ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

台風一過の日曜日

2017-10-29 20:17:43 | 日記
2週連続で避難勧告が出た台風の置き土産ーー波板の破損ーーが残された今日、家の中では激しい雨音を聞きながらも天皇賞と竜王戦の一日を楽しむ。
馬場不良の中でのお馬さん、優先すべきは実績か血統か騎手か、迷いに迷った馬券買いだったけど、フタをあけれ流石に本命馬強し。

竜王戦は終わってみれば羽生棋聖の快勝棋譜、永世称号まであと2勝。

溜まっていた小説を読みつつ、久しぶりに酒抜きの一日を過ごす。
明日からは22号の後片付けと、先日開墾した一坪畠に、ソラマ・エンドウ・玉ねぎの植え込み作業が待っている。

台風前前夜

2017-10-21 21:42:53 | 日記

台風接近、雨勢い強し。

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小生昨日大阪から岡山へ。湾岸線工事渋滞で2時間ストップ、第二神明も事故渋滞で1時間。都合7時間かかっての到着で早々のプシューもなんだか震える指先に力はいらず、前期高齢者よれよれのテイなり。

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日が変わって土曜日、午前中に施設にお袋を迎えに行く。雨脚強し、93歳の老婆も強し。「周りが年寄りばかりの施設はもう御免や。」と威勢のいいこと。午後、ひとりで市営の風呂付ジムに行けば本日休館日。素直に帰ってノートパソコンで竜王戦観戦。久方ぶりの羽生完勝。永世7冠まであと3勝。

夕食はタコと豚とエビのしゃぶしゃぶ、その後グラス片手に明日の菊花賞予想に入る。
トタンをたたく雨音が「シンフォニエッタ」に重なってきた、ちょっと酔ったよう。

雨の日の読書

2017-10-17 18:14:30 | 読書
秋雨が続いてる。こんな日はルーティンワークをお休みし、読書三昧の一日を楽しんでいる。

春以降、「秘密」「幻夜」「白夜行」「時生」「どちらかが彼女を殺した」「パラドックス13」「手紙」「ダイイングアイ」「回廊亭殺人事件」「天使の耳」「ナミヤ雑貨店の奇跡」「プラチナデータ」などなど、つづけさまに同じ邦人作家の作品を読ませていただいている。どの作品もテーマづくりがしっかりしていて、退屈させない。感心するばかり。手元にはさらに図書館から借りてきた同一作家の本が10数冊ある。「本は買って読む」のがスジだけど、先日は映画館にも足を運んだことだし、年内はこれで雨の日を過ごすつもり。



粉飾・捏造・改竄

2017-10-13 21:14:33 | 社会問題
電機・自動車・鉄鋼というかつて日本の基幹産業を代表する企業たちが、まるで内部から自らの排泄物重量で崩壊するように、ガラガラと地響きを立てだしている。

青春を戦争の犠牲にしてきた戦前世代が、坂の上の雲を見上げながら、はいつくばって手にしたはずの昭和の繁栄。しかしそれも、戦争を知らない団塊が吐くバブルとなってはじけ、一瞬にして五里霧中の世に突入。平成という名が仇花の、判で押したようなリストラ首切り。この御代に演じられるのは、国家あげての膨大な借金が下支えする、哀れなピエロが企てる虚飾劇。その最終章は、従属戦士の粉飾・捏造・改竄という形で始まった模様なり。

けれどこれはまだまだ序の口、すべてを先延ばしするツケが間違いなく3年後にドンと出てくる。企業の枠を超えて、産官学の垣根を超えて、アップアップの阿鼻叫喚。落ちるところまで落ちるんだろうな、膿を出しきるしかない。そして戦後焼け跡時代を反面教師にして、もう一度はいつくばって、坂の上の雲を見上げるしかない。

神とAI

2017-10-02 21:37:28 | 読書
「神狩り」 山田正紀 1976.1 
「ここから先は何もない」 山田正紀 2017.6

新聞書評で知った山田正樹の最新SF「ここから先は何もない」、初期の「神狩り」とともに読む。3億キロ彼方の小惑星で発見された化石人骨"エルヴィス"を通して、生命の起源などを追及するミステリーSF小説。伏線のエンタメにO.ヘンリーにガストン・ルルー、ボブ・ディランに中島みゆきを取り入れてサービス精神旺盛なれど、根底には深淵なるテーマ、ホモサピエンスとAIと神の系図あり。
我々と同世代の作者が探求するものがおそろしく若々しく斬新なれど、脈々と流れるテーゼは20代と60代において変わらぬ点に驚かされる。一気読みした力作なり。




秋到来

2017-10-02 11:42:59 | 日本の四季
昨日岡山から戻ってきて、庭の片隅にニンニクを植えようかと思っていたら、今朝は生憎の秋雨。踏み絵状態の民進議員には同情するも、リベラル新派を作らんかね、とTV相手にとやじっていたら、そんな気配も生まれてきた今日この頃。2大保守が生まれるならば、その反作用として市民リベラル・改革統一左派も誕生してもよさそうな秋。

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朝ドラや昼ドラが生まれ変わり、秋のG1が昨日から始まった。凱旋門含めて、結果は惜敗なれど、しばらくはお馬さんの秋でもある。思い切り背伸びをしてせめて今日を生きよう。ローマ帝国が滅びたのは、奴隷たちにかしずかれるあまりの心地よさが原因だったらしいから。