ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

背筋痛とヒゲのブラック

2015-01-23 15:05:17 | 健康・医療
4年前にやった胸椎圧迫骨折のせいか、この冬の低気圧か寒さのせいか、グータラ日常の運動不足のせいか、背中の中央やや上に鈍痛の痛み。医者に行く気にもなれず、夜毎夜毎の一杯のお湯割りが最高の痛みどめになっている。

マッサンこと竹鶴政孝(1894~1979年)はリタ(1896~1961年)の没後20年近くも生き85歳で没したが、彼は晩年まで毎日ウイスキーを1本空にしたという。またオールドパーの創始者トーマス・パーは、かなりのノンベながら80才にて結婚122才で再婚、亡くなったのは152才だとか。話半分でも、酒飲みの自己弁護には使えそう。

白くもないのに何故白ワイン(WhiteWine)というかとつぶやきつつ、冬雨の今宵は、黒くもないのにヒゲのブラックという琥珀色の液体を痛み止めにしようかと・・・

スマホは怖い

2015-01-22 11:35:47 | 日記
突然、日本語入力ができなくなってワラワラ・・・コールセンターに問い合わせたら、やさしく諭される、「シメジを捨てたらいけませんよ」だって。シメジってちょっとマッタケ、そんなんシイタケ?爺と思うて人をナメコ?あっ、こりゃマイタケ。これをエリンギによろしゅマッシュルーム・・・

Gmailが旨くつながらず、結局相手方からメールをもらって何とか開通した、のかな? けど、ちょっと触れただけで電話がつながってしまって、またもやワラワラ、あるいは知らぬが仏、格安スマホの電話代だけが増えていく。

【スマートフォン変えたばかりの母さんは人指し指で全力で押す】(高3 田真実)

禅語から

2015-01-19 18:07:30 | 読書
【一息(いっそく)に生きる】一呼吸するその瞬間、瞬間を一生懸命に丁寧に生きましょう。
【喜捨(きしゃ)】惜しむなく喜んで捨てる。一つ捨てることは執着から一つ離れるということ。
【満は損を招き謙は益を受く】傲慢で尊大な人は損を招き寄せることになり、謙虚な人は利益を受けることになる。
【七走一坐(しちそういちざ)】七回走ったら、一旦すわってみろ。特につまずいた時失敗したときは止まることが大切だ。
【一日一止(いちにちいっし)】一日に一回止まって、自分を還りみなさい。
【冷暖自知(れいだんじち)】器に入っている水は見ているだけでは「冷たい」のか「暖かい」のかわからない。実際に飲むか手を入れてみる以外に「冷暖」を知る手立てはない。考えるより動くことが大事という教え。
【大地黄金(だいちおうごん)】たとえそこがどこであれ、今いるところ、自分が置かれている場所で精一杯つくすこと。そうすればその場所が黄金のように輝いてくるということ。
【雲無心にしてしゅうを出ず】雲は何ものにもとらわれず、風が吹くままに形を変え誘うままに動いていきながら、雲であるという本分を失うことはない。「無心」の勧め。
【相利共生(そうりきょうせい)】お互いの利益になることを考え、そのために行動し、共に生きていこうという感謝の意。
【本来無一物】人間は本来何一つ持たずに生まれてきたのだ、それが人間の本来の姿なのだから、執着するものなどどこにもない、という意。
【平常心是道】いつも穏やかな心で、静かな心でいることの大切さをいう。
【我逢人(がほうじん)】すべての物事は「出逢う」ことから始まる。だから人と会うことや人と会う場所や人と出会う姿を大切にしなさい。
【歩歩是道場(ほぼこれどうじょう)】どこにいてもそこが「道場」であり、何をしていてもそれが「修行」である、という意。
【門を開けば福寿多し】何もかも包み隠さず、あからさまにしてしまえばよいことがたくさんある、という意。
【放下着(ほうげじゃく)】何もかも捨ててしまえ、捨てて捨てて捨てきってしまえ。まず捨てるべきは「損得」のものさしなり。
【前後裁断(ぜんごさいだん)】その一瞬一瞬が絶対であり、前も後ろもつながっていない、という意。生ききるとはその絶対の生を全うすること、ひたすら一生懸命に生きること。死は自分ではどうすることもできないから、仏様にお任せしていればいい。生ききっていればおのずと絶対の死がやってくる。生きている間は、生きることだけに専念する。そこには死に対する不安も恐れもないのです。


・・・「心配事の9割は起こらない(枡野俊明)」より

1.17

2015-01-17 21:15:16 | 政治・経済
何年振りかの神戸。
マスコミが騒ぐほどには、この日のこの街は際立っていなかった。
いつものように灯りは一部の広場だけ、その他世間はどこ吹く風。
果たして老婆に高価な杖を持たすだけで、よしとしてこなかったか?
杖を持つ細腕を忘れて。


とんど焼き

2015-01-15 20:15:55 | 日本の四季
ひとしきり雨が降ったあと、住吉大社に初詣を兼ねて御札納めに行く。今日15日はとんど焼きの日。古いお守りや正月のしめ縄などを焼き納める行事、その煙を浴びると無病息災のおかげをいただけるという。生憎の小雨模様で人出は少ない中、煙だけはもうもうと立ち込めていた。

アレックスと仏紙襲撃

2015-01-14 23:38:53 | 読書
ランス大聖堂、シャガールをモチーフにした深水の「花窗玻璃」を読み終え、口直しのつもりで手にしたのが「その女アレックス」。この本、気分転換の飴玉の筈が、実は猛毒の果実だった。作品全体を覆う陰鬱な空気の中で、作者が仕掛けたのは巧妙で大胆な罠と知りながら、深刻で饒舌な形容詞の乱立に抵抗しつつも一気読みさせられる。最後のトリックは、賛否両論の中多くの賞をかっさらっただけのことはあるのだが、なぜかのど仏に小骨が刺さった読後感。おそらくそれは、アレックスと仏紙襲撃に共通して感じる憂鬱感がもたらしたもの。彼女が画策した積年の怨念と憎悪に満ちた復讐劇は、現代仏蘭西とイスラム諸国に蔓延した葛藤劇を共振させるものがあった。
事件以来、東洋の島国のマスメディアを連日賑わせてきた報道に対し、ある日は風刺と侮辱をはき違え「自由の責任」を忘れた言論人とやらに違和感を覚え、またある日は「目には目を」の教えを無視するムスリムの背後に彼らを操る魔物の影を感じ、またある日は「私はシャルリ-」とデモるEU指導者達が幕間のピエロのように滑稽にすら見えてしまう憂鬱感が、奇妙にアレックスの残忍さと共鳴してしまうのだった。

異物混入と乱射事件

2015-01-08 10:26:12 | 社会問題
桑田佳祐のチョビヒゲがくる年の煩悩を憂いつつ迎えた2015年・平成27年・昭和90年は、「異物混入」から始まった。意物か慰物か畏物か萎物か遺物か移物か・・・どうでもいいけど、円をバラマキ、公共事業をバラマキ、自衛隊までバラマク政権のおかげで、対ドル円の価値が2/3に低下。見事この国の借金は12.5兆ドルから8.3兆ドルに改善!ってか?


仏蘭西では銃乱射事件。地続きに国境が接し、多民族が行き交い、多くの問題を凝縮したEU文化の拠点巴里では、異物混入は日常であり正常なのだ。単に異宗教の問題として片付けると問題の根っこを見誤ってしまう。

連日の酒毒を抜こうと、ノラ仕事なんか放ったらかしにして、深水黎一郎の「ジークリートの剣」から「エコール・ド・パリ」を読み終え、「トスカの接吻」に移った。感化され郷愁を覚えた所為か、連日放映される巴里市街の映像を懐古の念で見ている。

反橋

2015-01-02 10:29:55 | 酒を節する

「反橋はおりる方がこはいものです」(川端康成)

年のせいかちょっとずつ手を抜くかんじで、元日が明けた。
登り坂からとうに下り坂にかかったわが反橋。

下戸の五木寛之は酒を「忘憂」と称したが、憂いに加えて時も忘れ、
ついには「忘我」になっては始末が悪い。
今年も何かにつけて飲む機会が多くなりそう。
反橋を降りるのに、酔ったジジィを抱こうとする御仁はいない。