前回の記事は、こちらから。
オ・テソクの一味が、トンイをチャン妃の身代わりに仕立てようと彼女をさらおうとしました。
でも、危ない瞬間に王様が例のように両班の恰好をして通りがかり、無事救出。一味も、役所に突き出したようです。でも、それが王様の側近の、ま、いわばSPでしたから、ユン達は、そこに王様が関わっているのか?・・・と疑惑を持ちました。
トンイの働きで、チャン妃は無実を証明する事が出来ました。
それで、チャン妃は、トンイに格別な信頼を置くようになったのです。
そして、トンイに褒美を・・・と、王様に働きかけます。そして、王様もまた中殿に話を持って行きました。
それは、トンイを賤婢の身分から格上げし、監察宮女とする・・・と言う事です。勿論、前例のない事に、トンイは戸惑います。
何より、監察院の宮女達は、憤るのです。
身分の低いトンイが、自分達のお株を奪うような活躍をした挙句、自分達と同僚になるわけですから。
監察院の最高尚宮は、それに抗議して、中殿に会いに行きます。命令を取り消してほしい・・・と。
でも、中殿は、王様からトンイとの出会いとかを聞いていたんですね。そして、彼女の優秀さも。ただ、ひっかかるのは、トンイがチャン妃と親しいということなんです。
中殿の許可が出てると言う事は、もう、それに従うしかないわけです。
渋々ながら、監察院の女官たちは従いました。
でもね、その裏で、画策してたんです。
トンイが、まだ教育も受けてないのに、試験を受けさせたんですよ。それに落第したら、内人の資格をはく奪され、宮中から去らなきゃいけない規則があるんですってよ。
何も知らないトンイは、試験に臨みます。
でも試験の場で、不合格ならば出て行かなくてはいけないという規則を知るんです。
おまけに、試験に使われている教材が、トンイが全く知らないモノだと言う事も。
で、つづく・・・ですよ。
ここになって、チャン妃の兄が登場。何やら素行不良な雰囲気。
でも、それは上辺だけで、内実は、チャン妃と同じくお利口さんのような感じです。
また、チョンスは、トンイの元の職場である楽師の家に間借りすることになりました。これは、本当に偶然の様です。
それに、チャン妃の兄は、都に戻るなり騒動を起こしてまして、その楽師の家に逃げ込んできた事で、楽師ともチョンスとも知り合いになります。
その時、追っかけて来たヤカラをチョンスが追っ払ったので、チョンスの武道の腕前も知ります。
だから、チャン妃兄は、チョンスが単なる町人ではないんじゃないか?・・・と思う様になりましたよ。
チャン妃兄は、捕盗庁に配属になり、ヨンギの部下となります。
相変わらず、ちゃらちゃらした雰囲気を見せていますが・・・。
で、仕事中に、チョンスが何やら書類を調べているのを目撃。チョンスの武芸の腕を知ってますから、彼の正体に一層興味を持ったようです。
王様としては、トンイが宮中に入るのは、ちょっと寂しく思っています。自分の正体が王である事を知られる可能性が高いので、そうなると、トンイと普通の男としての付き合いが出来なくなると言うのが寂しいようです。