まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ライフ(原題)』13話まで

2019-10-06 00:42:00 | チョ・スンウ関連

レビュー一覧は、こちらから。

 

オ院長が欠勤しました。

何があったのか、分かりませんが。怖くて家を出られないってことでしょうか。

スンヒョをはじめとして、誰も連絡が取れない状況です。

そしたら、この隙に・・・と言う感じで、副院長が何も無かったかのように姿を見せ、会議で司会をしたりしてますよ。呆れますな、この図々しさは。

 

スンヒョは、本社屋に入れないままです。でも、それでくじけたりはしません。

チョ会長が来るのを、ひたすら待ち続けました。

出社してきたチョ会長は、スンヒョに言いました。

QLとの件は無かったことにすると。

そして、自分が出ていかなかった理由が分かるか?と問いました。自分が出ていって権力を使えば、もっと簡単に事は片付いた筈なのに・・・と。

「お前に任せたからだ。」

もう一度・・・と、スンヒョが謝りながら言うと、それはないときっぱり。こっちに任せろと。

要するに、スンヒョの力不足を分からせ、今後、重要事項を任される事は無くなったと言ったようなもんですよね。期待はずれだったと。 

 

ところで、スンヒョが検索していた“すい臓がん専門医”と言うのは、何?

ジョン・チョという人物を確認していましたけど。

 

サングク大病院が死因を変更した理由について、マスコミはあれこれ取り沙汰していました。が、確信の持てる意見はつかめていません。

セグル21も同じです。

ソヒョンが医師の一人と親しいと知ってる先輩記者が、情報を取材してつかんでくるよう言いました。

でも、ソヒョンはジヌに聞きにくくて・・・。

そんなとき、ジヌから連絡が入ったので、意を決して会いに行きました。

で、おずおずと質問しようとしたのですが、その時、ジヌの服が昨日と同じだと気づいたのです。寝ていないと分かりました。

もう、そんな質問する気は無くなってしまいました。寝る暇も無いほどに仕事に追われている人に、聞けないと思ったのでしょう。

 

スンヒョは、オ院長と連絡がとれないと知った時、チョ会長の“こっちに任せろ”と言う言葉が頭を過りました。

決断は早かったです。

チュ胸部外科長、オ院長、ジヌ、そしてノウルの解雇処理をするようカン秘書に命じたのです。

これは、構造室長にも敢えて聞かせました。チョ会長に報告するのは間違いありませんからね。

「院長や教授を解雇するなら、いっそのこと・・・。」

と、構造室長が口に出して、途中で止めました。

何?と言った風な表情で見つめるスンヒョ。構造室長は、それ以上言いませんでした。

 “社長も辞めろってか?( `д´)”・・・と言いたそうな目でした。

 

オ院長やチュ胸部外科長たちを解雇するという告知は病院スタッフを揺さぶりました。

イ救急医療センター長は慌ててジヌに連絡を取ろうとしましたが、電話に出ません。

 小児科長は、ノウルのところに飛んで来ました。

オ院長、チュ胸部外科長、ジヌはわかるけど、何故ノウルが?・・・ですよ。

ノウル自身も全く思い当たる理由がありません。スンヒョの決断だとは分かりますが、理由が・・・ね。

 

その頃、ジヌは自宅で眠っていました。ソヒョンに送ってもらって久しぶりにゆっくりと眠ることができていたのです。

目が覚めたのは、もう夕方でした。

家に母親が来ていました。

母はジヌに言いました。ソヌが独り暮らしをしたいと言ってきたと。そして、メールが来たと。

そのメールで、事故は自分のせいだとソヌは告白していたようです。

でもね、実は、母とジヌは既にその事を知っていたのです。知っていると言うことを、ソヌに話していなかったのです。

この親子は、思ったよりずっと結び付きが深いようです。些細な事も、ちゃんと分かりあってるようですね。例えば、ソヌがノウルを想っていることも母は知っていました。

お互いの気持ちをちゃんと分かってて、思いやって、労りあって生きてきたのでしょう。

言うべきこと、言わないでおくことをちゃんと区別しています。

 

それはソヌも勿論同じです。ただ、自分が母から夫を奪い、兄から父親を奪ったという罪の意識があるので、どうしても口数が少なくなってしまったのでしょう。

でも、母には言葉にできないくらいに感謝しているし、愛しています。

母の美しい時代は、自分の世話で過ぎてしまったとソヌは思っていました。だから、母の再婚は心から喜びました。幸せになってほしいのです。

 

ジヌは、ソヒョンと一緒のところをノウルとソヌに見られたと知っています。ノウルから聞かされたのですが。

ソヌが独り暮らしを・・・と言い出したのは、自分が結婚すると思ったからかもしれないと思いました。

 

この直後に、ジヌは不在着信が多数あることに気がつきました。

で、イ救急医療チーム長に連絡すると、何だか、話の内容が分かりません。

何かあったと思いました。

 

ノウルは駐車場でカン秘書と会いました。お酒に誘いました。

二人でしこたまお酒を飲みました。

いろんな話をしました。

解雇のことを口にした時、カン秘書は弁明したかったみたいです。説明かな?

ノウルは仕返しだと受け取っていますが、あれは、ノウルたちをチョ会長から守るためだったと私は思います。カン秘書も、そう説明したかったのでしょう。

スンヒョはそういう人だと言いたかったんだと。でも、言いませんでした。

自分が余計な口出しをしない方が良いと思ったのかもしれません。話すべき時が来たら、スンヒョが言うだろうと。

或いは、自分の勘違いかもしれないと慎重になったせいかもしれません。

でもね、お膳立てはしましたよ。

泥酔したフリをしてスンヒョに電話し、迎えに来いと言い放っちゃった。

 

呆れたスンヒョですが、言われた通り、迎えに行きましたよ。

そしたら、そこにカン秘書の姿は無く、ノウルのみが飲んだくれていました。

可愛い

スンヒョの運転手が上手くノウルを車に乗せてくれたのですが、あまりにも安易に他人の車に乗り込むノウルを見て、心配になったスンヒョ。

思わず、あれこれと説教しちゃいました。

 

ところで、カン秘書もとても気配りの人なんですが、この運転手も同じく心配りのできる人です。スンヒョのことを、よく理解してくれています、この二人。

きっとスンヒョは信頼しているでしょうね。

 

ノウルが寝込んでしまったので、自宅の住所が分かりません。

身分証に住所が書いてありますと運転手。

だから、バッグから取り出そうとしたとき、電話が。

ソヌからでした。きっと、解雇のことを知ってかけてきたのでしょう。

 

スンヒョがノウルの携帯に出た事が、ソヌにはショックだったでしょう。おまけに、酔っぱらっていると言うじゃありませんか。

ノウルの住所を伝え、ソヌはすぐに自分も駆けつけようとしました。

ところが、車イスを動かす機器は充電中で使えず、タクシーを捕まえようとしても、乗車拒否されてしまって・・・。

自力で車イスを漕いで行くしかありませんでした。

 

その頃、スンヒョの車はノウルの家の前まで来ていました。

まだ眠ったままだと思ったスンヒョが起こそうと肩を叩いた瞬間、ノウルはドアを開けて飛び出しました。

ありがとうございました!

そう言うと、スンヒョの顔も見ずにマンションの入り口に飛び込んで行ったのです。

ま、恥ずかしかったからなんですけどね。

でも、スンヒョは、ここまで嫌われてるんだ・・・と、思っちゃった。

 

その時、ソヌが汗だくになってやって来ました。

車で5分と言ってたのに・・・と、スンヒョ。

その時スンヒョはソヌの気持ちに気づきました。

イ・ノウル先生が好きですか?・・・と、スンヒョは聞きました。

「いいえ。好きなら・・・好きな人が酔ってたら駆けつけないと。僕には無理だった。だから否定します。」

来たじゃないですか・・・と、スンヒョ。

来てないも同然です・・・と、ソヌ。

そして、ソヌは来た道をまた引き返したのです。

スンヒョの表情が上手いです。切なそうに、哀れそうに、そして想いに感動したようにソヌを見つめていました。

 

今のスンヒョを癒してくれるのは、飼い始めた犬だけでした。

この時だけは、スンヒョに笑顔が出ます。

 

救急医療チームは、その日も大忙しでした。

そこに、チュ胸部外科長が来ました。腕利きの医者が来たことで、治療は上手く進めることができました。

その次に、ジヌもやって来ました。

解雇通達された二人です。失いたくない戦力ですよね。

 

ジヌは決心しました。スンヒョと戦うと。

 

スンヒョはカン秘書に注意しました。

ま、この二人の会話はシリアスなのに、くすっと笑いそうになります。

上手いんですもん。

ノウルが泣いていて・・・と聞いたスンヒョは、理由を聞きました。

ノウル、ソヌの病気のこともカン秘書に話しちゃってた!

スンヒョは、流石にショックを受けました。

これまで、ソヌが話していた言葉の本当の意味を知った気がしました。

 

その時、構造室長から報告が入りました。

ほとんどの教授が講堂に集まっていると。

スンヒョはすぐにソヌ・チャンに事情を聞こうとしましたが、ソヌ・チャンは無視しました。

 

講堂では、ジヌが壇上にいました。

今回の自分達の解雇について、異議を唱え、スンヒョの解任を求めると宣言しました。

本当に出来るのか?と言う意見もありましたが、ほぼ全ての職員はジヌと同感でした。

 

副院長が、オ院長不在ゆえ、自分が発議すると突然指揮権を取ろうとしました。

でも、ジヌが資格が無いと反対。無期停職処分を受けているのだからと。

その言葉で、副院長は俄然、ジヌに対して食ってかかり始めました。

ジヌこそが、自分を評価院に告げ口した輩だと言い放ったのです。

 

皆、騒然となりました。

 

ジヌは、それを認めました。

無茶苦茶な偏見に満ちた暴言でジヌとソヌを貶める副院長の言葉を認めたのです。


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