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トン・べクとソヨンがチョ社長の家に到着した時、銃声が聞こえました。
室内にいたのはクチーム長とオ刑事。
そして、チョ社長の遺体。
2人ともぼんやりと座り込んでいました。
トン・べクが記憶をスキャンしても、肝心な場面だけが削り取られたように消えていました。
パク・ギダン殺害の時も、たくさんの信者がいたにもかかわらず、殺人の瞬間だけ記憶が消えていました。
それと同じ状況でした。
記憶を操れるのね、チン・ジェギュ。ジェギュだよね?
ソヨンは捜査員全員に通達しました。
チン・ジェギュは記憶を消せる超能力を持っているから、決して触れない様にと。
チン・ジェギュは既に家にいました。
秘密の通路から帰ってくるところを逮捕しようと待ち構えていた捜査員たちは拍子抜けしました。
チン・ジェギュは彼らが張り込む前に既に家に戻っていたと言う事です。そうか、犯人じゃないと言う事です。
「共犯を使っただろ」
と、トン・べク。
ソヨンの怒りを見たジェギュは、あざ笑うように言いました。あなたが怒る必要は無い・・・と。
ソヨン父は同僚を裏切って自分だけ利益を得たと言いました。裏切られた同僚たちの17人目の失職者が自殺した時に報いを受けたんだ、同じ17回刺されて・・・と。
どうして回数を知ってるのと、ソヨン。
それには答えず、ジェギュは続けました。
裏切った理由は天才の娘を育てるためだったとね。
「あなたを殺人共謀の疑いで緊急逮捕します。」
ソヨンが怒りを込めて言いました。
すると、ジェギュは記憶のスキャンをしろと手を差し出しました。それで無実を証明するということですね。
トン・べクはチン・ジェギュの腕を掴みました。
秘密の通路を行くジェギュまでは読めました。しかし、そこでスキャンが停止してしまったのです。
傷だらけで倒れている女性の姿が見えました。
お前が触れた人間が死ぬ・・・と呟くジェギュの姿が見えました。
記憶を操ることが出来るってことですよね。自分の記憶ですら。
トン・べクのスキャンを利用し、偽りの記憶を見せ、トン・べクを混乱させることに成功したようです。
トン・べクは倒れてしまいました。意識が朦朧としています。
気が付いたら病院。国家情報院のキム課長と言う人がついていました。
トン・べクという超能力者は国家の財産なんです。
これまでに3回倒れたトン・べク。1回は殴られてだったけど、2回はスキャン中でした。
スキャンを止めるようキム課長が言いました。
言う事を聞くトン・べクじゃありませんけどね。
トン・べクが眠っている間に、チン・ジェギュは釈放されてしまっていました。
秘密の通路からチン・ジェギュのDNAが出なかったんだとか。
弁護士はあのイム元検事長です。
チン・ジェギュは勿論監視下にありました。
しかし、隙をついて逃走。
追い詰めた捜査員は、記憶を消されて発見される始末。
サンアの息子ヒョンスの姿が消えました。
サンアはチン・ジェギュの所に駆け付けました。ヒョンスはジェギュに懐いていましたし、姿を消す直前にジェギュがいると言っていたのでね。
ジェギュにかけられている容疑を知っているサンアは、通報しようとしました。
「血族の罰を受けるんだ。お前の母親の罪を子供が償うんだ。」
と、ジェギュが言いました。
サンアには意味が分かりません。
分からないのか?私が誰か・・・とサンアに触れようとしたジェギュ。
寸前にトン・べクがサンアを引き離しました。サンアの記憶のスキャンをしてしまいました。
今夜3人目が殺されると、ジェギュ。
また憑依したようになって呟きました。
ヒョンスにもその資格が出来たと笑いました。少し前トン・べクはヒョンスの記憶をスキャンしましたから。
サンアはジェギュの事を思い出しました。
母親と同棲していたのです。
ある時、母親は別の男性と逃げて心中遺体となって発見されました。遺書もあったようです。
しかし、サンアの祖母は、自殺じゃないと、ジェギュに殺されたんだと常々言っていたようです。
そしてサンアもそう確信していました。
ジェギュが狂ったように動物を斬り殺す場面を見てしまったからです。母親が家をでる直前のことでした。
母親が家を出てしばらくたったある夜、帰宅したジェギュは眠っているサンアの首にペンダントをかけました。それは、家を出る時に母親が持って行ったモノでした。
トン・べクはチン・ジェギュの逮捕をピョン隊長に要求しました。
しかし、イ次長が反対。2度も逮捕したにも関わらず釈放せざるを得なかったわけですからね。
ヒョンスの捜索より、3人目の犯行を止める事を優先しようとしているのです。
ソンミからトン・べクに連絡が入りました。ソンミは待機処分中です。
でも、一人で捜査をしていました。
死体に必ず次の犠牲者を匂わす手掛かりを残していたのに、今回のチョ社長の遺体には何もありませんでした。
ヒョンスのことは注意を逸らすためのトリックかもしれないとソンミは言いました。
「私かもしれない。」
否定できない不吉な感じをトン・べクは抱いたようです。
「犯人は私たちを意識してる。目標も私たちなんじゃ?私の体にも触れたし。」
ソンミはもう一つ可能性を考えていました。共犯です。
そこで浮上したのが、サンアの夫ユン・イテ。
2人は、ジェギュとユン・イテのアジトに見当をつけ、乗り込みました。
しかし、ジェギュは逃走。
逃走する車にしがみつき、トン・べクがGPS付きの腕時計をつけておいたおかげで、後を追う事が出来ました。
追い詰めたと思った時、ジェギュが銃でソヨンを撃ったーっ
トン・べクとジェギュの格闘となりました。
ソヨンが必死に銃を放った時、ジェギュのナイフがトン・べクに刺さっちゃった
ソヨンが撃った弾はジェギュに当たりました。
その少し前、チン・ジェギュの監視をしていたイム刑事とクォン刑事がジェギュに襲われていました。
車を奪われました。
不幸中の幸いで、クォン刑事の携帯が車に置いたままでした。
警察が追跡し、無理やり止めました。
が、運転していたのは、なんと、サンア。直前にジェギュに拉致されたと言う報告が入っていました。
後部座席にはヒョンス。
ユン・イテの指示通りに動いたようですね。
サンアとヒョンスは無事保護したとソンミがジェギュに言いました。
しかし、ここでジェギュの反応が変です
「だめだサンアを行かせてくれ。」
トン・べクが記憶をスキャンしました。
「こいつは違う。守ろうとしたんだ、サンアの家族を。本物の殺人鬼、消しゴムから・・・。」
愕然とするトン・べク。
その頃、ユン・イテは真犯人に軟禁されていました。
ジェギュの動きがイマイチ正確につかめません。
ジェギュの顔がはっきり写ってる場合と、フードで隠れたままになっている事があります。
それは要するに、ジェギュじゃない共犯、或いは真犯人がいるってことでしょうかね。それを区別してる
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