メイクイーン/MAY QUEEN DVD-BOX1 | |
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グミを指差したまま、ホンチョルは息を引き取ってしまいました。
あまりにも急な、あまりにもあっけない死でした。
へジュの嘆きが、痛いほど伝わって来ました。泣けたね~っ
あのダルスンでさえ、茫然とし、自分を責めていました。口汚く罵った事が、現実になってしまった・・・と。
そして、その理由が、へジュを助けようとした為だと聞くと、もう、感情を抑えることは出来ませんでした。
へジュをたたき出したんです。もう、家族じゃない・・・と言って。
ホンチョルの死を聞いたドヒョンは、ほっとしたようです。
ギチュルは、お金はホンチョルが受け取ったと言いました。・・・受け取ったんだっけ?
ここで整理してみますと・・・。
ドヒョンは、ユジンを殺せとギチュルに命じたんだけど、ギチュルは流石に殺すなんて出来なかった。それで、ホンチョルに預けたんですね。でも、ドヒョンには殺したと報告してありますから、ドヒョンはそれを信じて、ユジンが生きているなんて思って無いわけです。だから、あとは、証拠となる例の黄色い服を始末しろとギチュルに命じたんです。
へジュは、行くあても無く、父ホンチョルの遺灰を撒いた海岸の岩場で立ちつくすだけでした。
雨が降って来ても、そのままだったようです。
へジュを見つけたのは、サンとチャンヒでした。兄のサンテが、流石に心配になって二人に連絡したようです。
雨に打たれて高熱を出したへジュを、チャンヒがおぶって家に連れて来ました。でも、ダルスンを受け入れようとしません。
あまりにも酷い態度に怒ったサンは、児童虐待で通報する・・・と言ったんで黙りました。
へジュは、ふらふらになりながらも、この家に置いてほしいとダルスンに頼みました。
「母さんと暮らしたい。」
ダルスンは、それを見て、流石に少々は心が痛んだのか、部屋に入るのを許しました。
そんなチャンヒを見て、ギチュルは、もうこの家に近づくなと言いました。チャンヒは、憮然とした表情です。
その夜、ダルスンが産気づきました。サンテが近所の産婆を呼びに行きましたが、玄関先にいたイヌを怖がって呼べません。
まったく・・・何も役に立たないんだから
結局、へジュが取りあげることになってしまったのです。
ダルスン、頼りになるのはへジュだけだと改めて感じたようです。これまでも多分心の奥底ではへジュを虐待する自分を充分意識していたんだろうと思うんですよ。でも、自分で自分が止められない・・・っていうか。
ホンチョルが浮気した・・・という事が何時までもシコリとなっていて、素直にへジュを受け入れられなかったんでしょうね。ホンチョルが言うように、本当はへジュの事を愛しているのかも。そう思えるようになりましたよ、あたしゃ
生まれたのは、女の子でした。ジョンウが名付け親になりそうですね。ジンジュと言う名前になりそうです。
ところで、ドヒョンは、梨畑に除草剤を撒いたことをジョンウに嗅ぎつけられたと知りました。
こうなりゃ、強制的に住民を退去させるしかないと、強硬手段に打って出たのです。
その一方で、サン祖父の海風グループに検察の捜査が入る様に仕組んだようですよ。例の、除草剤を撒いた件をマスコミに流したらしいんですが、どこもそれを報道しませんでした。それも、ドヒョンが手を打ったようです。
強制撤去される地域は、へジュたちが住んでる地域でした。
いきなりブルドーザーがやってきて、住民の家を壊そうとしたんですよ。
そのメンバーには、ギチュルも入ってました。勿論、ドヒョンの命令です。
チャンヒは、愕然としました。必死になって父を止め、その場から連れて行きました。
へジュたちは父を亡くしたばっかりなんだ・・・と言うチャンヒ。お前に何が出来るんだ?・・・とね。
「二度とあの子に会うな。」
そう言われたチャンヒですが、イヤだ・・・と口答え。その瞬間、ギチュルがチャンヒを殴りました。多分こんなことは今までなかった事なんでしょう。
それを目撃したへジュは、ショックを受けました。
ジョンウやボンヒは身体を張って阻止しようとしましたが、多勢に無勢。追い払われてしまうんです。
で、ボンヒは、ドヒョンに直接抗議に行きました。
ドヒョンは、韓国に必ず石油があると確信していて、それを採掘するためのドリルシップを自分の造船所で作りたいと言う夢があるんです。ハクスも同じ考えだった・・・とドヒョン。
「でも、村人からささやかな幸せや夢を奪うのは、ハクスさんだって望まないはずだ。」
と、ボンヒは言いました。
その頃、ジョンウは、グミを訪ねていました。ドヒョンのやり口を告げていました。
でも、そんなひどい事をする筈が無いとグミは信じません。ジョンウは言いました。
「少しでも良心があるのなら、兄を愛していたなら、死んだユジンに悪いと思うのなら止めてください。死んだ兄に恥ずかしくないのですか?」
グミは、ショックを受けました。
帰宅したドヒョンに猛抗議ですよ。
「ハクスさんは一度も悪い事をしてないわ。野望や夢の為に他人を傷つけたりしなかった。でも、あなたは私まで傷つけた。」
この言葉には、ドヒョンも黙るしかありませんでした。
そして、グミの前で秘書に電話し、住民への補償を望むとおりの額でしろと命令したのです。
ところで、いけすかないイルムンですが、彼も可哀想なところがあったのですね。実母の事を、口にしたら、父のドヒョンから縁を切るなんて言われてるんですよ。
法事もさせてもらえてない様子。
継母であるグミは優しくて何の不満も無いんだろうけど、やっぱり死んだ母が可哀想だと言う気持ちはあるんですよね。
それを出せないと言うのが、可哀想ですね。妹のイナはグミを実母だと思い込んでるようです。
ジョンウがへジュのところに、食べ物を持って来てくれました。
部屋の外で寝てるへジュを見て、自分の家に連れて行きました。そして、ラーメンを食べさせたのです。
この時、ジョンウが持ってる一通の手紙をへジュは見つけました。
ハクスが生まれ我が子ユジンに充てて書いた手紙です。つまり、へジュに充てた手紙ですよね。
読みながら、へジュは、泣いてしまいました。死んだ父ホンチョルの愛情を思い出したからです。
村人への補償手続きが始まりました。
お金を貰えると喜んだへジュとダルスンですが、彼らは住み初めてまだ日が浅く、対象外となってしまったんです。
お金を貰えないまま、一家は、家を出なきゃいけなくなりました。
行くあても無く、リヤカーを押しながら歩く一家。雨に降られ、雨宿りした橋の下でお粥を作ろうとしたのに、そのお粥をテサンが蹴飛ばしてダメにしてしまうんですよ。
も~っ何も出来ないのなら、邪魔をしなけりゃよいのに
泣き面に蜂っちゃぁ、この事だよね。
皆、泣き始めてしまいましたよ・・・。
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