鮫(サンオ)韓国ドラマOST (KBS) (韓国盤) | |
クリエーター情報なし | |
KT Music |
レビュー一覧は、こちらから。
偶然又出会った・・・と思ったへウですが、ジュンはへウ祖父と会う約束をしている・・・と説明。
客というのが、ジュンなのだとへウは初めて知りました。
へウは初対面での態度の所為で、ちょっとジュンに対し気まずい思いを持っていると正直に話しました。
「ここは星がきれいでしょうね。」
と、ジュンが言いました。
へウは、また固まりました。昔、最初で最後、イスとここに来た時、イスが言った言葉と同じだったからです。
ジュンの横顔を思わず見詰めてしまったへウ。どうしてもイスの思い出と被るのです。
別荘への帰り道で、へウのスカーフがふわっと風に飛ばされました。
それを、手を伸ばして取ったジュン。へウの後ろを歩きながら、手を伸ばしてへウに触れたい気持ちを我慢し続けていました。
間接的にですが、へウの体温を感じたのではないでしょうか。
へウ祖父、父、ジュニョンとジュンとの顔合わせの食事会が開かれました。
へウ祖父は、表向きはとても穏やかで公平な考え方を持った立派な経済人・・・と言う事になってて、学生が尊敬する人物として名が挙がっています。
だから、この場でも、ジュンを好意的に受け入れ、これからも親しく付き合って行きたい・・・という旨の態度を示しました。
ところが、へウ父は、なにせ人間が出来て無い人なので、ジュンの後見人としてのジャイアントホテル会長のヨシムラジュンイチロウがヤクザなんだから、ジュンも又そうだろう・・・なんて態度ですよ。
ジュンも充分彼の人柄を分かってますので、敢えて逆らわず、ちくちくと皮肉を言うんです。分かる人にしか分からないような言い方で。
食事のサービスをしていた家政婦のパク女史は、ジュンが、先日会った人物だと知り、ちょっと不審な思いを持ったようです。
パク女史は、すぐにへウに届けてほしいと託された小さな包みを持って来ていました。
開けてみると、入っていたのは、へウ父がひき逃げ現場に落とした筈の金の腕時計。裏には、カヤホテル30周年記念・・・の文字。
へウはすぐにこれが父のモノだと分かりました。あれは、イニシャルまで刻まれていたのかな?
へウ父も、気づきました。
動揺が見て取れます。
そして、そんな息子の様子に、へウ祖父も気づきました。
へウは、いくら父が否定しても、これでひき逃げ事件の真実が見えた気がしました。
「君もつらくなるかも。耐えられないかも。」
そう言ったイスの気持ちが、へウにやっと分かりました。
勿論、その腕時計は本物ではありません。新しくつくられたモノだからです。
へウとピョン刑事に、またメールが送られて来ました。バスの写真です。
前回送られてきた店の場所を示していると考えた二人は、バスの始発から終点までを調べてみる事に。
12年前のひき逃げ事件の目撃者である少年テユンの保護者のハラボジが入院しているようです。
ある日、その入院費が誰かによって支払われている事を知ったテユン。
ちょっと前だと事務員に聞いたので、すぐに病院玄関に出てみましたが、分かりませんでした。でもね、そこに居たのはジュン。
テユンは、彼の事を知りませんからね。
へウ父は不安で不安でたまらなくて、いつものようにへウ祖父にそれを訴えました。
自分の事ばかり訴える息子を叱りつけたへウ祖父。大事なのは、娘の気持ちだろう・・・と。
その話、あんな大声で言い合ってたら、聞かれちゃうよ?・・・と思ったら、やっぱり。パク女史が聞いちゃった。
彼女、イス父に片思いしてたと言ってましたよね。
ショックだったでしょうね、ずっと想って来た人が無念の死を遂げたと分かったんですから。
ジュンの秘書チャン・ヨンヒは、本当に出来た秘書です。
ジュンの気持ちを最大限思いやって、誠実に仕えています。
実は、会長であるヨシムラジュンイチロウは、後継者であるジュンの事を信じているわけじゃないのです。自分以外は信じない・・・と。
でも、そんな会長が唯一信じているのが、チャン秘書なんですね。
会長は、チャン秘書にジュンの行動を見張らせているようです。
へウとピョン刑事は、やっと写真の店を突き止めました。
で、近づいてみると、中から出て来たのは、へウの事務官キム・スヒョン。
何故?・・・とへウ。キム事務官は、以前へウから店を見つけるよう指示されたと言うのですが、へウはすっかり忘れてるようです。
キム事務官、ホント?ちょっと引っかかるんですけど・・・。
店番をしていた口の利けない女子高生が、鍵を差し出しました。へウに渡してくれと言われて、預かっていた・・・と。
持って来たのは、アジョッシというのですが、似顔絵はチャン秘書・・・だよね?
店を見つけた時、ピョン刑事には、ピンときました。その場所に記憶があったのです。
へウを連れて行ったのは、カン・ヒスの殺人事件の現場となった彼の部屋でした。
鍵は、その部屋のモノだったのです。
入って驚きました。
壁いっぱいに赤い円が描かれていたのです。チョン元刑事の身体に描かれてあったのと同じです。
ピョン刑事は、へウのカン・ヒス殺人事件について説明しました。
イス父が被害者が最後に会った人物だった・・・と。そして、その後起きたとされるひき逃げ事件とのつながりも・・・。
カン・ヒスとつながりがあったのは、へウ祖父。
チョン元刑事が最後に話したのは、へウ父だということも。
「駅のロッカーに、イス父は何か証拠を残したに違いない。イスはそれを見つけたから殺されたんだろう。3つの事件は繋がっている。」
そう、ピョン刑事は言いました。
帰り道、へウは食堂によりました。昔からの馴染みの店です。
そこにジュンが居ました。
以前、へウとジュニョンが紹介してくれたから・・・と言いました。
つかれてる表情のへウを見て、ジュンは理由を聞きました。
「複雑な事件を担当しています。」
「どんな複雑な問題でも、解決できますよ。問題には必ず答えがあるから。」
とジュンが言いましたら、
「解きたくない問題もあります。」
と、へウ。
「逃げても全ては返って来ます。私の経験では逃げても無駄でした。もっと大きな問題として返って来ますから。」
真実を得るには、大切なモノを失う覚悟がいる・・・と言いました。
雨が降り出しました。
ジュニョンが迎えに来るのを軒先で待っていた時、ジュンは、昔の感情が甦って来たようです。
森で、雨の中雨宿りをした時の事が・・・。
振り返ってはいけない。オルフェウスのように振り返ってはいけない・・・とずっと心に言い聞かせてきたのですが。
一旦は、帰ろうとしたジュンですが、引き返して来ました。
そして、へウにいきなりkissしたのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます