サメ ~愛の黙示録~ DVD-SET2 | |
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キム・ナムギルssiって、こういう役、似合うねぇ。あまりにも可哀相で切なくて、泣けて来ましたよ。
ジュンの言葉に、一瞬驚いたへウですが、動揺を見せる事はありませんでした。
どんな理由であろうと関係無い・・・。
この二人の様子を、ジュニョンが見ていました。
どう見ても、二人の間に何かあるとしか思えませんよね。でもへウの愛情を疑う事は無かったようです。
ジュニョンは、ジュンに言いました。
あなたを見ていると、後輩を思い出す・・・と。顔は違うけど、何か感じるんでしょうか。
へウはオ地検長に会いに行き、真っ直ぐに聞きました。12年前、何があったのか?・・・と。
オ地検長は、答えられませんでした。
彼の立場が良く理解出来るへウは、どんなに苦しい立場に立っているかも理解していました。
でも、これだけは答えてほしかったのです。
結局、何も答えはもらえないまま、帰るしかありませんでした。
これはすなわち、自分の父が真犯人だということです。そして、ジュニョンの父オ地検長も、それに関わっているということです。
へウは、思わず倒れそうなくらいにショックを受けました。
家に戻ると、キム捜査官が待っていました。
彼もまた、否応なしに関わらざるを得なかった人物でした。上司から命令されたら、断るなんて出来ませんよね。
その後、へウ父が関わってる事を知ったわけで。
自分にも火の子が降りかかるのも覚悟の上で事件を捜査してるへウを見ると、キム捜査官は自分が恥ずかしくなったようです。
今後はへウを裏切るような事は無いでしょうね。
キム捜査官は、この時、事務所に届いたへウ宛ての小包を持ってきていました。
中に入っていたのは、コインロッカーの鍵。22番です。
ジュンは、イヒョンのアルバイト先のカフェに行きました。
一旦は、引き返そうとしましたが、やはりイヒョンの前に行ってしまいました。そして、要りもしないジュースを、嫌いなジュースを10人分も買ってしまったのです。
イヒョンを見つめるジュンの目は、本当に優しいです。
あまりにも優しくて、愛おしそうで、抱きしめてしまうんじゃないかと思えるくらい。
イヒョンとピョン刑事の父子の様子を見る時が、一番穏やかで人間らしい表情をします。
ところで、ピョン刑事は、最近イヒョンが懸賞で物凄く高価な望遠鏡が当たったと聞き、ちょっと変に思っています。
イヒョンがふと漏らした、兄が生きてるかも・・・という言葉が、頭に残っていました。
だから、イヒョンに接触してくる人物がいないか、神経質になってます。
コインロッカーを探し当てて開けてみると、入っていたのは、一枚の写真。
日本のどこかが写っていました。
で、旅関係のサイトにこの場所を知らないかという記事を載せたところ、すぐに回答がありました。
沖縄です。
その時、ジュニョンとへウは、ヨシムラ会長から沖縄に誘われていました。勿論、仕事のためです。
でも、へウは捜査が忙しくて、行かない事に決めていたんです。
そこに、この沖縄の家の写真です。へウは沖縄行きを決めました。
ジュンにパク女史が会いに来ました。
初対面の時の場所に行ったのは、偶然ですか?・・・と聞きました。
偶然だと答えたジュン。
外れた場所なので、通りすがりに見つけるのは難しいかと思って・・・とパク女史。
次に、イスと言う名前を聞いた事があるか?・・・と問いました。
「あります。」
会った事は無いが、ヨシムラ会長から、へウ祖父が本当の孫の様に可愛がっていたと聞いたことがある・・・と。
納得するしか無かったパク女史。でもやはりジュンの事が気になるようです。
ジュンは、自分のことを覚えていてくれ、心配してくれる人がいるのが嬉しかったようです。決して警戒してる表情ではありませんでした。
イスは、ヨシムラ会長に助けられた後、治療が終わって日本に行ったようです。
で、1か月ほど急に姿を消した後、戻ってきた時、彼は言ったそうです。
「ハン・イスは死にました。」
ただそれだけだったとか。ヨシムラ会長は、事故の詳細も一切イスから聞かされて無いんだそうです。
姿を消したイスが行ったところが沖縄だったのです。
沖縄に着いて、チャン秘書が用意してくれた運転手付きの車で写真の場所に行こうとしたへウ。
そこに、ジュンが現れ、強引に自分が案内する・・・と言い出しました。
気まずいですが、まぁそこんところは大人な対応。
写真の場所を見つけたへウ。
ジュンはへウ一人にしてあげました。
そこに住んでいたのは、年老いた韓国人。
12年前、突然近くの林にイスが倒れているのが発見され、韓国人がこの老人だけなので、この家に運ばれて来たんだとか。
イスは、3日間眠り続け、気がついた後、3日間は眠らずに何かをずっと考え続けていたんだそうです。
で、その後は、畑仕事等を黙々とするようになりました。
ところが、ある朝、老人の朝食の用意をして、姿を消してしまったと言うのです。帰るまで一切喋らなかったようです。
年恰好を聞き、へウはイスだと確信しました。
使っていた部屋を見せてもらいました。
驚きました。
壁に描かれていたのは、あの“円”です。
そして、老人が差し出したものは、なんと、へウが作ったサメ・・・。
イスが生きていた・・・。
へウは号泣
私も、泣けました
イスは死んだ・・・と、この場所に、生まれ変わった場所にへウ手作りのサメを置いて行ったのですね。
ふらふらと家を辞したへウ。
手には木彫りのサメ。
「イスやぁ・・・。」
その呟きが聞こえたジュンが振り向きました。
へウは、ジュンに向かって呼びかけたわけではありませんよね?
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