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人に触れるだけで記憶が読み取れるという超能力を持つ刑事トン・ベク=ユ・スンホssi。
この能力は、よくあるように本人だけが知ってるようなものではなく、世間に広く知れ渡っています。
国家あげて科学的に検査し、それが紛れも無く本物だということのお墨付きを与えました。
トン・ベクも隠すことなく、それを事件解決に利用しています。
世間から注目を浴びるのも、嫌いじゃない性格のようです。
ただ、刑事仲間からは少々煙たがられてるんですね。
まぁ、それも分かります。親しくしようとしても、ちょっと握手しただけでも隠しておきたい記憶まで知られてしまうんですから。人に知られたくない事だってたいていの人は持っていますからね。
トン・ベクに触れているのは、今の所クチーム長とオ刑事のみ。
しかし、トン・べクは、事件捜査に能力を使うだけじゃなく、現場にも出たがる方でしてね。
それも、つい、正義感が暴走して犯人に暴行を加えてしまうことも多々。
今回も、時効まであと数時間という事件の犯人を逮捕したのは良いのですが、その時容疑者に暴行を加えた事が明らかになってしまったのです。
誰かがその様子を動画に収めていたんです。
それがマスコミに流出した事を切っ掛けに、人権団体が、記憶を読めると言う事自体、人権侵害に値すると言い出しちゃってね。
結局、トン・べクは2か月の停職処分を受けてしまったのです。
本当は6か月と言われていたのですが、警察庁のイ次長がとりなしてくれ、少し短くなったと言うわけです。
一方、ハン・ソンミ=イ・セヨンさんは、天才プロファイラー。
最年少で警視正にまで出世しています。
今、彼女は、別々に起こった二つの殺人事件が同一犯による連続殺人事件だという仮説を立てています。
イ次長に進言し、広域捜査隊を稼働させる許可を得ました。
その時、イ次長は一つ注意しました。トン・べクには絶対に知られない様にと。
ある日、事件が起こりました。
女性が行方不明となったのです。イェリムという女性で、トン・べクたちの警察署の掃除婦をしている女性の娘でした。
イェリム母は、トン・べクを婿にしたいとずっと言い続けていた人でした。
イェリム母は、娘を捜してくれとトン・べクに泣きつきました。
しかし、停職中のトン・べクは動けませんでした。今度命令に背いたら、免職となってしまうのは分かっていますから。絶対に刑事を辞めたくないのです、トン・べクは。何か理由があるのでしょうかね。
一応、公にはイェリム母を突き離した格好を取りましたが、やっぱり見て見ぬふりは出来ないトン・べク。
こっそりと待機室を抜け出し、捜査をしようとしました。
それを予想していたのはオ刑事。
トン・べクの代わりに自分が質問すると、無理やり同行しました。
イェリムの利用しているバス停近くに行くと、そこにいたのは広域捜査隊のイム刑事。
何やら聞き込みをしてる様子です。
トン・べクを警戒するイム刑事。
でも、トン・べクは敢えて怒らせるような事を言って、イム刑事に自分を殴らせました。
そうやって彼の記憶を読んだわけです。
ハン・ソンミを中心とした広域捜査隊に所属するイム刑事が、秘密裡に捜査している連続殺人事件の聞き込みをしていたと読んだのです。
今朝、3人目の被害者が意識不明で発見されたんだとか。
被害者が入院している病院にトン・べくとオ刑事は急行しました。
被害者がイェリムだと思ったの?それとも、イェリムの失踪がこの事件に関連していると察したの?
ちょっとその辺り、見落としたのか、スルーされていたのか・・・、正確に判断出来ません。
病院に行ったものの警備が厳しくて、近づけません。
そこにクチーム長が。トン・べクの行動を読んでいたのです。
トン・べクの姿を見た広域捜査隊のピョン隊長がトン・べクを被害者の元に連れて行きました。
手掛かりを得たいと考えたのでしょう。
トン・べクは被害者の頭に触れました。
しかし、意識不明の状態では、はっきりとした記憶が読めません。
再度試みると、断片的に映像が浮かびました。
その映像の中に、別の被害者が首を絞められているのがありました。ハンマーを持った手も。
トン・べクは意識を失いました。
イェリムは薄暗い部屋に監禁されていました。
何か、怪しい新興宗教団体のようです。
TVで教理を流し、それを憶えさせようとしています。24時間後に試験を行うと言う事です。
洗脳しようとしているようです。
イェリムの部屋の隣に別の女性がいました。その女性がイェリムに声をかけました。
試験に落ちたら死ぬ・・・と。必ず及第点を取るようにと。
ハン・ソンミは、発見された被害者ソギョンの失踪前の行動を追いました。
被害者の携帯の電源が入ったのを探知。
捜査員が直ちに現場に向かいました。
意識を取り戻したトン・べクは、すぐに広域捜査隊に向かおうとしました。
その時、すれ違いざまに触れた男の記憶を読んだのです。
その中に、今しがた記憶を読んだ被害者ソギョンの姿があったのです。暴力を振るっているシーンも記憶にありました。
「犯人だ」
トン・べクは叫び、追いかけました。
クチーム長とオ刑事も一緒に追跡。
でもね、捕まえてみると、真犯人ではない事が判明したのです。
確かに以前被害者と交際していました。その時暴力を振るって出所したばかりだったのです。
トン・べクは男の記憶を読みました。
特攻隊が携帯の在りかである小屋に突入しました。
しかし、そこにいたのは高校生たち。携帯を拾っただけだったのです。
その時、この事件がマスコミに報道されてしまったのです。
ピョン隊長はマスコミに報道規制を引くと通達していました。なのに、それが破られたのです。
被害者の命に係わると言っていたのに・・・です。
トン・べクはオ・ヨンタクと言う人物に会いに行きました。
トン・べクのことを知ってるヨンタクは、警戒してトン・べクに触れようとしません。
でも、トン・べクはソギョンの元恋人の記憶で、ヨンタクが芸能界志望者を騙して売春の斡旋をしていると既に知っていました。
そしてトン・べクはソギョン本人の記憶から、ヨンタクから暴行と脅迫を受けたと言う事も読んでいたのです。
それを突きつけると、ヨンタクは開き直りました。
周囲の人に、超能力刑事のトン・べクがここにいるぞ触れ回ったのです。
トン・べクは殴りたいのをぐっと我慢して拳を握っていました。
その時気づいたのです。ヨンタクが携帯を通話中にしていることに。
トン・べクに気づかれたと思ったヨンタクが相手に言いました。
「処分しろ。」
その瞬間、トン・べクが蹴りを
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