まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ただひとつの愛』6話まで

2020-02-05 12:15:27 | イ・ドンゴン関連

レビュー一覧は、こちらから。

 

ガンウも天使でした。

でも、神より愛する人ができ、そちらを選ぼうとしたとき、神の制裁が加えられたのです。

ガンウの目の前で女性ソルヒは死にました。

ガンウが何かに対して跪いているのを見ていたソルヒ。彼女には見えなかったけど、ガンウの前には神の使いが二人立っていたのです。

「神が与えた物、全てを回収する。」

ガンウに向けて、弾丸のような物が放たれた時、庇うようにソルヒがガンウの前に立ちました。そして、ソルヒはガンウの腕の中で息を引き取りました。

ソルヒの遺骨はお寺に収めました。教会には行けませんよね。

だから、お寺にお参りに行ったのね、前話で。納得したわ。

ところで、ダンが持ってる天使の証のハンカチを、ガンウも持っていました。今はお寺に納めてますが。ハンカチに描かれた羽の模様、ダンの場合は白ですが、ガンウは黒くなっています。本当の天使じゃないってことかしら?

 

一人では生きていけないと、ガンウは死を選ぼうとしたこともありました。でも、死ねませんでした。

気力を失い、怠惰な生活を送って来たガンウ。

15年経った今、彼に生きる目標が出来たのです。ヨンソと言う。

「私のジゼルになってください。」

そう言って跪きました。

 

ムードが高まったその瞬間、ダンが隠れていた小屋から転げ出て来ちゃった。雰囲気台無しです。ガンウが不機嫌になるのもしょうがないですね。

 

綺麗だった・・・とダンはヨンソに言いました。

 

ファンタジアナイトとは、投資を募るためのイベントでした。

だから、投資家の嫌な態度にも耐えて媚びを売る事も多々あったようです。

でも、ヨンソはそんな事はしないと言いました。ガンウは決してさせないと言いました。

ダンは、汚ない現実を知らされ、激怒。絶対に下手に出るなとヨンソに言いましたし、させるなとガンウに言いました。

 

ヨンソの最初の観客だった少年は、誰かに追われていました。

ダンは、その少年の夢を見ました。ヨンソが出てこなかったので、関係があるとは思わなかったようです。

天使は夢も見ないのね。お初のような口ぶりでした。

 

海岸の事をどうして知ったの?とヨンソがダンに聞きました。

ダンは、あの写真を渡しました。

「きらきらした笑顔でしょ。」

ヨンソは、ダンの言葉にまた動揺しました。嫌いだと言った癖に・・・と。

幸せそうに踊るその写真を、ヨンソは練習室に貼りました。

 

ダン、教習所に通い始めましたよ。

そしたら、教官がまた、フなんです。

どこにでも現れますな、フは。お目付役と言うより、世話役のような感じです。

ダンは、ガンウについて調べてほしいとフに頼みました。

で、ちょいと近づいてみたフなのですが、普通の人間とは違う何かを感じたようですよ。

 

ファンタジアナイトの日になりました。

チョン執事は不安でなりません。運勢では家にいた方が良いと出てる・・・とヨンソに言いますが、そんなの信じるヨンソじゃありません。

チョン執事は、ダンにヨンソを守ってくれるよう頼みました。

家族に狙われるなんて・・・とダンはイマイチ信じられませんが、チョン執事の言う事にも頷けるものがあります。

だから、シャンデリアの様に落ちてくる物が無いか、不審な行動を取ってる者がいないか、周囲に目を光らせました。

それは、ガンウも同じで。

ヨンソを一人にしないよう、気を付けました。

 

ヨンソは、周囲には平気な顔を見せていますが、内心は不安でした。

ダンへの想いが募っていたのです。ダンに頼り切って来た自分を何とか奮い立たせようとしていました。

それでも、不安が拭いきれないヨンソは、密かに鎮静剤を飲んで会場に向かいました。一人でも大丈夫になるために。

 

イベントには、有力な投資家イシカワが出席していました。

彼は芸術を理解なんてしていない俗物で、バレリーナを単なるホステスと同じ部類にしか見ていないような嫌な人物です。

それでも、投資を引き出すには我慢してつきあわなければいけないとヨンソは耐えました。

ダンも、それに気づいて、ヨンソに触れようとするのを邪魔したりしてます。

 

ヨンジャは、パク室長に命じて、ヨンソのワインに薬を仕込ませていました。

でもね、ダンが気付きましたし、ヨンジャの夫が気づいて防いだのです。

イライラするヨンジャ。

それを冷静に見ていたのは、長女のルナ。

ルナの方がもっとずるがしこい人間でした。

ワインではなく、葡萄に薬を仕込んだようです。

 

慎重になっていたヨンソは、ワインは飲みませんでしたが葡萄は食べました。周囲の人も食べていましたからね。

 

公演が終わり、ヨンジャが臨時団長の座を降りると発表しました。

かなり時間を稼いだ発表の仕方でした。

そして、ヨンソを紹介しました。

ヨンソは席を立ち、壇上に向かおうとしたのですが、突然の激しい頭痛とめまいに襲われたのです。

酔っ払ったように喋り出したヨンソ。

イシカワの本性を知っていると叫び、暴れました。誰も止められません。

 

ガンウですら、呆然と見詰めるだけです。

ふらふらとステージに向かったヨンソ。ふらついて手すりを乗り越えて海に落ちそうになりました。

それを支えたのは、ダン。

「またあなた?いつもあなたね。」

そう言って、ヨンソは意識を失いました。

 

翌朝、ヨンソは自分の失態に頭を抱えました。

変だと思いました。ワインを1杯も飲んでないのに、あんな醜態を示すなんて、考えられません。

すぐに主治医を呼び、血液検査をしてもらいました。

でもね、ダンの事を忘れるために飲んだ薬の成分が検出されてしまい、他の薬とアルコールとの兼ね合いがあって、何が原因か特定することが出来なかったのです。

 

ファンタジアでは、理事たちが激怒し、ヨンジャたガンウに噛みついていました。

ヨンジャが自分が責任を負う・・・とか言って、この隙に手腕を発揮し、ファンタジアの実の主人になろうと思ったのですが、理事たちは彼女のこともイマイチ信用していないみたいです。

投資家が手を引くのであれば、自分たちも協賛は出来ないと口々に言いました。

責任を追及されたガンウですが、反対に理事たちに言いました。

「投資する機会を逃しますよ。」

強気に出たガンウですが、理事たちは次々に席を立ちました。

 

バレエ団の中からも反発が起りました。主役にヨンソを据えるのなら、自分たちは出ない・・・とストライキを宣言したのです。

しかし、ここでもガンウは一歩も引きませんでした。

公演での不出来を指摘し、自分が心配なのは、ヨンソの方から低レベルな団員とは踊れないと断られる事だと言い切ったのです。

ヨンソは立っているだけで感情が伝わってくるのに、君たちは何だ?・・・とガンウ。

流石に、ニナはショックを受け、練習場を飛び出しました。

 

お酒を飲み、座り込んでいる時、偶然一人の女性と会いました。

何やら、荒れた生活をしているように見える女性です。でも、それが昔指導を受けていたエレナだとニナは気付いたのです。

後を追いかけたけど、逃げられてしまいました。

エレナは、ファンタジアに恨みを持っているようです。今後、重要な存在として出てくるのかしら?

 

ダンは、ルナを訪ねていました。

今回の一件を調べたいから、資料を見せてほしいと。でも、ルナは断りました。

全てヨンソの責任だろうと言わんばかりです。

それでダンは分かりました。家族とは名ばかりの関係だと。

その帰り、ファンタジアナイトの会場で見かけた不審な男の姿を目撃。後を追いましたが、見失ってしまいました。

でもこれで、いっそう今回の一件にヨンソの“家族”が関わっていると感じたかもね。

 

ヨンジャがヨンソを訪ねて来ました。

全てを譲れと言いました。

散々な言い様に、ダンがキレました。

「悪はどんな悪でも避けるべき。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すと死を生む。誘惑に負けるのは分かりますが、ヨンソの唯一の家族でしょ。何故、愛してくれないのです?どうして他人より傷つけるんですか?」

秘書には恵まれたわね・・・とヨンジャ。

心強い秘書がいるから家族がいなくても平気でしょ・・・と。

そして、12時間以内に辞退しないと、全てを失うわと言って帰って行ったのです。

ムカつくーっ

 

ヨンスは一人でふらっと家を出て行きました。

ダンは静かに後をついて行きました。

お酒を飲むヨンス。

僕の所為だ、僕がちゃんと守らなかったから・・・とダン。

「私のせいよ。欲は罪を生むんでしょ?バレエを再開するなんて、欲張りだったのね。」

初めての観客の少年が綺麗だと泣いてくれたから、踊る事が幸せだと思えたのに、今は、辛いだけだ・・・とヨンス。

 

「心の荷物を降ろして、君が苦しむのは嫌だ。ファンタジアの舞台じゃなくてもいいんじゃない?観客が必要なら僕が見てあげる。」

ダンが言いました。

全部投げ出してあなただけに見せる・・・そうしようか?とヨンソ。

そして、ふらつく足で、ダンの前で踊り始めたのです、ジゼルを。

 

倒れそうになったヨンソを、抱きとめたダン。

「またあなた?」

 

ヨンソをおんぶして帰るダン。

何で助けてくれるの?協力してくれるのに、何故好きじゃないの?・・・とヨンソ。

世間の人は皆私が嫌い。それは何でもない。でも、あなたに嫌われるのは耐えられない。嫌だ。

私は頑張ってるし、綺麗なんでしょ?なのに、何故好きじゃないの?キム・ダン・・・。

ダンは何も答えられませんでした。

 

ヨンソをベッドに寝かせました。

「僕は、君を好きになれない。ずっといられないから。それがすごくつらいよ、イ・ヨンソ。好きだよ。」

呟くダンでした。

 

困りました・・・と夜空に向かって呟くダン。

その時、突然、ガンウが。

ダンの胸倉を掴んで橋の欄干に押し付けました。

「今すぐヨンソの元を去れ。警告したよな。邪魔するなと。」

 

争った二人、一緒に川に落ちちゃったよ


人気ブログランキング

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ただひとつの愛』5話まで | トップ | 『ただひとつの愛』7話まで »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

イ・ドンゴン関連」カテゴリの最新記事