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我を忘れる程の怒りに支配されたウギョン。包丁を手に、夫を殺そうとしたのでしょうか。
でも、目の前に緑のワンピースのあの女の子が現れたおかげで、最悪の事態は免れることができました。
冷静になって考えたウギョンは、この怒りの発端は、自分にあると気がつきました。
一人の男の子を殺してしまった罪を償っていないせいだと。
一方、遺書を残して死んだ男アン・ソグォンの妻は、保険をチェックして喜びに浸っていました。
かなりの額が入る事になってるようです。
娘ソラも悲しんでいる様子はありません。母親と同様、大喜びでした。
実は、アン・ソグォンはDVの加害者だったのです。
二人は急に派手な生活をし始めました。外食をし新しい洋服を買いました。
妻ドンスクは綺麗に化粧をし、身だしなみを整えました。
しかし、ドンスクには何か隠してる事があるようです。
“赤い涙”と言う人物と連絡を取っているようなんです。何者?
アン・ソグォンは自殺として処理されそうになっていました。
でも、カン刑事は思い込みで捜査するチョン刑事を注意しました。思い込んだら、見える物も見えなくなるということです。
一理あるとチョン刑事は思いました。そういう注意はきちんと聞くチョン刑事なんです。
で、無いとドンスクが言ってたソグォンの携帯を発見出来ました。
カン刑事は遺体の状況から、殺人の可能性が無いか、調査を続けていました。
チョン刑事は、アン・ソグォンが持っていたお金を包んでいた新聞紙に書かれていた詩をカン刑事に見せました。
“ケダモノのような笑顔は涙のように甘い”
ソ・ジョンジュと言う人物の詩だそうです。
遺書の筆跡とは違うし、他殺なら、何らかの意味を持つのかも・・・と、チョン刑事は言いました。
そして、見つかった携帯の死亡直前の通話記録の3件のうちの一つがウギョンだと分かりました。思わぬところで又繋がりました。
ウギョンはまた事故の担当警察署を訪ねました。
警官はうんざりした表情を見せました。捜査を止めたわけじゃないけど、事件は他にもたくさん発生しているので、掛かりきりになることなど出来ないのが現実でした。
全く男の子についての情報は得られていませんでした。
ウギョンは、捜査の情報を教えてほしいと頼み込みました。
自分の手で何としても身元を突き止めたかったのです。緑のワンピースの女の子が生きているのか、死んでいるのか、自分だけに見えるように現れる意味を突き止めたかったのです。
防犯カメラに男の子の姿はあちこちで写り込んでいました。
足取りを辿ってみましたが、一切情報はありませんでした。
ウギョンが担当していたシワンの両親が、担当を変えてほしいと申し出て来ました。
ウギョンが専門的な治療が必要と判断したことに不満を抱いたようです。
センター長は、ウギョン自身がまだ子供を失ったことから立ち直れていないと判断。しばらくは一般相談のみに・・・と言いました。
ウギョンは、アン・ソグォンの娘ソラの相談員でした。
カン刑事とチョン刑事は、ウギョンに事情を聞きに行きました。
最後の通話記録があったと聞くと、ウギョンは子供の安否確認のために電話したと言いました。そして、DVを受けていたということも。
その日のアリバイを聞かれたウギョンは詳細に答えました。
その理由を聞かれ、冷静に言いました。
「特別な日なので。夫に他の女性がいると気づいた日だから。」
カン刑事は何も言えませんでした。
詩について調べていたチョン刑事は、これは児童虐待の意味だと言いました。
その瞬間、カン刑事は思い出しました。
パク・ジへの事件で部屋から押収された写真の裏にも、同じ詩が書かれていたことを。
“麦畑に月が浮かんだら”
ウギョンは離婚しました。
夫はウギョンが納得し、関係を整理してくれたと思いました。
でもね、そうじゃなかったのです。
決して許してはいませんでした。不幸になればいいと思っていました。
男の子を殺してしまった罪の償いが、死産と夫の浮気、離婚だと思っていました。まだ償いきれていないと。
心が壊れそうになったとき、あの女の子が現れた・・・と、言いました。
「あの子を救うことが私の償いなの。」
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