まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

「沙羅沙羅越え」

2024-08-31 16:22:21 | 書籍、雑誌関連

過酷な戦国時代を生きた佐々成政の人生の1ページを描いた作品。

織田信長や豊臣秀吉、そして徳川家康のような、トップランナーではなく、彼らに追い越されて行った多くの武将の一人です。

 

戦国時代を描いたと言うと、何々の戦いと言った華々しい題材を思い浮かべるのですが、これは違います。

今のように装備の整った状況においても、冬山登山は危険がつきもの。

なのに、佐々成政は、少人数の供と道案内の者を従えて、冬の立山を超えたのです。

目的はただ一つ。

徳川家康に会い、共に秀吉を倒そうと説得すること。

 

結果的に、目的は果たせませんでしたが、冬山を超えるということで、別の生き方を学ぶことになります。

 

想像も出来ない厳冬の立山越えと、そうせざるを得ない領主としての信念が伝わりました。

案外、さらっと読めました。

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