今村昌弘氏の著作。
シリーズ第2弾・・・と言いますが、第1弾を読んで無い私・・・
こりゃ、是非とも読まなくては
主人公は、大学のミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子。
前作で、ある機関の秘密に関わった2人は、その機関の元研究施設だったという場所を探し出しました。
それが、“魔眼の匣”と呼ばれる不思議な建物。
そこには、予言者と呼ばれる老女が住んでいました。
偶然、来合わせた者たちが、山深い場所に建つ“魔眼の匣”に閉じ込められてしまいます。外の世界とをつなぐ、唯一の吊り橋が焼け落ちてしまったからです。
そんな時、老女がまた予言をするのです。
「あと2日のうちに、男2人、女2人の計4人が死ぬ。」
最初は信じなかった者たちですが、初日に男性が死んだことから、俄然、予言を信じるようになっていくのです。
人々は動揺し、お互いに疑心暗鬼となっていきます。
そして、次々に予言通りになっていくのです。
細かいストーリーですが、分かりやすく理解しやすい内容です。
ラスト、思いもよらない締めとなりました。
次のシリーズが楽しみになりました。
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