カプトンイ 真実を追う者たち DVD-BOX1〈シンプルBOXシリーズ〉 | |
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チェ・テシクは一命は取り留めました。でも、低酸素脳症で危篤です。
マリアは、テシクの姿を見て、意を決してテオに会いに行きました。
どんな手を使ってでもテオを外のカプトンイだと証言する・・・と言いました。脅しですね。
だから、自首しろと。
でも、テオには通じませんでした。
マリアを好きだと誤解しているんじゃ?・・・とテオ。何でも言う事を聞く自分じゃないってことですね。
テオも実は動揺していたんです。“最後の機会”だとマリアは言いましたからね。
そして、否定したけど、マリアを好きだと言う自分の気持ちは認識していたでしょうから。
後を追いました。
マリアが目撃者キム・ジェヒだということに、この時気づいたのかな?
マリアはそれを認めませんでしたが、昔カプトンイとの間に何か会った・・・と言う事はテオにも感じられました。
その時、ムヨムが。
ムヨムもまた、怒りにかられて、マリアが居なかったら、テオを殺してしまっていたかもしれません。
テオは捕まり、取り調べを受けました。
でもねぇ、嘘発見器にかけても、何の手がかりも得られないんです。
だって、質問が的外れなんですもん。たとえば、被害者のネイルを、テオが描いたと言う前提で質問するもんだから、本当は被害者に描かせたテオにとっては、マニキュアを見せられても心の動揺なんぞ、ある筈も無く・・・。
まぁ、強い自制心を持ってるってこともあるんでしょうが。
とにかく、確たる証拠が得られないんです。
肝心のマチルダも、自分が殺される雰囲気は全く感じられなかったわけですから。
結局、釈放となったようです。
ただ一つ、心が揺れた時がありました。
ムヨムが
「もう止めたいと思ってるんじゃ?」
と、質問した時です。
テオの母親は、夫が死んだ時から、テオとは距離を置いているようです。
会社のこともあるので、どうあっても息子の罪は隠しとおさなくては・・・と、これまでは手を打ってきたようです。
でも、もうそれも限度だと思ったのか、なんと、息子に毒を渡しましたよ。
流石に、テオ、ショックだったようです。
警察は、ヤン課長を降格させました。そして、チャ係長を本部長に据えると発表したのです。
課の面々は寝耳に水だったので、驚きました。勿論、ムヨムもです。
意識不明だったテシクが死にました。
結局、意識は戻らないまま、何の手がかりも言葉も残さず、死にました。
マリアは必死になって意識の無いテシクにカプトンイが誰なのか、問いましたが、無理でした。
この時初めてムヨムはヤン課長がテシクをスパイとして使っていた事を知りました。上層部に報告しなかった事を責めましたが、ヤン課長は秘密が漏れるのを防ぐためには、これしかない・・・と言いました。
そして、ヤン課長の娘が死にました。
事故だったようです。
カプトンイのことで、ヤン課長の家に行ったムヨムの父親を怖がって、後ずさりした娘が、落ちてしまったというのが真実だったようです。
だから、ムヨム父には何の責任も無かったんだけど、ヤン課長とすると、誰かに責任を押しつけたかったのです。で、ムヨム父を責め立て、その結果ムヨム父は線路の遮断機をくぐった・・・。そう言う事だったのです。
お葬式の時、初めてその事実をムヨムに明かしました。
悲しいです。
ところで、中のカプトンイですが。
どうもびびりのホソクのようですよ。表向きはびびりで苛められっ子を演じてますが、彼が一番怪しいですね、今のところ。
彼は、テシクが死んだ事を知りません。だから、自分の事がばれるのでは?・・・と少々焦ってる様子。
それを、テオにも伝えていました。
ヤン課長は、テシクが残した数字は、もしかしたら、公衆電話の番号では?・・・と思い付きました。
テシクは捕まる前は、そう言う仕事をしていたからです。
ムヨムは、公衆電話の設置場所を調べ、一つのボックスに目を付けました。
そこから、マリアに電話。
表示された番号を見て、マリアも思い出しました。テシクが書き残した数字が、これだったと。
マチルダは、テオのことを信じたいと思ったり、疑いの気持ちが湧いたりと、複雑な心境で居ます。
そんなある日、マチルダの母の店に、テオがやってきました。
テオは、自分はカプトンイじゃないと言いました。医療刑務所を出た自分は、どうしても目をつけられると言いました。
まさか、また懲りずにマチルダはテオの言葉を信用しちゃうの?
テオがマリアに連絡してきました。会いたい・・・と。
自首するか、カプトンイの名前を明かすかじゃないと、会わない・・・とマリア。
「俺の結論を直接見せます。」
と、テオ。
そして、マリアの目の前で母親から渡された毒を飲んだのです。
「先生の番です。俺を生かすか・・・。」
殺すか・・・。
苦しみ出したテオを見て、マリアは、救急に通報しようとしました。
テオは思わずほくそ笑みます。
でもね、マリアはそこで手を止めました。マリアも笑みを浮かべました。
「読みが外れたわね、テオ。死んで。死になさい。これが私の選択よ。」
マリアは、テオを置き去りに部屋を出て行こうとしてます。本気
テオは、悲壮な表情です。
ムヨムは、公衆電話の前で張っていました。
そしたら、やっと、かかって来たのです。誰から?