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サラとチェ・ギホの婚約は破棄されたわけじゃなかったみたいですね。まだ継続中と言う事らしいです。
お互い政略結婚と承知した上での関係なので、特に会わなくても良いと言う感じです。
ウノは、人を意識して傷つけたりなど出来ない性格なので、ギホに何かすると言う事はありませんでした。
セゲとドジェは幸せな時間を過ごしていました。
地方に出かけ、恋人同士のように、いえ、新婚夫婦のように楽しんでいました。
露店をめぐっていた時、ふいにドジェの姿が消えました。
慌てて辺りを見回すセゲ。
そしたら、当然観光客にセゲだとばれてしまい、注目を浴びてしまうんです。取り囲まれて写真を撮られたりね。
必死にドジェを探していると、遠くにドジェが。
駆けて行き、ドジェを捕まえました。
「こんな気持ちで探していたのね。」
人の顔が見分けられず人違いをしたこともあったでしょう。でも、諦めずに探してくれたわけで・・・。
「ありがとう。本当にありがとう。」
セゲはドジェの不安、焦りという気持ちを初めて実感できました。
ドジェはペンダントを買いに行っていたのです。
今までセゲの名前を刻んだペンダントを外せずにいたセゲのために、新しいペンダントを。
もう、そのペンダントを持たなくていいと言う事ですよね。自分が一生傍にいて、絶対にセゲを見つけてあげるからということですよね。
セゲは名前の入ったペンダントを、そこに置いて行きました。
サラはウノに電話して居場所を聞きました。
聖堂にいるとウノは答えました。
実はウノ、迷っていたのです。神父になるかどうか・・・。
「道は歩いてみないと分からない、目的地がどこでも。」
と、相談した神父が言いました。そして一度、神父服を着てみてはどうかと。着てみて気持ちがどう動くか確かめてみればよいとということでしょうね。
ところが、そのタイミングでサラが聖堂に来たのです。
サラは神父姿のウノを見ました。それは、ウノの返答だと考えても不思議はありません。
久々に「ラブレター」のチョ・ヒョンジェssiの姿を思い出しました。
私が今何を捨てたと思う?とサラ。
「何を捨てたんですか?言ってください。」
と、ウノ。それによって僕も捨てる決心ができるから・・・と。
一瞬、サラの目に期待の色が浮かんだ気がします。でも、すぐに期待を捨てました。これまで期待どおりに行った試しが無かったから。
「最初から負けは分かってた。いい人かと思ったけど、意外と意地悪ね。」
聖堂を見てサラは言いました。
そのまま背を向けたサラ。
ウノ、心が痛みました。
すぐにサラの家に行きました。
何故僕が好きなんですか?と突然聞きました。
可愛いから・・・とサラ。
「こんなに可愛い人は初めて。そんな人が私の話を聞いてくれ。呼べば来てご飯も作ってくれて、甘い物もくれる。気を悪くした?」
こんな言い方じゃ、ウノはひたむきで真摯なサラの想いを正確に理解できないでしょうね。露悪的な言い方ですもん。
きっとサラはプライドが高く見えて・・・いえ、実際高いんでしょうが、反面、強い劣等感も持っている人なんでしょうね。愛されて当然だと思いたいけど、愛される筈がないと思う気持ちの方が強いという感じ。
婚約者がいますよね?とウノが聞きました。
言う必要が無いと思ったけど、そのうち、言いたくなくなった・・・とサラ。
「図々しい。でも、何故か嬉しい。」
ウノがそう言って、サラが顔を上げた時、チェ・ギホが突然現れました。
良い雰囲気になりそうだったのに・・・
ギホはウノが代行運転の者だとは気づきませんでした。元々関心も無かったでしょうしね。
呼んだら、来て・・・とサラはウノに言ってドアを閉めました。
ウノ・・・一人でお酒を飲みました。
セゲを呼び出し、話を聞いてもらいました。
今日、本当に勇気を出して訪ねたんだ・・・とウノは話し始めました。
でも、拒絶されたと。
まだその気持ちが恋なのかもウノには判断出来ていないようです。
10年も思い続けてきた夢がこんなに簡単に揺れてしまってよいのかと言う気持ちもありました。
「たかが夢よ。夢を変えたって誰も悪く言わない。責められたら、ウミと助けるから。」
セゲは明るく言ってあげました。ウノ、気持ちが少し軽くなったようです。
ギホとサラの関係は単なる企業人同士のようです。
財閥、企業間の合併みたいな感じ。
でもね、この時、ギホはソノグループを手に入れようと企んでいましてね。以前はサラもドジェに成り代わってソノグループのトップに立ちたいと考えていたので、手を組んだというのが経緯のようです。
ギホは、ドジェの周辺を探って、とうとう相貌失認の情報を手に入れていました。
それを、得意満面にサラに示したわけです。
まさか、サラ、こんな弱点がドジェにあるとは思ってもみませんでした。
そんなことを武器としたくありませんでした。そこまで汚い人間じゃないのです、サラは。
それに、ドジェに対する考え方が徐々に変わって来ていましたしね。
ところで、チェ・ユリはやはりその道のプロにセゲの調査を依頼しているようです。
今のところ、何も怪しい点は見つかっていませんが、ユリは何か絶対にあると感じていて、調査の継続を依頼しました。
セゲは仕事中、誰かの視線を感じました。
気のせいかもしれないとは思いましたが、やはり気になりました。
ウミはそれを聞いて、行動に気を付けるよう言いました。
そして、とうとう、ウミがドジェの病気について知ってしまいました。
ドジェがセゲのコートを羽織っているウミを、セゲだと思い込んで話しかけてしまったのです。
ウミが戸惑って名乗った時のドジェの狼狽ぶり。
必死に冷静を装い、そのまま帰ってしまいました。
セゲはウミに問い詰められましたが、あれこれ言い訳をして、一切話しませんでした。でも、ウミは話せないセゲの気持ちを理解したようです。
「不用心すぎる。」
と、ウミは言いました。
同じころ、チョン秘書も、ドジェのノートに描かれたセゲと名付けられたたくさんの人物の意味を理解できないでいました。
不安になって、オ博士に話を聞きました。
「あの病気は悪くなることはありません。その代わり、治りもしません。」
と、オ博士は言いました。自分は、受け入れることで、人生は良くなるという助言をしただけだと。
自宅に戻ったドジェの前に、サラが現れました。
ギホから受け取った診療記録を突きつけました。
ドジェを問い詰めました。
言い訳をしようとしたドジェに、言いました。自分はそんなに卑劣な人間じゃないと。
サラが怒っていたのは、ドジェに対してではなく、おそらく自分に対してなんでしょう。
ドジェの苦しみを知らず、自分勝手な思い込みでドジェを誤解し続けてきたと言う事です。
無視されていると彼女は感じていました。見分けられなかっただけなのに・・・。
ドジェは腹をくくったように、サラに全てを話しました。
ドジェがこれまでどんな努力で自分たちを見分けようとしてきたかをサラは知りました。
ドジェも、こんな日が来ると、覚悟はしていたようです。
ただ、サラの態度は彼が想像していたものではありませんでした。
本当の妹みたいに怒り、心配してくれるとは・・・。
2人の秘密が徐々にばれそうで怖いです。
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