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サンが元嬪の元を訪ねる夜、よりによってドギムが夜勤の当番でした。
流石に複雑な思いを抱いたドギムですが、宮女の立場を必死に自分に言い聞かせました。
そして、サンの部屋の前で待機しました。
うたた寝してしまったドギム。ふと気づくと、サンが戻って来て自分に肩を貸してくれていました。
王であることの良い所は、行きたいところに行けることだとサンは言いました。
サンは元嬪の元で朝まで過ごす予定になっていたのですが、深夜、戻って来たのです。
サンは、ドギムが夜勤だと言う事を知っていました。ドギムの事を考えると、とても朝までなんて、居られなかったのでしょう。
当時、王妃や側室の床入りの日は、観象監の役人が吉日を選んでいました。
元嬪の床入りの日は本来決められていたのより、早められていたことが判明しました。
サンは、それを知り、前夜は元嬪のところには行かず、観象監に向かい、官吏の半分を罷免したのです。
と言うのは、日にちを早めたのは、ドンノから賄賂をもらっていたからだと言う事も分かったからでした。
しかし、ドンノはお咎めなしで終わりました。
この事は、ドンノをますます付け上がらせてしまいました。
自分は王に気に入られていると思ったからです。
カン・テホが忠告しましたが、ドンノは気にも留めませんでした。
しかし、ドンノも馬鹿ではありません。
サンが最側近である自分に政策について話していない事があると気付いていました。
カン・テホですら聞かされている事を、自分は知りませんでした。
それが不安でした。
元嬪は入内以来、体調を崩していました。
肉体的にと言うよりは、精神的に病んでしまったようです。
元嬪は、兄ドンノのやり方が強引過ぎると感じていたようです。このままでは、兄はサンの信頼を失ってしまうのではないかと思ったようです。
ドギムを呼んで、確認しました。
ドギムが大丈夫だと話しましたが、元嬪は心配でした。
自分は側室として兄の役に立たないと感じたからです。これまでの恩を考えると、兄のために役に立ちたいと心から願っているのに・・・。
哀れに感じたドギムは、サンに、元嬪の支えにあってあげてほしいと言いました。
しかし、その言葉は、サンを激怒させました。
何故余を他の女人の元に送ると、サン。余の心などどうでも良いのか
・・・と。
「お前は命がけで余を救おうとした。そんな女人を愛さずにいられようか。」
サンはこれまで何度もドギムの気持ちを考えて来ました。
そして、ドギムも自分と同じように想ってくれていると言う結論に達していました。
「違うなら今すぐ否定せよ。」
そう言って、サンはドギムの手を取りました。
本当に真っ直ぐで純粋な想いをぶつけたのです。
私・・・私は、王様の女人になることを望みません・・・とドギムは手を引きました。
一度も望んだ事はないと。
真っ直ぐにサンを見つめて言うドギム。
正直な気持ちだったでしょう。でも、それだけではない想いもあったように見えます。
ギョンヒたちにあった時、ふっと涙がこぼれてしまいましたから。
サンはショックでした。
いつも傍にいたのは、自分を待ってくれているからだと思ったが、単に持ち場だったということだ・・・と思いました。
自分の独りよがりだったと思いました
ソ尚宮に問いかけました。
王である自分は、欲しいものを無理やり差し出させることも出来るわけで。そうすべきなのか?・・・と。
ソ尚宮は言いました。自分は王様に指図する立場ではないと。
「でも、私は王様を幼き頃から存じております。王様はさような殿方ではありません。さような王様でもありません。」
元嬪が亡くなりました。
あまりにも早い死でした。
ドンノは衝撃のあまり、パニックを起こしてしまいました。
常に冷静沈着な姿を見せて来たドンノのそんな姿を見て、サンは衝撃を受けました。
混乱したドンノは、あまりにも突然の妹の死は、何者かによる殺人に違いないと考えました。
ある日、ドギムはギョンヒと会う約束をしました。
下働きの者から、ギョンヒの手紙を受け取り、その場所で待ち続けたのですが、結局ギョンヒは現れず。
その時から、ギョンヒが王宮内から姿を消してしまったのです。
ソ尚宮に相談すると、なんと、同様に姿を消した宮女が数名いると分かりました。皆、王妃に仕える宮女です。
同じころ、サンは2人の妹たちの夫たちから、広寒宮の残党についての報告を受けていました。
なんと、チョ尚宮が握っていた情報と人脈、資金は、今、ドンノが握っていると言うのです。
他にも、賄賂を受け取って官職を売っていると言う話もありました。
サンが、広寒宮の一党を一掃するようドンノに命じていたにもかかわらず・・・です。
皆、サンがドンノに甘いと考えていました。
厳しい裁きを求めようとしましたが、この時点でサンは何も言いませんでした。
サンは、ドンノに失踪した宮女を探すよう命じました。
大妃はドギムを気に入っていました。
才は勿論、欲のない所も気に入っているようです。
単に宮女と言うより、友達のような妹のような気持ちのようです。
だから、自分の傍に仕えさせたいと思っているのですが、ドギムはこれまでと同様、辞退し続けています。
ある時、ドギムは池に匂い袋が浮いているのを見つけました。
ギョンヒのモノかと思い、慌てて池に飛び込みました。
そこに突然サンが
サンは、ドギムが池に飛び込んだのを見て、死のうとしたのでは?・・・と誤解し、血相変えてドギムの腕を掴んだのです。
ドギムが泣きながら事情を説明し、納得したのですが、サンはドギムの事が心配になって来ました。
宮女が失踪している時ですし。
だから、ソ尚宮にドギムの事を見張れと命じました。
理由を聞いたソ尚宮に、サンは言いました。
「ドギムが何と思おうと良い。ただ無事ならば。」
ソ尚宮は、サンの真剣な想いを、改めて知りました。
サンは、ドンノの裏切りの証拠を見つけました。
燃やせと命じていた広寒宮のアジトが、そのまま残されていたのを見つけたのです。
おまけに、そのアジトに失踪した宮女たちが囚われているのも目撃。
もう見逃せないとサンは腹をくくりました。
サンは、ドンノを呼びました。
ドンノは自分だけがサンの相談に乗れると意気込んでやって来ました。
サンは、奴婢の解放についてどう思うかとドンノに聞きました。
ドンノは、奴婢は何の価値もない者だと言い切りました。心を砕くべき相手は、奴婢の主人だと。
力がなく、役に立たない者は切り捨てよと言う意味か?と、サン。
サンは確認できました。自分とドンノとは相容れない考えの持ち主だと。
ドギムたちもギョンヒの行方を追っていました。
そこで、とうとう事実を突き止めたのです。
ドンノは中宮が妹を毒で殺したと仕立てようとしたのです。だから、中宮殿の宮女に毒を隠すよう命じたのでしょう。
が、誰も指示に従ってくれず、秘密を守るために宮女たちを拉致したというのが事実でした。
ドギムは広寒宮のアジトだと思いました。
だから、一人で乗り込もうと考えました。
しかし、万が一自分が戻らなければ、大妃に助けを求めるよう、ボギョンとヨンヒに言いました。
ボギョンとヨンヒは、サンに話す方が良いのではと言いましたが、ドギムは否定。
サンがドンノと宮女を天秤にかけて、ドンノを選ぶかもしれないと思ったのです。
王であるサンを、心から信用することが出来なかったということです。
ところが、あっけなく見つかっちゃうんですよ、ドギム。
悪事に加担させられそうになった時、サンたちが乗り込んで、一網打尽。
一件落着です。
ドンノはここに至っても、まだサンは自分を助けてくれると高をくくっていたようです。
どんなに非難されようと、サンさえ信じてくれれば・・・と思っていました。
「誰しも失態はします。」
しかし、サンは冷たく言いました。
今回の事は、失態ではない、と。過ちであると知っていながら、事を起こした、何をしても許されると思ってな・・・と。
サンはずっと昔から、いつかドンノは朝廷や国を脅かす筈だと思っていたようです。だから、時が来たら、排除しなくてはならないと考えて来たのです。
その時が訪れたと悟っても、サンは何度も決断を先延ばしにして来ました。そのせいで、今回の一件が起こってしまったとサンは罪悪感を感じていました。
「お前を生かすと思うか?」
と、サンが憎しみを込めて言いました。
「私を殺すために、これまで私を許して来たのですか?」
と、ドンノは呆然として言いました。
次の瞬間、ドンノは必死に命乞いを始めました。
自分の過ちにまだ気づいていないのです。
しかしもうどうしようもありませんでした。サンの心は決まっていたのですから。
いつか、腹心になってくれるかもしれないと言う期待を持っていたのかもしれません。が、ドンノ自身がその期待を打ち砕き続けて来たのです。
ドンノはずっと自分はサンの腹心だと信じ切っていました。
それを否定された今、もう生きる意味が無くなったと思いました。
妹ではなく、サンこそが自分の生きる目的で希望だったんだと分かりました。
「死罪にしてください。」
ドンノが言いました。
この時、カン・テホが跪いてドンノの命乞いをしました。
誰かがドンノの命乞いをしてくれるのをサンは望んでいると、カン・テホは感じたのです。
結局、表向き、ドンノは辞職を願い出たと言う形をとり、王宮を出て行きました。
サンがアジトに現れたのは、ドギムの行動を逐一監視させていたことで、危険だと察知したからでした。
ボギョンたちは結局大妃の元には行っていませんでした。
サンはドギムを呼び、大妃を巻き込もうとしたことを怒りました。
ドンノは自分の指揮下にあるからどうとでもなるが、大妃は違うわけで。
大妃は、朝鮮で王に立ち向かえる唯一の人間です。
全てを知り、全てを計算して事を起こしていたサンの計画を潰しかねないドギムのやり方に腹が立ったのです。
しかし、ドギムは友を救いたい、誰も犠牲にしたくない一心だったわけです。
宮女と言う立場の弱い人間ではあるけど、ドギムは一個の人間として思いのままに生きて行きたいと思っています。
言い合いになってしまった二人。
サンは、改めて自分の想いをドギムに告げました。
しかし、ドギムは、自分は違うと言い放ってしまいました。一度もサンを想った事は無いし、これからも思う事は無いだろうと。
そのまま背を向けたドギムを、サンが引き留め、kiss
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