ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

処暑

2012-08-23 21:00:29 | 日本の四季
今朝の朝刊にこんな言葉があった。
「男は出産で父になるが、女は妊娠で母になる」

処暑を迎え、夕風が少しはやさしくなってきた。
図書館から坐骨神経痛の本をどっさり借りこんで、見よう見まねのストレッチ2週間。
何とか鎮痛剤なしで歩けるほどに回復した。

   ***

6Kwの太陽光発電を拙宅の屋根に載っけた。
甲子園決勝のドラマを、発電モニターを横目で監視しながら見る。
ローンと売電料の収支を、モニターの数値に一喜一憂しつつ。

   ***

親の跡を継ぐ2世3世がいやに増えている気がする。
代議士はもとより、医者に役者に弁護士に。
東大生の親は東大卒、オリンピック選手の親は元オリンピック選手。
選別されたという意味でエリートという言葉が浮かんでくる。

   ***

2030年に原発をゼロにするか否かという問いかけよりも
原発をゼロにするのは何年後か、という問いかけのほうがよかったのではないか。
いずれにせよ、18年も先の社会を語る資格のある政治家はいない。

   ***

「戦争ってなくならないの?」
「いや、なくなるよ。だってこの日本でも昔は戦争ばっかししていたんだよ」
「けど、世界のいろんなところで一杯人殺しがあるよ」
「・・・そうだね、やっぱりエイリアンを呼ぶしかないかもね。」

領土問題がキナ臭い。
反面幼稚過ぎて、平和ボケのようにも思える、あの国もこの国も。
小松左京さん達が「人類の進歩と調和」と詠った42年前の理想を思い出し、
懐かしくもあり、恥じいる思いも強い。


夏の日の忘れ物

2012-08-19 22:47:18 | MAGO
一昨日、息子夫婦の長男になる筈の子が、
この世の空気を吸うこともなく、元の世界に戻ってしまった。
21週の生命だった。何か大事な忘れ物を思い出して、慌てて戻ったかのよう。

身長20cm、体重わずか200グラムだけど、立派な顔立ちをした男の子だった。
桐箱に納まった彼の眼鼻は鮮明で、一文字に引き締めた口元は、
まるで、今から蘇り、何かを語りださんかの様だった。

今日、荼毘に付す。
一片のクレヨンのような白い骨が、今生の証として残った。

五輪も終わり・・・

2012-08-14 09:41:56 | スポーツに思うこと
帰省ラッシュで大渋滞の車列を横目に、岡山から2週間ぶりに帰ってきた。
連日の炎天下、帰途、畑によって見ると、案の定夏野菜の多くが黄色く変色していた。
坐骨神経痛で痛む足を引きずってまで水やりをする気にもなれず、
くたびれかけたスイカとマグワウリを3つずつ収穫して帰宅。

   ***

饒舌な開会式に始まった五輪も、過ぎてしまえば遠い記憶の中に埋没しそう。
金の獲れないニッポンが団体戦で何とか活路を見出したかんじ。

小生がTVのLIVEで見た試合は、
体操、サッカー、バレー、柔道のことごとくが日本の負け試合。
なでしこアメリカ戦に至っては、ユニフォームが赤なのを見て早々に敗戦を覚悟。

韓国の若者が独島領有を主張することを批判するならば、
女子バレーで「TAKESITA」と書いた応援プラカードを掲げ、
時折、末尾のTをMに細工して掲げてみたら如何かと。

   ***

金のかかった過剰な演出に、老醜を曝け出すアリ、ペレにポール。
しかし足を引きずる姿は、ザコツシンケーツーと同じサマ。

息子のギターを取り出し「ヘイジュード」のコードを探ってみる。
意外と指はおぼえているもの。
今度のカラオケ大会のオープニング曲にしてみるか。