まったり まぎぃ

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『浪漫ドクターキム・サブ』25話まで

2020-09-08 10:51:37 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

人が変わったように優しく声をかけるト院長に、ソジョンは戸惑いました。

恩を忘れているわけではありませんが、やはりこれまでの経緯を考えると信用することは出来ないでしょう。

トルダム病院を閉鎖なんて、どーしてそこまでするのか、ソジョンには分かりませんでした。

「財団側からすると、役に立たない病院だからだ。」

と、ト院長は言いました。

役に立たない病院という言葉は、ソジョンを失望させるのに十分だったようです。

今日中にシン会長をコサン病院に移送するから、付き添うように・・・とト院長は言いました。

 

キム・サブはすぐにヒョンジョンの所に押しかけ、抗議しました。

父を放置している・・・とヒョンジョンは言いました。だから、閉鎖してでも本院に運ばないといけないと。

これ、なんか分かる気がします。患者側の勝手な思い込みですが、入院した場合、常に気を配って何かしらの治療なり手当なりをしてくれるのが当然と思ってしまいます。

でも、病院側からすると、最善の治療を施し、後は回復の状況を見守るしか手が無い場合も多々あると思うのです。

何もしない時間が続くと、放ったらかしになってると感じてしまう事もあると思います。

おそらくヒョンジョンも、まだ父の意識が戻らないこともあってそういう気持ちになったのでしょう。

キム・サブは、トルダム病院の必要性を述べました。彼らの財団が作ったカジノに訪れる客の数、そのために起こる多数の事故等。その患者の行き場が失われてしまうということです。

でも、ヒョンジョンはトルダム病院の赤字を指摘。

主張は平行線です。

 

閉鎖されるという話が職員にも伝わり、皆落ち着きません。

ソジョンたちも同様です。

 

ヨ院長はノ元看護師の店でいました。そこに、ト院長から閉鎖の話を伝えられたのです。

がっくりしました。

「彼が間違っていることは誰もが分かっています。なのに、いまだに大きな権力を持ってる。私は権力も無く、隅に追いやられています。しかし正しい者の力になれるような、そんな人になりたい。」

ノ元看護師は、その言葉が胸に沁みました。でも、まだ口を開く勇気は持てなかったようです。

 

オ看護師長は、一人で手術室に入って泣きました。

悔しくてたまりません。どれほど頑張ってキム・サブたちとやって来たかを考えると、悔しくてたまらないのです。

それは、ナム麻酔医も同じでした。

 

病院全体から活気が消え、仕事への意欲が失われてしまいました。

急患到着の知らせが入っても、動けない面々。

本当に閉鎖になるのですか?先生の口から聞きたいです・・・とドンジュ。

「それはこっちが聞きたい。」

と、キム・サブ。まだ何も決まっていないのに、落ち込んでどうする・・・と。

「俺は閉鎖する気などない。昨日と同じく、今日も明日もここに立って俺を必要とする患者を待つつもりだ。そう決めた。だから普段通りにしてろ。」

急患が到着しました。

あまりの静けさに一瞬戸惑った救急隊員。

でも、次の瞬間、ドンジュが動き、いつもの慌ただしさが戻って来たのです。

 

一番効果的な抵抗は、何事にも屈せず自分の務めを果たすことだ・・・とキム・サブは言いました。

 

そして、待ちに待ったシン会長の意識が戻ったのです。

コサン病院から移送のための職員と救急車が到着する寸前でした。

 

シン会長の意識が戻るシーン、結構じ~んと来ました。

駆け付けたヒョンジョンは、父に縋って泣きました。

彼女の場合、ト院長とはやはり立場が違いますよね。心から父を愛し、保護者として頼りにして来たのですから、不安で不安でたまらなかったのでしょう。

ト院長も来ましたが、苦々しい表情を見せて、そのまま踵を返しました。

でもね、まだまだ諦めてない様子。次はドンジュを利用しようと思いついたようです

 

病院内が浮かれ気味の中、ト・インボムだけはイマイチ気持ちが沈んでいました。

トルダム病院の仲間からは疎外感を感じているのでしょうし、かと言って、コサン病院から来た者たちには院長の息子として一線を引かれていて・・・。

そんなインボムの様子に、ドンジュは気づいています。

インボムはト院長とは関係無いと言いました。院長の息子としてインボムに接しているわけではないということです。

診察の助手をしてほしいと言いました。

素直にYESとすぐには言えないインボムですが、やはり嬉しいですよね。

 

そんな時、何者かからドンジュに手術記録が送られて来ました。

ドンジュの父が救急に入った時の手術の記録です。執刀医はプ・ヨンジュとなっていました。

つまり、先に来ていたドンジュ父より議員のVIPを優先して手術をした張本人は、キム・サブだということです。

ト院長の仕業でした。ドンジュのキム・サブへの信頼を壊そうと考えたのです。

もーっ次から次へと

 

ヒョンジョンはキム・サブにお礼を言いました。

正直、まだ信頼しきってるわけではないと言いながら。そして聞きました。

「キム・サブって誰が名付けたの?」

 

チャン・ヒョンジュでした。

彼女はコサン病院に入院していました。将来、プ・ヨンジュの様な外科医になりたいと常々言っていました。

偶然見かけたプ・ヨンジュを本人だとは思わず、あれこれと質問していました。

名前は?と聞かれた時、本人だと今更言えなくなっていたので、

「よくある名前だ。キム・・・何某。」

と答えたので、チャン・ヒョンジュは、彼を“キム師匠(サブ)”と呼ぶようになったのです。

 

しかし、彼女が亡くなった後、母親から渡された手紙には、最初から正体を知っていたと書いてありました。

彼女は執刀してくれるのはプ・ヨンジュだと思っていたようです。まさか、代理のソン外科長だなんて思ってもみなかったでしょう。

“手術が終わって元気になったら会いに行きます。先生と一緒に手術するのが私の夢です。弟子チャン・ヒョンジュ”

プ・ヨンジュは泣きました。

悔しくてたまらなかったでしょう。その時、キム・サブが生まれたのです。

 

腹部にガラスの破片が刺さった患者が運ばれて来ました。

ドンジュ、あの手術記録を見てから、イマイチ心ここにあらずと言う感じです。

診察の結果、その患者はやはり手術が必要と言う判断になりました。

ところがその直後、別の患者が運ばれて来たのです。

大動脈剥離で、緊急手術が必要でした。

すると、また別の患者が搬送されて来ました。

この患者は少し前に一度病院に来ていたのですが、アルコール中毒で、高額な検査を拒んで勝手に病院を出て行った人でした。

手術の必要な患者が3人になってしまいました。


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