まったり まぎぃ

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『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』8話まで

2022-07-12 22:28:59 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

よくいる女性主人公ならここで泣いたでしょう。

会いたくてたまらないのに、どこを探せばよいのか、どうすれば会えるのか分からなかった相手がようやく会いに来てくれた・・・。

感動し喜びがこみ上げたのは確かです。泣けるほどに・・・。

だけど、ドンギョンは泣かずに笑いました。

 

耐えようとしたんだけど・・・と、滅亡は言いました。

どのくらい?と、ドンギョンに聞かれ、

「できるだけ長く。」

と、答えました。少し照れくさそうです。

自分には時間が残されてないの・・・と、ドンギョンが言いました。あまり長くは待てません。

 

滅亡は全て説明すると言いました。

ドンギョンに起こった全ての“滅亡”は、自分のせいだと言いました。両親の死、海辺で悲しんでいた時間、病気、不幸の全部・・・。

「俺が存在するからお前が不幸なんだ。」

春も朝も始まりも、あなたのお陰よ・・・と、ドンギョン。冬が無ければ春も無いし、夜が無ければ朝も無いということです。

「私の幸せも不幸も同じ。」

そして、そういう存在だと伝えて来て・・・と、言いました。滅亡をドンギョンの人生から追い出した人に・・・と。

あなたのせいじゃないと私が言ってたと・・・と。

滅亡が感動したような表情を浮かべました。

嬉しそうでした。

しかし、次の瞬間、滅亡の目の前からドンギョンが消えたのです。

 

滅亡はあちこち探しました。

しかし、屋根部屋には別の住民が住んでて、ソンギョンは一人っ子だと言い・・・。

つまり、ドンギョンの存在が、あたかも元から存在していなかったかのような世界になってしまったのです。

滅亡は呆然としました。

少女神に会いに行きましたが、姿はありませんでした。

 

ドンギョンは花が咲き乱れた場所にいました。

そこいたのは、少女神。

ドンギョンは気づきました。目の前の少女こそが、滅亡を自分の人生から追い出した人だと。

理由を聞きました。

「あなたのためよ。世界の滅亡か愛する者の犠牲か、どちらを選んでもあなたは苦しむわ。でも彼の事も愛してるから手を打った。」

あなたは何者?と、ドンギョン。

「私は世界の秩序よ。孤独な存在であり、あなたたちの旧友。彼よりも長い間世界を見守りあなたの幸せを願って来た。」

だったら、私も彼も幸せにしてよ・・・とドンギョン。

「何の意味が?全てが自分の思い通りなんて。そんなものには何の意味もない。」

何が望み?と、ドンギョン。

「あなたは?すべての運命があなたの愛にかかってる。怖くない?これ以上彼のせいで不幸にならないで。」

そう言って、ガラス玉のようなモノを、ドンギョンの手に渡しました。

いいえと、ドンギョンはキッパリ言いました。

私の不幸は彼のせいなんかじゃない・・・と。二度とそんな風に言わないでと。

「その答え、気に入ったわ。」

と、少女神は言いました。そして、滅亡への脅しはこれくらいで十分ね・・・とドンギョンに帰る道を教えました。

ドンギョンは教わった通り、道の突き当りにあるドアをノックしました。

開けたのは、滅亡。

滅亡の家のドアだったのです。

滅亡はドンギョンをしっかりと抱きしめました。

「トッケビ」でキム・シンとウンタクが結婚式を挙げたソバの花咲き乱れる場所にあるドアに似てる気がしました。

・・・難解だわ 少女神の言葉の意味がイマイチ理解出来ません、私には。そのうち、理解できるでしょうか

 

滅亡はドンギョンがいたのは、“神の庭園”だと言いました。

ドンギョンが神に、不幸は滅亡のせいじゃないと言った事を聞き、怖くなかったのかと聞きました。

怖かったけど、言わなきゃ・・・とドンギョン。

滅亡は言いました。自分も怖かった・・・と。

ドンギョンの存在しない世界を経験して・・・。

 

ジナが病室に駆け付けて来ました。

もうドンギョンは退院しようとしていた時です。

「何が食べたい?何がしたい?何が欲しい?私が全部叶えてあげる。」

と、ジナ。

ジナが家に帰ることが一番の願いだとドンギョン。

1人怒ったり泣いたりするジナを、自宅に連れて帰りました。

何とか打つ手は無いのかとジナは怒りました。

ドンギョンは手術で助かる保証は無いし、手術中に死ぬ可能性もあると言いました。

 

「俺が助ける。」

と、滅亡が言いました。死なせない・・・と。

 

ジナはソンギョンを褒めました。

「もう一人前ね。1人で抱え込んでよく耐えたわね。これからはそれぞれの立場で一緒に頑張ろう。」

そして、続けました。

あんたは一人じゃない・・・と。私の弟でもあると。

ソンギョン、嬉しいですよね。もう一人で耐えなくて良いのだから。

 

滅亡はドンギョンの手首に再び赤い腕輪を巻きました。

一緒に住もう、今日も一緒に寝よう・・・とドンギョンが言いました。

 

滅亡は少女神に会いに行きました。

ドンギョンに手を出すなと言いました。

少女神は言いました。

「狙ったのはあなたよ。あなたは愛されてる。不幸はあなたのせいじゃないと言われた。私は間違ってた。私はいつも自分の考えが間違いであってほしい。」

でも現実は俺たちがいつも間違っててあんたが正しい・・・と滅亡。

ふっと微笑んだ少女神が言いました。

「叶わなくても愛や希望は無意味じゃないわ。」

 

卵巣がんが分かり執筆を止めると言って来た女性作家からドンギョンに連絡が入りました。

ドンギョンの病気の事を聞いたのです。

ドンギョンが退職したと聞き、反対に女性作家は再契約したと言いました。手術も受けると。

仕事に対する意欲が出て来たと言いました。

若い俳優に推しが出来たと嬉しそうに言いました。彼だけが自分を笑顔にしてくれると。

書き上げたら真っ先にドンギョンに見せると言いました。

「来年ごろかな?その頃には二人とも手術が済んでるでしょ。」

笑顔が増えると、生きていたくなると女性作家は言いました。だから、あなたも恋をして・・・と。

 

滅亡がドンギョンを待っていました。

笑顔になったドンギョン。滅亡はドンギョンを笑顔にしてくれる人です。

2人が歩く道は、春なら桜の花が美しく咲く並木道でした。

こんな事なら、去年花見に来ればよかった・・・とドンギョン。

その瞬間、木々が満開の花をつけたのです。滅亡が時間を巻き戻してくれたのです。

こんな頃、昔家族全員で観覧車に乗った思い出も蘇りました。幸せだった瞬間でした。

「好きよ。」

ドンギョンが滅亡に言いました。

滅亡は初めての告白を受け、少し呆然としてしまいました。でも彼の心の幸せに満たされていたでしょう。

とても柔らかな表情でしたから。

 

ドンギョンがジナとジュイクの契約を知りました。

ジナの家に泊まりに行った時、ジュイクが訪ねて来たんです。

作家を育てたいからだとジュイクは言いましたが、ドンギョンはそれだけじゃないと感じました。

で、お邪魔しちゃいけないと帰ってしまったのですが、これがまた混乱の始まりとなりました。

 

ジュイクは、自分とヒョンギュの関係をジナに打ち明けようと思ったようです。

そのために、訪ねてきたようで。

しかし、話そうとしたとき、ヒョンギュが訪ねて来たのです。

ジナはドアを開けて、そこにヒョンギュが立っているのを見て、あまりの驚きで声も出ませんでした。

 

実はヒョンギュ、ソンギョンに言われたんです。

悔いの無いように生きてくださいと。

“あとでやる”じゃ、ダメなんです・・・と。今行動しないと後悔するからと。

 

滅亡がドンギョンを幸せな瞬間に連れて行ってくれました。

桜満開の遊園地で観覧車に乗りました。

ドンギョンが言いました。

「私が死んだら、残された人たちには私のことを忘れてほしい。私のために悲しまない様に。そうやって煙の様に消え去れたらいいな。」

滅亡がキスしました。

 

「他人のために願うな。たいていの事は俺がやってやるから、自分のために願え。後悔しないように。」

滅亡が言いました。

もう私を愛してと願ったわ・・・とドンギョン。あなたがダメだと言ったけど・・・と。

「それなら願う必要はない。」

どういう意味?と、ドンギョンが滅亡を追おうとしたとき、ぶつかりかけた人が。

何と・・・。ドンギョンの母でした。

そして、遠くには父と幼かった自分とソンギョンの姿。

思わず一歩踏み出した瞬間、それらは消えてしまいました。

幻影は長く見せることはできないようです。

済まなそうな滅亡に言いました。

私、幸せよ、とても幸せ・・・と。

 

「タク・ドンギョン。俺を好きになれ。俺はもうお前以外どうでもいいんだ。願いをする必要はない。だから・・・。」

 

その時、誰かがドンギョンの名を呼びました。

母そっくりの叔母が立っていました。

きっとソンギョンが連絡したんでしょうね。

 

やっぱりなかなか難解です、私には。

韓国語のセリフを翻訳無しできちんと理解できたなら、微妙な言い回しや細かいニュアンスも感じ取れるのでしょうが。

やはり翻訳は、字数の関係で分かりやすく端折ってますからね。私にとっては、分かりにくくなってしまいます。


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