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村に着いたノクドゥは、ドンジュの姿を認めると、一目散に駆けて行きました。
ユルムを突き飛ばして。
抱き留めたドンジュをそっと寝かせ、大勢のならず者を相手に戦いました。
斬られても斬られても、必死にドンジュを守ろうとしました。
その場にいた者たちを全て倒したと思ったのに、後から湧いて出てくるように男たちが現れ、ノクドゥを取り囲みました。
その時、ユルムが現れたのです。
男たちはユルムに臣下の礼をとりました。
それを見て、ノクドゥはこの一件の指示者がユルムだと気付きました。
「ドンジュを連れて行く。」
ノクドゥが従わないと見ると、
「私がどけばドンジュが死ぬ。それを望むのか?」
と、ユルム。
ノクドゥ、動けませんでした。ただ、ユルムがドンジュを抱き上げ、連れて行くのを見守るだけでした。
ユルムはノクドゥを殺せと目で合図して行きました。
ムウォル団のメンバーがチョン行首と共に戻って来ました。
ファン先生も戻って来ました。
力強い味方が増えました。
皆傷だらけになりながら戦いました。
結局、ならず者たちは逃げ出しました。
ノクドゥが男だということを、この時初めてチョン行首やキム・スクたちムウォル団、烈女団は知りました。
一番ショックを受けたのは、ヨン・グンかもしれません
ノクドゥは女装していた理由を説明しました。
「ノクドゥ」
ドンジュでした。意識を取り戻し、駆け付けたのです。
ノクドゥはほっとしたのか、倒れてしまいました。かなりの深手を負っていました。
結局、光海君の部下が来た時には、村は焼け落ちて証拠は残っておらず、生きのこった寡婦たちも姿を消した後でした。
寡婦たちと逃げたチョン行首は、途中で寡婦たちを先に行かせました。
ばらばらになった方が良いと言って。
ムウォル団のジョンスクとヨンブンを警護に就けました。
キム・スクはチョン行首と行動を共にすると言い、ホ・ユンの元に行こうとしました。馬を用意しようと別行動した時、チョン行首が役人に見つかってしまって。
光海君の命令でチョン行首は捕まり、連行されて行きました。
ところが、途中で、チョン行首は殺されてしまうんです。
ユルムの部下ダノによって・・・。
キム・スクは遠くからそれを見つめるしか出来ませんでした。
キム・スクはチョン行首を丁寧に葬りました。
ドンジュだけを呼びました。
2人にとって、チョン行首は親のような恩を与えてくれた人でした。
必ず復讐すると、キム・スクは誓いました。
ノクドゥは眠り続けていました。
でもたまに意識が戻ることがあって。ドンジュの姿を見つけてほっとすると、また眠り始めました。
ドンジュは、ノクドゥの体調が安定するまで眠ることなく傍について看病しました。
そして、ある日、姿を消したのです。
ファン先生には、黙っていてくれと言いました。自分がこんなにノクドゥを想っていることを。未練も無く、あっさりと出ていったと言ってくれと言いました。
ドンジュは都にいました。
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