まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ライフ(原題)』12話まで

2019-10-05 12:07:35 | チョ・スンウ関連

レビュー一覧は、こちらから。

 

ノウルがスンヒョと一緒にいるところなんて、ジヌは予想だにしなかったでしょう。

一緒に来たということだけでも驚いたのに、霊前に供える花をスンヒョがノウルにも手渡したのを見て、偶然今一緒になったわけじゃないと察しました。

あのシーン、スンヒョが手に取った花の一つをノウルに手渡すシーン、何とも言えない雰囲気がありました。ごくごく自然に差し出すスンヒョと、自然に受けとるノウル。

スンヒョの感情が見える気がします

まさか、ジヌに見せつけるためじゃないよね?そこまでスンヒョ、意地悪く無いよね?

 

ジヌは、ソヌの想いが決して報われないと悟りました。

告白することにすら物凄い決心と勇気が必要だったソヌなんだけど

兄とすれば、想いの深さと切実さ、重ねてきた時間を知ってるだけに、切なかったでしょう。

 

ノウルは遺族に挨拶するスンヒョを見て、どういう気持ちで出席したのか、やはり分からなかったようです。まだ、スンヒョの性格、本音がつかめません。

ジヌと会った事は、彼女の中でどういう気持ちになったのか。そこまでは分かりません。やはり複雑な表情を浮かべていましたが。

ノウルが洗面所から出た時、スンヒョの姿はありませんでした。もう帰ったと思ったでしょうね、ノウルは。

でも、待っていました。

 

階段の上と下で見つめ合うスンヒョとノウル。

このシーン、どう表現すれば良いのか分からない雰囲気がありました。

待っているのが当たり前と思うような、でも儀礼的に待っていたとも受け取れる雰囲気。

いると思わなかったスンヒョがいたと分かった瞬間のノウルの気持ちはどうだったでしょう。

ノウルは聞きました。ちゃんと答えてくださいと。

がんセンターの死亡事故を公表した理由、3科を異動させると言っておきながら、結局撤回した理由。

「事業に偶然などあり得ません。」

と、スンヒョは言いました。

要するに、全て計画の内だということです。

それを聞いて、ノウルは言いました。

「だったら、社長はそういう人間じゃない。」

そして、続けました。では、今は?イ・ジョンソンさんの場合は?・・・と。

スンヒョの命令なのかと聞かれ、スンヒョは何も答えませんでした。チョ会長の命令だとも言えなかったのです。

ノウルはそれを察したでしょうか。スンヒョの指示だと誤解したのでしょうか。誤解したように見えますが・・・。

 

チョ会長の命令で、部下がずっと遺族の様子を見張っていました。

母親は、ジヌが置いて行った封筒の中の手紙を読みました。娘の最期の状態を写したCT写真も入っていました。

そして、気持ちを変えたのです。解剖をしてもらうと。

 

そうなると、慌てたのはチョ会長側。

必死に遺族を説得しようとします。火葬場は混んでいるから、予約通りにしないと・・・とか、解剖しないと言っていたので、遺体を冷凍してしまった・・・とか。

そこに、知らせを受けたジヌが駆け付け、ファジョン側と遺族との間に割って入りました。

母親は、ジヌの意見を受け入れたのではないときっぱり言いました。あくまでも、自分たちの意志だと。

 

スンヒョも、すぐに動こうとしましたが、その前に、チョ会長が彼の部屋に乗り込んで来ました。

怒りの表情に満ちたチョ会長の怖い事。

力いっぱいスンヒョの肩を掴みました。痛っそ~っ

オ院長も呼びました。

解剖したら、どうなるのですか?死因が覆されるのか?と問いました。

五分五分です・・・とオ院長。

オ院長は、チョ会長の偉そうな態度に怒っていました。でも、必死に堪えました。

 

構造室長が言いました。母親が考えを変えたのには、チュ胸部外科長とジヌとが何らかの関係があると。

既に、二人の情報は洗いざらい集められていました。ソヌのことも、そして、ノウルと噂があることも。

聞いていたスンヒョは悟りました。チュ胸部外科長とジヌだけじゃなく、ノウルもチョ会長のターゲットとなってしまったことを。

必死に対策を考えました。

スンヒョにとって、今ではノウルは勿論、ジヌやソヌ、チュ胸部外科長のことも大切な存在となっているのです。ある意味、リスペクトする相手と言うような。

 

スンヒョはチョ会長に言いました。解剖しましょう・・・と。引き留めれば、却って怪しまれますからと。

「必ず死因を覆されないようにします。」

えーっどーやって

チョ会長は、打つ手が思い付かない今、スンヒョを信じるしかないと思ったようです。それに、責任はすべて自分が・・・とスンヒョが言いましたので、そうなった時はそうしようと思ったのでしょう。

 

スンヒョは解剖を外部の法医学者に任せ、サングク大病院の関係者は一切関わりを持たせないように・・・と指示を出しました。

そして、解剖後の説明は、解剖医に任せろと。

結論の“外部衝撃による死亡”は、変わらないと。

 

その頃、副院長も密かに動いていました。

医師として死因を明らかにする義務がある・・・なんて言う記事を書かせていますよ、部下に。

そして、解剖させるために、院内で署名を募り始めましたよ。ま、一歩遅かったけどね。

 

解剖の日となりました。

外部委託された解剖医や立ち会いの検事など、病院関係者以外の者たちが集まりました。

そこに、イ・ジョンソンの両親が入って来ました。

実は、ジヌも手をこまねいていたわけじゃなかったのです。関係者が入れないと知った時、遺族なら入れることを思い出し、頼んだのです。

勿論、素人に・・・それも両親に娘の解剖に立ち会うなんてことは、むごい事です。

それでも敢えて、ジヌは頼んだのです。両親も解剖を決心したことで覚悟を決めたようです。

 

ジヌが狙っていたのは、解剖の記録係が写した写真でした。証拠として、かなりきっちりと写している筈ですからね。

カメラマンも、善意で両親に渡してくれました。

 

ジヌはすぐにでも発表しようと言いました。

でも、チュ胸部外科長は、それを拙速だと言いました。発表することで、周囲の人へ影響がどのように及ぶのかを考えないといけないと。

スンヒョは勿論、オ院長も・・・です。

チュ胸部外科長は、オ院長に自分の過ちを正せるチャンスを与えないといけないと言いました。

渋るジヌから写真を受け取り、チュ胸部外科長はオ院長の元に行きました。

 

実は、オ院長も悩んでいました。

自分は、財閥の要求を飲んで事実を曲げてしまったのかもしれない・・・と。医師としてしてはならない事だったのではないだろうかと。

チョ会長への反発心もあったでしょう。

でも、過ちを公表することは、やはり勇気が必要です。

チュ胸部外科長は、迷うオ院長に助け船を出しました。

「検視と解剖は違うので、歪曲には当たりません。」

オ院長がしないのなら、私が報告します・・・とチュ胸部外科長。とにかく、解剖医の前に発表しなくてはなりませんから、時間が無いのです。

 

記者たちが居並ぶ講堂にまず姿を見せたのは、オ院長でした。

タッチの差で、解剖医が到着。でも、既に壇上にはオ院長がいたので、引き下がるしかありませんでした。

オ院長は、前回の検視結果を訂正すると発表。病死だと。

 

騒然となりました。

ソヌ・チャンから知らせを受けたスンヒョ。計画が失敗したことを知りました。

構造室長は、すぐにチョ会長に報告していました。

 

スンヒョはファジョンの社屋にも入れないようになってしまいました。手を打つのが早いわ、チョ会長。

 

ソヌは、母親に一人暮らしがしたいと告げました。

母親は心配で、受け入れる事が出来ません。まだジヌにも話していないと聞くと、余計です。

母親は再婚しているんですよね?

本来は自分が一緒に住んで世話をするべきなのに・・・と、常に罪悪感を持っているようです。泣きだしてしまいました。

 

ソヌは秘密を抱えていました。

実は、父が死に、自分が半身不随になった事故は、ソヌ自身の所為だったのです。

車内で父から注意されたにも関わらず、ボールを蹴って遊んでいた所為なのです。自分の所為だからこそ、半身不随を罰だと受け入れて来たってことでしょうか。

 

スンヒョはオ院長に、資料を誰から手に入れたのか、聞きました。

が、オ院長は言いません。

スンヒョはため息をつきました。

それを見て、オ院長は改めて恐怖心が湧いてきたようです。

いくら財閥だからと言って、意に沿わない対象をどーにかするなんてこと、流石に無いだろうと思って来たのですが。

私はあの一族を10年見て来たんです・・・とスンヒョ。

見てただけなの?と聞くと、スンヒョは何も言いませんでした。何をしても無理だとその表情が語っているようでした。

 

オ院長は不安が募って来ました。

何者かが、オ院長の家に来たーっ

救急医療チーム長も、ジヌの事が心配でした。出る杭は打たれる・・・とジヌに言いましたが、この時はまだジヌもそこまで真剣に受け取ってはいませんでした。


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