森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

講演会の販売

2005-12-08 00:57:52 | 出版後の反響

奈良県内の林業事業体対象のセミナーで講演

森コロほか拙著を持参した。車だから重さを気にしないで済むので、段ボール箱に入るだけ。15冊あった。もちろん全部売れると思っていない。ただ、会場について参加人数は40人足らずとわかり、これは2、3冊売れれば御の字だな、と感じる。購入は参加者の1割以下というのが通常のパターンだからだ。

案の定というか、開催前に興味を持つ人は少なく、売れたのは1冊だけ。坊主でなくてよかった、とほっとする。

さて、本番はしゃべくりまわった。林業のことを真っ正面から話すのは、結構興奮するのである。しかも奈良県内だけに身近というか、かなり辛辣?激情?あけすけ?な話題を口にして、 林業の将来展望を語った。話しているうちにどんどん早口になり、それでも時間が足りなくなり、事例を削るつもりが逆に余談を付け加えて膨れ上がり、ノリにのって熱弁を奮った。外材の没落から合板業界、建築業界、木材輸出に新月伐採、ウッドマイルズ、soundwood(s)、チェンソーアートまで縦横無尽。

すると、終わってから売れるのである。本が。どんどん売れる。

残った分も主催者が勉強用に購入してくれることになり、完売!