昨夜、フジテレビのドラマ「鹿男あをによし」を見た。
玉木宏扮する不運男が、意に反して女子校の講師になってしまい、奈良に赴任するところから始まる。漫画原作だそうだが、今後の展開はどうなるのかよくわからない。でも奈良が舞台と聞いたら見なくてはなりませんねえ。どこでロケしたのか、結構わかるから楽しい(^o^)。
かなり不思議なドラマである。まあストーリーは別として、随所に出てくる奈良の町の風景はよい。何気ない背景にも、古都の風情が滲み出ている。美しいところを選んで撮った、美しく撮ろうとしたことが伝わってくる。また鹿が街に溶け込んでいた。朱雀門に大仏に若草山。1日で回るにはちときついだろうけど。
ただ女子校は怖いな、と思った(^^;)。
若いころは女子大で勤めたら楽しいだろうと夢想したこともあるが、やがて、何かあるとすぐにセクハラだと訴えられそうな気がして、絶対勤めないぞ(誰も誘ってくれないよ)と思った。いまや、女子学生自体が怖い(^^;)。
実は、私も若いころ、意に反して男子高校に勤めたことがある。正確に言えば、取材のために通ったというべきだろうが、一応教壇にも立った。業務命令だったのだ。もともと教職が希望でもないのに生徒と向き合う日々は、結構戸惑った。新鮮ではあるが、あの年頃を相手にするのは大変である。それで開き直り、教科書を無視した常識はずれの授業をやったためか、わりと生徒には人気があったよ(^o^)。
ただ、それが通用したのも男子校、それも底辺校だったからだろう。授業内容についてはクレームが来ないのだ。ほかの教師もこちらの授業に無関心だった。
それでも通勤中の電車で、他校の女子学生を何気なく眺めていたらさっそく生徒に目つきがイヤらしかったと指摘されるし、タバコ吸った悪たれを注意するのも大変だし。
それでも男同士で、当時は年も近かったから、乗り越えられたのである。
今となっては楽しかった思い出しか浮かばないけどね。
初々しい、生徒に人気の先生像が髣髴とします。
ちなみにドラマで一番笑えたのは、「奈良では市民はみんなマイ鹿を持っている。鹿に乗って買い物に行く。たまに鹿が駐禁取られる」という点。マイ箸より良いなあ。
そんな、女子学生を敵に回すようなことを・・
私は女子高でしたが、とても楽しかったです。
男の先生が多くて、若い先生は愛称で呼ばれ、おもちゃにされてたかなー。
男子校から転任してきた先生は寡黙で、からかったら悪いと思ったのか皆おとなしかったけど。
田中さんだったらやっぱりターゲットにされそうかなー。
>おもちゃにされてたかなー。
それが怖いんです(^^;)。
でも頑張る女子大生は好き。オイオイ
集団でなく、個人的に来てください。というと、また問題発言か……。
石舞台行きたいなあ~
そうそう、神奈川にある春日神社には鹿苑があり、
奈良から神のお供として連れてきた鹿の一族がいるそうです。
しかせんべいも売っていると新聞に書いてありました。
この番組、視聴率的には伸びなかったみたいだけど、かなり評価は高いようです。荒唐無稽に見えて、丁寧に作ってある。
奈良では、さすがに評判で本も売れたみたい。観光客も増えたそうです。
私は、黒塚古墳の資料館、行きたい! 三角縁神獣鏡が見たい!
ちなみに、第1回をやっと見たのは3月の下旬・・
ファンタジーは好きなので、楽しめました。
高校生のときの気分。「グリーンレクイエム」とか、
好きだったので。
ちょっと残念なのは、鹿が、とってもにせものだったこと・・
見るたびにすごくすごく気になってました。
アニマルタレント会社にも鹿はいないのかなあ。
鹿はロボットだったんですが、こちらは奈良県に寄贈されてどこかに展示される予定とか。動きとかは、なかなか優れたロボットなんだけどね。
動物タレント会社に行ったことがあるけど、鹿はいなかったような……ラクダはいたんだけど。
ちなみに噂の「平城遷都1300年祭」キャラクターの名前が「せんとくん」に決まりました。
が、寄せられた案の中には、「鹿男」「あおによっしーくん」が多数あったそうです(笑)。