知らない戦後世代が闊歩しはじめた時代ゆえの名題だった。

畑作業の真似事をするようになって、毎年のように「だいこんの花」にお目にかかる。清涼感にあふれ可憐でしとやかな雰囲気は、たしかに明治の日本男児が愛した女性像と重なる。薹が立った野菜の悔しさを、ひととき忘れさせてくれる「はにかみ」があるのだ。

TV、オモロイ!

2017-03-26 23:15:30 | 文化
今日はTVがオモロイ!
朝から久しぶりのどぶ掃除や畑仕事を何とかこなして、TVの前にドスーン。
午前中のNHK将棋は、ひやひやながらも贔屓の新会長の勝利。将棋が格闘技であることを証すような殴り合いの試合を制す。午後、高校野球延長15回にタメ息。3時からの競馬中継、高松杯はドンキを頭にして馬連ゲットする。夕方は、なんといっても稀勢の里。逆転の連続優勝は感動ものなり。そしてさらに延長15回とチャンネルは続く。いやぁ、今日はオモロイ!
    
   ***

夕食後、町内会の会合。打ち合わせや雑作業の後、急いで帰宅。2夜連続のアガサ・クリスティのドラマに見入る。主役の訃報に重なって鬼気迫る役者魂に感じ入る。珍しくTVで充実した一日なり。


つまらん!

2017-03-25 21:57:00 | 日記
国会承認喚問やら百条委員会やらとTVネタは尽きないが、大滝秀治を真似るなら「つまらん!」。アマクダリにソンタクなんていつの世にもあったし、これからも続くこと。騒動の割にはネタが小さい。はたまた、役人が「道徳」をキョーイクするとか、これも「つまらん!」。「AI社会」の生き延び方なんかを勉強する方がもっと実践的。

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ヒトケタ世代からフタケタに移り、いよいよセンゴ世代の訃報も聞くようになってきた。

最近よく思う。「平均点主義」の戦後教育がいかに「つまらん!」世の中を作ってきたか。明治のヒトケタ世代は面白かった。熊楠、漱石、子規から始まって、国家、宗教、芸術を創造する多くの人物を輩出している。変革の高揚感が新しい人間像を生み出した。

それに比べ今日の社会全体の停滞感はどうしたことか。
戦後教育を受けた世代が活躍する時代が、哀しくもバブル崩壊以降の低迷と借金大国の道程に一致することを見れば、何かが判然としてくる。人物を小さくまとめようとする国家は、やがて窒息状態に陥り、消滅してしまうのだ。懲りない面々が相も変わらず懲りないことをしでかしている。



ひねもすのたり

2017-03-22 21:57:00 | 日記

流行期を過ぎたスマホゲームをしながら、憩いの場を散歩する。
陽ざしは春、雨上がりのせいか花粉も少なめ。
足の痛みも忘れ、ひとりゲームに夢中になってひと時を過ごす。
雀始巣の候、ひねもすのたりの一日でした。

「いる」と「いく」

2017-03-18 22:39:11 | 生き方
【生きているということは、誰かに借りをつくること。生きていくということは、その借りを返していくということ】(永六輔)
「いる」ことと「いく」ことの違い。永さんの言葉は、丸山真男の「である」ことと「する」ことを強調したかんじです。小生はここしばらく、「生きている」ばかりで「生きていく」ことの意味を忘れていました。一日に一時間でも十分でもいいから、できるところから生きていかねば、と思っています。

彼岸入り

2017-03-17 21:57:00 | 日本の四季
岡山から戻ってようやくのルーティン生活。
いつもの時間に起きだしトイレ・血圧・歯磨き・一分体操、チーンのあと朝ドラ見ながらチーズ朝食、フトンに戻って朝刊ながめ、ようようパジャマを着かえたらもう9時を回ってる。畑に行ってレタスに水やり、雑草引き抜き、ポケモン触ってたら昼ごはん。昼寝の後、ジムに行ってだらだらとサウナ。帰って歯医者に行けば夕ご飯。風呂に入って寝付くまであとちょっと。一杯の酒が幸せなエンディング、これぞまさしく彼岸にみる酔生夢死の境地かな。

一心寺

2017-03-12 21:57:00 | 寺社巡り
義母の分骨を一心寺に納めるため、息子を連れて天王寺までドライブする。阪神高速は空いていて、その快適さに前夜の痛飲も忘れる。小生、天王寺公園でポケモンするも、同好者はゼロ。ブームはすたれたか。
一心寺さんの奇抜で力強い御門のデザインは、当寺の御住職の作品だとか。
納骨の後は、アベチカで串カツ定食。当方、車のキィを息子に預け、生中で昼酒開始。うららかな春の陽ざしにて後部座席で爆睡の中、無事帰宅。