ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

第12回山行μ 1/3―――なかなか白岳には到達せず! 矢嶽神社でやっと昼食

2015年02月12日 | ハイキング/山行μや山行χ

2015/1/5  竜峰山はK君に合わせて計画した山行でしたから、Mちゃんには少し物足りなかったかもしれません。先に進んでは立ち止まって、後続を待つような状況でしたから。

ですから、今度はMちゃんに合わせた山行を計画したわけです。まあ実際は、僕が熊本にいる間に2回登山ができる口実にしているだけなんでしょうが。

これまでの熊本での登山はガイドブック『熊本県の山』(山と渓谷社)をベースに探して決めていたのですが、いろいろと調べていくうちに、天草方面への熊本市交通センター始発のあまくさ号という快速バスがあることが分かりました。しかも、なんと! 凄いことに熊本の家のすぐ近くのバス停からも乗車できることが分かったのです。


▲近くのバス停を8:23に出発し、宇土を通って、宇土半島の北側を進んでいきます。しばらくは右手に島原湾が見えています。8:56ころ。


▲車掌さんがバスカードの購入をすすめてくれました。1000円で1100円分使えるカードを1枚と3000円で3300円使えるカード2枚です。これで3人分の往復のバス賃がほぼまかなえます。9:15ころ。

松島のバス停に9:46到着。今度は地元の路線バスに乗り換えます。何行きバスだったかは忘れましたけれど、10時ころの発車だったと思います。
乗っていて気付いたのですが、今日登る予定の山は天草諸島の中の上島なんですが、その島の北に広がる島原湾の海岸をバスが通るのです。登る山は島原湾とは反対側の八代海側にあるのですから、やたらと遠回りしています。
松島からタクシーに乗った方が便利だと感じました。そうすると、松島からの路線バスの時間も気にしなくて済みますから。


▲二弁当峠という変な名前のバス停で下車します。二弁当は「のべっとう」とか「にべっと」とか読むのだそうです。地名の由来があるはずですが、調べても分かりませんでした。10:21ころ。


▲バス停のすぐ先には二弁当トンネルもあります。白岳は右方向との矢印があったので向かっていますが、方角が違っているので僕自身はちょっと戸惑っています。この後すぐに分かるのですが、白岳はトンネルの上の尾根を左方向にあるのです。10:22ころ。


▲ここが登山口のようですね。九州自然歩道の、このあたりでは観海アルプスと呼びますが、解説板があったりします。10:28ころ。


▲出だしからこんな階段が続きます。歩き始めですから、まずはのんびりとスタートしました。10:39ころ。


▲なだらかで心地の良い尾根道が続きます。10:47ころ。


▲山道のど真ん中に「狸のため糞」がありました。10:58ころ。


▲急登をしばらく登ると、最初のピーク鹿見岳284.4mに着きました。11:06ころ。


▲枯葉の積もるトンネルのような山道。11:16ころ。


▲左下に見えていた道路と合流してしまいました。11:36ころ。


▲車道を歩いています。車道なので見晴らしがいいです。左に見えている山は次郎丸岳397mでしょう。中央は鋸岳だと思います。右が目指す白岳ですね。11:46ころ。


▲面白い看板だったので、皆さんにも見てもらいますね。それにしても、このカニ姫って上天草市姫浦まちづくり委員会オリジナルのキャラクターなんでしょうか? アニメには疎い僕ですから、まったく分かりません。ネットで調べると、このあたりではたくさん設置してある看板だそうです。11:53ころ。


▲車道が分かれていました。右の車道を行くと海へ降りてしまうようですね。11:53ころ。


▲左の車道に入るとすぐ右に山道の入り口がありました。道標の地名は白岳や蕗岳を超えて、牟田峠まで5.3kmと書かれています。11:56ころ。


▲白岳もだいぶん近づいてきました。12:00ころ。


▲Mちゃんは快調に歩いています。むしろS子の方が遅いくらい。「今日のコースも意外と長そう」とほんの少しですが思い始めています。12:03ころ。


▲白岳南面の矢岳神社周辺には多数の巨石遺跡が点在しているのだそうです。この岩もそのひとつで、巨石遺跡の要とも呼ぶべき「境石」です。古代海洋民族が祭祀に用いたものらしいです。僕のこの方面に関する知識はゼロですから、何とも言えませんが、不思議な巨石であることは確かですね。12:17ころ。


▲これが太陽石。岩の下方の丸い太陽が見えるでしょうか? 12:22ころ。


▲矢嶽神社の鳥居です。でも、まだまだ神社はずうっと奥にあるのです。Mちゃんは鳥居の上に石っころを載せようと、投げています。12:26ころ。


▲この鳥居が矢嶽神社すぐ前のものです。先ほどのよりも雰囲気があります。12:42ころ。


▲神社です。大きな岩がゴロゴロある山腹にへばりつくように建っています。なぜ、こんな場所に神社があったのでしょう? この付近に清らかな神泉が湧いているとか、男女山の神二対を合わせて祭っているとか、何やら不思議な文言が解説板には書かれていましたが、よく分かりません。12:54ころ。


▲神社横の岩の上でお昼です。ここまで頑張って歩いて来ましたから、3人とも腹ペコです。12:54ころ。


▲神社の前から鳥居までの参道はこんな様子。薄暗がりの中、一人で来るのは怖いような場所ですね。12:59ころ。

ここ矢嶽神社はもちろんだったのですが、巨石群遺跡のストーンサークルやドルメン、不動の滝や湿地帯、それに鋸岳へも登りたかったのです。しかし、もうこの時刻! 白岳への途中で寄ることのできるドルメンくらいしか無理でしょう。

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