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サンは、側室に・・・と言った時の、ドギムの戸惑う表情を思い浮かべました。
あれは、どう言う意味だったのか・・・と。
で、カン・テホに女性の気持ちについて質問したのですが、まぁねぇ、今まではあまり頼りにはならなかったですよね
でも、今回は、ちょいとためになる話をしました。
女性には強くたくましい姿を見せるのではなく、弱いフリや哀れなフリをするのが良いと助言したのです。
同情心を煽れと。
サンは即位した後も、命を狙われていました。
ある夜も、突然賊が押し入って来たのです。
広寒宮のウォレたちでした。まだまだ残党がいたのです。
幸い、難は逃れることが出来ました。
賊が逃走中だということで、宮女たちにも捜索が命じられました。
ドギムはウォレと一緒に見回りました。
途中、怪しい気配を感じましたが、ウォレに止められ、詳しく調べることは出来ませんでした。
が、直後にウォレはドンノの命で捕らえられたのです。
その時、ドギムは察しました。さっき捜索を止めさせたのは、ウォレが自分を守るためだったに違いないと。
牢にいるウォレを訪ねたドギム。
最後に、ウォレの乱れた髪を整えてあげました。
じゃぁね・・・とウォレが言いました。泣きながら・・・。
サンは浮かない顔のドギムに、賭けを提案しました。
負けた者は勝った者の願いを一つ聞くと言う約束で。
方法は、ドギムのやり方で良いと鷹揚なところを見せたサン。
ドギムは、水切りを提案。
得意なんです、ドギム。
サンはわざと負けてあげました。ドギムの願いをかなえてあげたかったのです。
ドギムの願いとは、出宮したボギョンを再び王宮に呼び戻してほしいと言う事でした。
ボギョンは、英祖付きの宮女だったんです。英祖が亡くなってしまったため、仕えていた者たちは皆王宮を出なくてはいけなかったのです。
ボギョンは叔母の食堂を手伝っていました。
元気で楽しそうに見えましたが、宮女の姿とはかけ離れたもので。ドギムたちは可哀想に思えたのでしょう。
ちなみに、サンの願いは、先だっての側室の一件の返事を聞かせてほしいと言う事でした。
自分の想いより、ドギムの気持ちを優先してあげたってことです。
ドギムは、サンの思いやりに感謝しました。
サンを狙った賊の捜査は続いていました。
意見を求められたドギムは、ボギョンのことで少々浮かれていました。だから、つい、失言をしてしまったのです。
賊をどうすべきかと聞かれ、ドギムは根絶やしにした方が良いと言ったのです。
ところが、一味に、サンの異母弟が含まれていたことが判明。
サンに、実の弟を殺すよう勧めてしまったと言う事なのです。
ドギムはこの時、迂闊な物言いは、どれほど無責任なことかと痛感しました。
息が詰まりそうだと思いました。
結局、ドンノたち重臣の意見もあり、刑は迅速に進められました。
前左議政もその一人でした。
ファワン翁主の養子フギョムも・・・。
サンは冷たくファワン翁主にフギョムの死を告げました。
ファワン翁主の代わりにに死んだと。
王として冷徹にならねばならないサン。英祖の教えでもありました。
異母弟の処刑が行われた夜、サンは珍しく泥酔しました。
ドギムは、サンの気持ちを考えると、辛くて可哀想でなりませんでした。
サンはこういうときほどドギムの癒しが必要だと感じていたのでしょうね。
しかし、ドギムが自分を避けている気がしていました。弟を殺すような王として恐れているのか、或いは、返事を急かされそうで嫌なのか・・・と。
ドギムは決してサンを避けているわけではありませんでした。
それどころか、即位して以来、サンが心穏やかに見えた日が無いと心配していました。そんなサンに自分は何もしてあげられないと、無力さも感じていたのです。
今回の謀反で処罰されたのは、大妃となった前王妃の兄やサン母の身内も含まれていました。
命だけは助けられた背景には、サンの大妃への恩があったようです。
しかし、流罪になったことで、大妃はサンを恨んでいました。
サン母の身内は、大妃の口添えで助かったようです。
だから、大妃がサンの側室選びを・・・と言いだした時、サン母は反対することは出来ませんでした。
大妃は、側室選びに関しては、自分がすると、サンの意見は受け入れませんでした。
有力な候補がいました。ドンノの妹です。
ドンノの妹が有力な側室候補だと言う事は、重臣たちの間にあっという間に広まりました。
そうなると、ドンノにおべっかを使う者たちが現れます。
処世術と言えばそうかもしれませんが、なんか、嫌ですよね。
サンは、大妃が決めることだから、口出しは勿論、話題にも出すなと重臣たちに命じました。
サン母は息子のドギムへの想いに気づいていました。
実は、ドンノがサン母に妹を紹介した時、その日の内に、サン母はドギムを呼んでいました。
サン母は、ドギムに側室になってサンを支えてほしいと頼んだのです。
しかし、ドギムはその気は無いときっぱりと断りました。
サン母は、それでドギムを諦めたわけではありませんでした。サンがどうしてもと言うなら、ドギムを説き伏せるつもりだったようです。
ドギムを好きではあるけど、この世で一番大切なのは、息子のサンだから。
サンはドギムを呼んで確認しました。側室を断ったのは本当かと。
ドギムはそうだと答えました。
サンは、ドギムが自分に直接返事をしなかったことで気分を害していました。
理由を聞きました。
「私のものが消え去ります。」
と、ドギムは言いました。
「側室になれば、全てを王様に捧げなくてはなりません。人は皆同じで、捧げた相手の全てが欲しくなります。ですが、王様は人に捧げる事が出来ません。王様にとっては女人が1人増えるだけですが、私は人生の全てが揺らぎ二度と元には戻れません。己を失いそうで怖いのです。」
サンの目を真っ直ぐに見て、ドギムは言いました。
この件は保留に・・・とサンは言いました。忘れるわけではないと。
なるほど・・・。宮女と言っても、一人の人間、一人の女性です。それを、ドギムは珍しく認識している女性なんですね。
ドンノの妹が正式に側室となり、元嬪となりました。
これでドンノは王室の親戚となりました。
その時既に昇進し都承旨となっていたドンノ。
強大な権力を手にしたことになりました。
元嬪は、以前からドギムと顔見知りでした。
ドンノも、ドギムのことを良い人で信頼できると話していたようで、元嬪は再会できたことをとても喜びました。
ドギムは複雑な思いを感じていたようです。
が、宮女としての仕事だけを考えようと、自分を戒めました。
自分は宮女に過ぎないんだ・・・と自分に言い聞かせました。