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監視カメラの映像を詳細にチェックした結果、犯人の狙いはカン・へジンで、サンウンとの関係を誤解したことで起こした犯行だとジホは断定しました。
へジンがストーカー被害に悩まされていたことは事実でした。
確定はしませんが、その可能性は高いと、へジンは感じたようです。
そして、サンウンは、自分は“やられて当たり前”の存在ではなかったと思いました。
クラシックコンサートの日になりました。
ジホも来ると聞いていたので、サンウンはちょいと期待したようです。
でも、ジホは変に意識してしまって、サンウンにも気を遣わせたくないと過剰に思い込み、知らない人に自分のチケットを譲ってしまいました。
サンウンの隣のVIP席には、知らない人が座りました。
サンウンは、ジホの行動を知り、呆れました。
最後尾の席に座ったジホの目には、演奏に聞き入るサンウンの姿しか写っていませんでした。
しかし、ハプニングが起こりました。
チケットを用意してくれた上司が夫婦で来ていて、ジホに声をかけて来たのです。
なんと、チケットはジホの部下の人数分用意してくれていたようです。だから、サンウンの近くの席が空いていたのね気になってたんですよ、そこが。
皆さんは?と聞かれ、散々迷った挙句、ジホは正直に言いました。
渡していません、人間関係で生き方を曲げたくないし、狡猾な人間には思われたくないので・・・と。
上司は激怒しました。
窮地に陥りそうになったジホの手を取ったのが、サンウン。
ジホは、困って妻だと口走ってしまいました。
こうなったら、サンウンも話を合わせるしかなく・・・。サンウンの話は、もう、嘘だなんて思えないほどにリアルで、演技も申し分なくて・・・。
上司夫婦は、すっかり信じ込みました。
ジホは自分が言い出したこととはいえ、話がとんでもない方向に広がるのを、ハラハラドキドキして聞くしかありませんでした。緊張のあまり、息も止まりそうです。
「あなたは扉が壊れているの。もう少し早く私が気づいていたら、対人関係の専門家である私が手助け出来たかと思います。」
と、サンウンが言いました。
独学している最中です・・・と、ジホ。
「独学じゃ無理ですよ。」
と、サンウン。
ジホは、契約の最終日まで出勤してもらえるかと、サンウンに聞きました。
映像の分析が残ってるし・・・と言いました。
「先日の事件で悩まされないよう、僕が解決します。」
サンウン、了解しました。その間、誰からも愛される秘訣をお教えします・・・とサンウンは言いました。
一方、グァンナムは、最近家族と別れて海外に行くことに躊躇を覚えていました。
自棄に昔の事が思いだされ、懐かしく、切なくなっているのです。
祖父の法事のため、久しぶりに実家に帰ったグァンナム。
以前とは違ってテキパキと手伝うグァンナムの姿を見て、姉たちは喜びました。
しかし、離婚したサンウンの事や、再婚を勧められてしまったことから、また口喧嘩となってしまいました。
激怒したグァンナムは、外国に行って二度と現れないと言い放っちゃった。
ところで、ユ・ミホが案内している海外の企業人は、建築家でした。
カン・ソンジンの指示通りに、建築家を接待し、カンジングループの計画に加わらせるというのが、彼女の役目でした。
昔馴染みのユ・ミホの誘いで来韓した建築家は、カンジングループと契約を交わしました。
しかし、そのやり方に疑念を抱いた建築家は別の会社に乗り換えようとしています。
そして、ユ・ミホも、ソンジンはいつでも自分を切る準備が出来ている事を察していました。
ジホが内緒で結婚していたと言う事を、上司は周囲に話してしまいましてね。まぁ、普通考えたらお悦びって事ですから、隠しませんよね。
で、ジホに断りもなく、家に部下たちを招待する手配をしちゃった。
部下たちは、勝手に盛り上がりまくりです。
ジホ・・・悩みました。
海外に行こうとしているサンウンに頼むのは虫が良すぎるし、迷惑だとジホは思いました。
昔の顧客からサンウンに連絡が入りました。
母親が死んだと言う連絡でした。
その男性は、母親への反発から、結婚する気は全く無かったのですが、母親を黙らせるためにサンウンに“仕事”を依頼したのです。
離婚すると母親に告げた時、母親はサンウンにコップの水を浴びせました。
男性は激怒し、母親とその時を境に縁を切ったのです。
突然、危篤だと連絡を受け、最期をみとったと男性は言いました。
最期の言葉は、“恥ずかしくて離婚したと言えない。嫁のいない喪主を見て人様にどう思われるか”でした。
これが最後の親孝行です・・・と男性は言いました。
男性の気持ちを汲んで、サンウンは臨時の役目を引き受けたのです。そして、妻の役目を果たしました。
事情を知ってる男性の妹から、亡き母親の手紙を渡されたサンウン。
手紙は、帰りに男性に渡しました。
母親は自分の過ちをちゃんと分かっていました。謝りたいのに、謝る機会を失ってしまったと書かれていました。そのうえで、もう一度チャンスを貰えないかと、サンウンに頼んでいたのです。
男性は泣きました。
サンウンは、その日の報酬を香典として渡して帰りました。
ユ・ミホが逮捕されました。
カンジングループに対して詐欺行為を働いた罪です。
ソンジンの計画が破綻し、その責任を全てユ・ミホに擦り付けた格好になったってことですよね。
サンウンは、大きく動揺しました。
ジホが経緯を調べてくれ、サンウンは理解しました。カンジングループの内情をよく知っているようですから。
事件の中で、75億Wという巨額な資金の行方が分からなくなっていました。
ユ・ミホが横領したと言う疑いをかけられていると、ジホは言いました。
親しい間柄ですか?とジホが聞きました。
「いいえ。私を育てた女性です。私は彼女の人生の汚点なんです。」
サンウンは、75億Wを肩代わりしました。
お陰で、サンウンは財産のほとんどを失ってしまったのです。
海外移住の計画も消えてしまいました。
へジンの事務所に、写真が送りつけられてきました。
サンウンを助けて一緒にマンションに入るところを撮られたのです。
事務所の社長は頭を抱えました。
このニュースはすぐにマスコミの知るところとなり、マンションは記者たちに取り囲まれました。
へジンは、父からすぐに家に戻って来いと父親に命じられました。
見合いの話もあると。
でも、へジンにその気はありません。
ジホは、また上司から新しく入った部下の歓迎会を勝手にセッティングされてしまいました。
その日は、サンウンが来ることになっていました。
ジホは、サンウンに事情を連絡しました。
サンウンは、おずおずと言いました。
「ジホさんの家で一人で食事してもいいですか?」
ユ・ミホへの感情に混乱していたのです。財産を失ってしまいましたし・・・。
ところがです。
マンションにマスコミが殺到しているのを見たヘジンが、丁度やって来たサンウンを自分の結婚相手だと発表しちゃった。
両親を黙らせ、見合いを白紙に戻し、マスコミを抑える最善策だと考えたのです。
カメラの前に立ったへジンが、サングラスとスカーフで顔を隠したサンウンの手を取って、恋人だと発表する様子が生中継されました。
ジホは、それを歓迎会の店で見ちゃった
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