前回の記事は、こちらから。
チソンくんになって、俄然面白さが急上昇
いえ、これまでも充分面白かったのですが、単に、わたくしまぎぃの気持ちの持ち方だけです
神女のヘレをさらったのは、ソク・タレ=イ・ピルモ氏でした。彼は、テガンの元を離れたと見せかけて、イビガとチョンギョンビに近づいてますが、変わらずテガンとも連絡をとってるし、あちこちの周辺国に密偵を送り込んでるようだし、怪しい事この上ないですね。
だけど、スロとは一番心を許せる間柄のようです。
タレは、ヘレから、神のお告げが示した人物を聞き出そうとしているのです。
神女であるにもかかわらず、ドゥクソンと恋仲になっているということを脅迫材料としてね。
でも、ヘレはまだしらを切ってます。結構頑張ってます。すぐ、それがスロだと吐いちゃうのかと思いましたよ。
お告げが出て、18年も経ってると言う事までは突き止めたようで。(・・・ってぇことは、スロは現在18歳なのね?チソンくん、ちょいと苦しい・・・
イジンアシはそれより若いってことは、コ・ジュウォン氏、もっと苦しい・・・
)
お告げを公表していなかったって事を“許されざる事”として、テガンは問題にするつもりのようです。
スロとアヒョは、あっという間にそういう仲になってましたねぇ
ところで、アヒョは、サロ国のお姫様のようです。商団の主人である彼女の叔母も、サロ国の初代王の娘とか。
製鉄技術に優れ、地理的にも恵まれたクヤ国に於いて、何やら偵察中ってとこですか。
でもね、アヒョはすっかりスロに夢中
イジンアシの気持ちを知ってるけれど、そちらはイビガにとりいる為に、上手く利用しているだけのようです。
イジンアシは、母からファンオクとの縁談を告げられ、アヒョへの気持ちはそのままに、ファンオクへ求婚しようとします。靴を送るんですね、そういう時は。
でも、その意味を知らされたファンオクは、丁重に断りました。
「あなたは素晴らしい方です。私には勿体ないくらい。それでも、あなたと結婚する気はありません。」
撃沈です、イジンアシ・・・
ファンオクは、ちらっと見かけただけのスロに、気持ちを動かされたようです。
スロも、街で浮浪者に囲まれても、嫌な顔せずに応対している彼女を見かけ、見つめていました。その後、ファンオクが弾く琵琶の音色に惹かれて、近づいてましたよ。
スロ、おいおい・・・、気が多いよ
まぁ今のところ、アヒョにしか気持ちは向いてないみたいですけど、あんな姿を見れば、女性はすっかり勘違いしちゃいますよ。特に相手が、自分の気になってる人だと・・・。(チソンくんだし
)
ところで、イビガは、3年ぶりに競工を行う事を発表します。クヤ国一の剣と武者を選ぶものです。
イジンアシは、イビガの後継者、そして、いずれはクヤ国の王ともなろうとしていますから、勿論、剣の制作に励みます。
スロは、アヒョから勧められても参加しようとは言わなかったのですが、イジンアシから父親の事を持ち出され、なじられたことにより、俄然、その気に
突然、剣を作り始めるのです。
それまでの“街のならず者”は終わりましたね。
とうとう王への道を歩み始めるんですね~っ
亡き父との約束、≪錆びず、曲がらず、折れない剣をつくる≫こと。
それを目指し、昼夜を問わず作業するスロ。
その姿に、母はやっと安堵するのです。
そして、競工当日。
イジンアシの剣は、誰よりも優れていました。
勝ち残ったイジンアシを、後継者として認めるかとイビガが民衆に問うた時、スロが
「異議あり
」
と、登場
チョンギョンビの神経質な怒りの声に対して、他の部族長からの、スロにも参加資格はある・・・との言葉。
イジンアシとの一騎打ちです
スロが登場した時の、アヒョとファンオクの嬉しそうな顔。それに、スロ母の満足げな表情。友人達の驚きの顔。
いやいや、こちらも嬉しいです。わくわくします