前回の記事は、こちらから。
トンイが奏でる曲を、王様が耳にして、その演奏者を探し出そうとしています。心に響いたようですね。
でも、無断でのトンイが楽器に触っていたわけですから、名乗り出る事は出来ません。上司のアジョッシーも、トンイの仕業だと知ってますが、自分の首が飛ぶと思ってるので、こちらも知らないふりを決め込んでます。
トンイは、気が利いて頭もよいので、楽団の皆に重宝がられてます。中でも、一人の楽師と仲が良いんですけど、この二人、結構おとぼけコンビで、面白いです。
当時、チャン・ヒビンが再入宮するか否かで反対派の大后派と賛成派でもめてまして。
結局、王様がべたぼれのチャン妃は再入宮。
その当日、王様の息子の誕生日を祝う式典が行われていました。その宴にチャン妃は招待されていません。でも、王様は、彼女に気を使って、別の楽団をチャン妃の部屋に向かわせ、そこで演奏させようという細やかな心遣いを示しました。
ところが、宴の楽団も、チャン妃の元に行った楽団も、その音が乱れて、演奏不可能な事に
“音変”とかいう世の中が乱れ国が滅びるとか言う不吉な現象だと言い伝えられていた事の様です。
この話は、すぐさま民衆にも伝わりました。
それによって、民衆は不安になり、一気に世の中が乱れ始めました。人々が買い占めようと殺到したため、お米の値段が上がりましてね。
その原因が全てチャン妃の入宮にあると言われたのです。
これは、大后一派が企んだ事でした。
トンイは、6年前の両班殺害事件の時の手掛かりである手の仕草をしていた女官を探そうとしています。
そして、とうとう、チャン妃がその女官じゃないかと言うところまで来ました。
それを確かめようとしていたら、偶然チャン妃と大后との争いに巻き込まれてしまうんです。
前述した音変を仕組んだのが大后一派で、そのカギを握る楽団の一人が殺されてしまいます。チャン妃の周辺をうろついていたトンイが捕まっちゃって、閉じ込められた小屋でその死体を発見。どうにか逃げ出したものの、両派にとってみれば、トンイは正体の知れない、謎の女の子ってことになってしまいました。
一度食いついたらなかなか放さないと言われてるトンイですから、その謎を自分で調べ始めました。
王様も、なかなか進展しない調査に業を煮やして自分の手で何かを掴めないかと、両班に変装して街中に出ました。
そこで、これまた偶然トンイと出会うんです。
走った事も無い、塀を乗り越えた事も無い、戦闘の実践の経験も無いという何とも頼りない両班だと思いながらも、その両班と、一緒に自分を捕らえた一味を追うトンイ。
そして、一味のアジトを発見。
そこで証拠の品となりそうな岩塩の塊を手に入れたんですが、とうとう一味に見つかっちゃいました
「お前達が刀を向けている世を誰だと思うのだ。」
な~んて、王様は言うのですが、一味とすれば、振り上げた刀が震えてるし、まさかこんなところに王様が居るはずないって思いますわなぁ。
へらへら笑われちゃって、追い詰められてます
そこでつづく・・・。
なんですが、王様はトンイの張り込み先に戻る前に、自分の命令を伝える証拠の品を、ヨンギの元に届けさせてましたよ。
ヨンギは、いまだにトンイを探してる様子ですね。
王様も、ヨンギの父の事をよく知ってる様子で、この件の捜査に優れた助言をしているヨンギに注目してるようですからね。
チ・ジニ氏扮する王様が、結構朗らかでイマドキ風なんで、あんまり重々しくなくてよいですね。
トンイとの台詞のやりとりも面白いし
小さいころから機転が利いてたトンイは、成長してからも活発で一生懸命で好感が持てます。