森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

もちつき大会

2005-12-11 23:54:52 | 森林資源

今日はもちつき大会。杵を振るい、たくさんの餅をついた。

すると参加者の中から提案があり、みかん餅もついた。みかんを餅米とともに蒸して、そのままもち米とともにつくのだ。するとみかんの香りが立ち込め、黄色に染まった素敵な餅が出来上がった。

そこで思い出した。かつて某山村で素敵な柚子餅をいただいた。柚子が餅に練り込んであり、香りとともに甘い味が絶品だった。こんな餅は食べたことがない。絶対に売り出したら売れると思った。

実は先日訪れた福島でも、蕎麦とともに食べた小鉢が絶品だった。野菜の炊き物もキノコの煮つけもねっとりした舌触りの刺身こんにゃくも、何から何まで舌を直撃した。
野菜の炊き物もキノコの佃煮も、すべてが新しい味である。こんな味が山間地に残っていたなんて。東北の山間部に、これだけの滋味が隠されていたことにショックを受けたほどだ。山村の資源は、まだまだある。食文化も貴重な資源となるだろう。